こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、「婚活でやりがちなNG行動」について詳しく解説します。
婚活をしていると、
- 「お見合いはできるのに、なかなか交際につながらない」
- 「仮交際には進むけど、いつも途中で終了してしまう」
- 「何人と会っても、なかなか良い人に出会えない」
- 「自分なりに頑張っているのに、なぜか婚活が長期化している」
ということがあります。
もちろん、婚活がうまくいかない原因は一つではありません。
単純に相性が合わなかっただけのこともありますし、まだ自分に合う相手と出会えていないだけかもしれません。
ただ、たくさんの方の婚活を見ていると、本人はまったく悪気なくやっているけれど、それによって婚活が難しくなっている行動もあります。
しかも、こうした行動は自分ではなかなか気づけません。
今回は、婚活で特にやってしまいやすいNG行動を10個に絞って紹介します。
当てはまるものがあっても、落ち込む必要はありません。
気づけば変えられるものばかりです。
「なぜか婚活がうまくいかない」と感じている方は、自分の婚活を振り返りながら読んでみてください。

NG行動① 相手を「減点方式」で見てしまう
婚活が長期化している方に多いのが、相手を減点方式で見てしまうことです。
- 「写真より少し老けて見えた」
- 「話し方がちょっと気になった」
- 「服装が好みではなかった」
- 「LINEの文章が少し素っ気なかった」
- 「お店選びが微妙だった」
一つ一つは、確かに気になることかもしれません。
ただ、人には必ず何かしら気になる部分があります。
100点満点からスタートして、ここがマイナス5点。
ここもマイナス10点。
これも気になるからマイナス5点。
と減点していけば、ほとんどの人が不合格になります。
特にお見合いや仮交際初期は、まだ相手の一部分しか見えていません。
緊張していて普段より話せなかっただけかもしれません。
服装なら変わるかもしれません。
LINEは苦手だけど、会えばすごく楽しい人かもしれません。
もちろん、生理的に難しい、価値観が大きく違うなど、無理をして交際を続ける必要はありません。
ただ、
「結婚相手として本当に問題になることなのか」
「単純に自分の理想と少し違っただけなのか」
は分けて考えた方がいいです。
婚活では悪いところを探そうと思えば、いくらでも見つかります。
それよりも、「この人の良いところは何だろう?」という視点も持ってみてください。
減点だけではなく、加点もする。
これだけでも相手の見え方はかなり変わります。
NG行動② 初対面から結婚相手として完璧かどうかを判断する
結婚相談所では、最初から「結婚」を目的として出会います。
だからこそ、お見合いをしながら、「この人と結婚できるかな?」と考えるのは自然です。
ただ、初対面から結婚相手として完璧かどうかまで判断しようとすると、かなり難しくなります。
「この人と毎日一緒に暮らせるかな?」
「この人の家族とうまくやっていけるかな?」
「この人を好きになれるかな?」
「老後まで一緒にいられるかな?」
まだ1時間程度しか話していない相手です。
分からなくて当然です。
お見合いの段階で、「この人と結婚したい!」まで思う必要はありません。
まずは、
「もう一度会ってみたいか」
「もう少し話してみたいか」
くらいで考えてみてください。
結婚相談所の仮交際は、その人と結婚することを決める段階ではありません。
相手を知るための期間です。
初対面で結論を出そうとしすぎると、本来なら2回、3回と会うことで良さが分かったかもしれない相手まで終了してしまいます。
婚活は、初対面の1時間ですべてを見抜くゲームではありません。
分からないなら、もう一度会って確かめる。
このくらいの余白を持っておくことも大切です。
NG行動③ 「好きになれないから」と早すぎる段階で終了する
仮交際になった方から、「いい人なんですけど、まだ好きではないんですよね」という相談をいただくことがあります。
もちろん、何度か会ってみても気持ちが動かないのであれば、無理に交際を続ける必要はありません。
ただ、まだお見合いと初デートくらいしかしていないのであれば、好きではなくても普通です。
結婚相談所での出会いは、学校や職場などで自然に始まる恋愛とは少し違います。
学校や職場なら、
何度も顔を合わせる。
雑談する。
一緒に何かをする。
少しずつ人柄を知る。
その中で、「なんかこの人いいな」と気持ちが動くことがあります。
一方、結婚相談所ではプロフィールを見て、お見合いをして、そこから関係を作っていきます。
まだほとんど知らない相手に対して、最初から強い恋愛感情が生まれないことは珍しくありません。
仮交際初期であれば、
「嫌ではない」
「話していて楽しかった」
「また会ってもいい」
「もう少し知りたい」
くらいでも十分です。
大切なのは、好きか嫌いかだけで判断しないことです。
「今はまだ好きではない」と、「この先も絶対に好きになれない」は違います。
早すぎる段階で恋愛感情を求めすぎると、関係が育つ前に自分から可能性を閉じてしまいます。
NG行動④ 相手からの好意を確認してから自分も動こうとする
婚活では、
「相手が自分を好きなら頑張りたいです」
「脈ありなら積極的にいきたいです」
「相手の気持ちが分からないので、自分からは動けません」
という方もいます。
気持ちは分かります。
自分から好意を出して、相手に断られるのは怖いですよね。
ただ、お互いが同じことを考えていたらどうなるでしょうか。
男性は、「女性から好意が感じられたら誘おう」
女性は、「男性が積極的に来てくれたら私も気持ちを出そう」
これでは何も起きません。
相手の好意を確認してから動くのではなく、自分が良いと思っているなら、自分からも少し好意を見せることが大切です。
別にいきなり、「好きです」と伝える必要はありません。
「今日楽しかったです」
「また行きたいです」
「次は○○に行ってみたいですね」
と伝える。
笑顔を増やす。
相手について質問する。
楽しそうにリアクションする。
次のデートを提案する。
これも全部、好意の表現です。
自分の頭の中で、「かなり良いと思っている」だけでは相手には伝わりません。
婚活では、気持ちそのものだけではなく、相手に伝わる行動にすることが大切です。
NG行動⑤ 質問ばかりして「面接」になっている

会話が苦手な方ほど、
「沈黙になったらどうしよう」
「何か質問しなければ」
と考えます。
その結果、
「仕事は何をされていますか?」
「休日は何をしていますか?」
「趣味は何ですか?」
「旅行は好きですか?」
「どんな食べ物が好きですか?」
と質問を続けてしまうことがあります。
質問すること自体は悪くありません。
むしろ、相手に興味を持って質問することは大切です。
問題なのは、
質問→回答→次の質問→回答→次の質問
となってしまうことです。
これでは会話というより面接です。
例えば相手が、
「休日はよくカフェに行きます」
と答えてくれたとします。
そこで、
「そうなんですね。じゃあ旅行は好きですか?」
と次の質問へ行くのではなく、
「カフェ好きなんですね!私もコーヒーが好きなのでよく行きます。最近行って良かったところありますか?」
と返す。
相手の話にリアクションして、自分のことも少し話して、そこからさらに聞いてみる。
リアクション。
自己開示。
質問。
この3つが入ると会話はかなり自然になります。
婚活で会話を盛り上げるために必要なのは、質問を大量に準備することではありません。
相手が話してくれた内容を拾って、そこから会話を広げていくことです。
NG行動⑥ 自分の話ばかりする

質問攻めとは反対に、自分ばかり話してしまう人もいます。
特に話すことが得意な人ほど注意が必要です。
仕事の話。
趣味の話。
学生時代の話。
旅行の話。
最近あった出来事。
相手が聞いてくれるので、どんどん話してしまう。
そしてお見合いが終わった後、「今日はかなり盛り上がりました!」と本人は思っている。
ところが相手からは、「ずっと自分の話をされていて、あまりこちらに興味がなさそうでした」という感想が返ってくることがあります。
これは婚活では意外とあります。
会話が盛り上がったかどうかは、自分がたくさん話せたかではありません。
相手も楽しく話せていたか。
相手のことを知ることができたか。
ここまで含めて考えてみてください。
婚活では、相手について知ることが大切です。
「この人について、自分はまだ何を知らないだろう?」と考えてみると、自然と相手への質問も出てきます。
最終的に結婚する相手であれば、好きなことだけではなく、考え方や価値観、苦手なこと、生活スタイルなど、いろいろなことを知っていくことになります。
自分を知ってもらうことと、相手を知ること。
どちらか一方にならないようにしましょう。
NG行動⑦ ネガティブな話・愚痴が多い
- 仕事が辛い。
- 上司が嫌い。
- 会社を辞めたい。
- 婚活で変な人に会った。
- 前の交際相手が最悪だった。
- 相談所への不満。
- 家族への不満。
もちろん、人間なので愚痴を言いたくなることはあります。
関係が深まれば、悩みや弱い部分を話すこともあるでしょう。
ただ、お見合いや仮交際初期では注意してください。
まだ関係性ができていない段階でネガティブな話が多いと、「この人と一緒にいると疲れそう」という印象になりやすいからです。
特に仕事は、お見合いやデートで話題にしやすいので注意が必要です。
「どんな仕事をしているのか」
「仕事のどんなところが好きなのか」
という話なら問題ありません。
でも、そこから、
「最近忙しすぎて最悪なんです」
「上司が本当に嫌いで」
「早く辞めたいんですよね」
と愚痴ばかりになると、デート自体の空気も重くなります。
婚活初期では、「この人とまた会いたい」と思ってもらうことが大切です。
何を話したかだけではなく、「一緒にいて楽しかった」「話しやすかった」という感情が相手に残ることも意識してみてください。
NG行動⑧ LINEの返信速度や文章だけで脈を判断する

婚活中はLINEが気になりやすいです。
「昨日より返信が遅いです」
「前は絵文字があったのに今日はありません」
「文章が短くなりました」
「質問が返ってきませんでした」
これだけで、「脈なしですよね?」と考えてしまう方もいます。
もちろん、明らかに連絡頻度が落ちているのであれば、気持ちが下がっている可能性はあります。
ただ、LINEだけで相手の気持ちをすべて判断するのはおすすめしません。
仕事が忙しい日もあります。
LINEがそもそも苦手な人もいます。
文章が短い人もいます。
交際初期から頻繁に連絡を取るタイプではない人もいます。
見るべきなのはLINEだけではありません。
実際に会ったときの態度。
次のデートが決まるか。
会うために時間を作ってくれるか。
自分の話を覚えてくれているか。
関係が少しずつ前に進んでいるか。
こうした行動も含めて見てください。
LINEは婚活におけるコミュニケーションの一つではありますが、LINEが交際そのものではありません。
一通の文章を何度も読み返して相手の心理を想像するより、実際の行動を見る方が分かることは多いです。
NG行動⑨ 相手を試す・駆け引きをする
相手の気持ちが分からなくなると、
「一度こっちからLINEするのをやめてみよう」
「わざと返信を遅らせてみよう」
「少し冷たくしたら追いかけてくれるかな」
「他にも会っている人がいることを匂わせよう」
といった行動をしてしまうことがあります。
いわゆる駆け引きです。
私は婚活では、こうした駆け引きを基本的におすすめしません。
なぜなら相手は、「自分に興味がなくなったのかな」と思ったら、そのまま気持ちが下がってしまう可能性があるからです。
結婚相談所であれば、他にもお見合いや仮交際をしている可能性があります。
わざと距離を取った結果、「脈がなさそうだから終了しよう」となってしまえば本末転倒です。
相手の気持ちを知りたいなら、相手を試すより、自分が素直に接した方がいいです。
楽しかったなら、「楽しかったです」
また会いたいなら、「また会いたいです」
相手のことをもっと知りたいなら、質問する。
婚活は、どちらが先に好意を見せたら負けというゲームではありません。
良いと思う相手には、素直に向き合う。
シンプルですが、その方が関係は進みやすいです。
NG行動⑩ まだ起きていないことをネガティブに決めつける
婚活では、不安になることがあります。
「返信が遅いから嫌われたと思います」
「次のデートがまだ決まっていないので終了されそうです」
「条件の良い人だから、自分なんて選ばれないと思います」
「今日は前回より会話が盛り上がらなかったので、もうダメだと思います」
こういうときに、一度考えてみてほしいことがあります。
それは、「それは事実なのか、自分の想像なのか」ということです。
例えば、LINEの返信が昨日より遅い。
これは事実です。
自分への気持ちが冷めた。
これは、相手から言われていないのであれば想像です。
次のデートの日程がまだ決まっていない。
これは事実です。
交際終了を考えている。
これは想像かもしれません。
この二つを混ぜないことが大切です。
さらに問題なのは、ネガティブな想像から行動まで変えてしまうことです。
「どうせ脈なしだから」と思って自分も返信を遅らせる。
「どうせ終了されるから」と思って急にそっけなくなる。
「自分なんて選ばれない」と思って、自分から会おうとしなくなる。
すると、本当はうまくいく可能性があった関係まで、自分から壊してしまうことがあります。
不安になること自体は悪いことではありません。
婚活をしていれば誰でも不安になることはあります。
大切なのは、不安になったときに、その感情のまま行動しないことです。
事実と想像を分ける。
分からないことは、分からないままにしておく。
必要ならカウンセラーに相談する。
ネガティブに考える癖が自分の婚活の弊害になっているのであれば、そこにはしっかり気づく必要があります。
婚活のNG行動は「悪気がない」からこそ気づきにくい

今回紹介したNG行動の多くは、性格が悪いからやっているわけではありません。
減点方式になってしまうのも、結婚相手だから失敗したくないという気持ちからかもしれません。
早い段階で好きかどうか判断してしまうのも、相手の時間を無駄にしたくないと思っているからかもしれません。
好意を確認してから動こうとするのも、傷つくのが怖いからかもしれません。
質問攻めになるのも、会話を盛り上げようと頑張っているからかもしれません。
LINEを気にしすぎるのも、それだけ相手を良いと思っているからかもしれません。
つまり、本人なりの理由があります。
ただ、「悪気がないこと」と「相手がどう感じるか」は別です。
自分としては、「相手に興味があるからたくさん質問した」
でも、相手からすると、「面接みたいで疲れた」かもしれません。
自分としては、「傷つきたくないから少し様子を見た」
でも、相手からすると、「自分には興味がなさそう」かもしれません。
婚活では、「自分はどういうつもりだったか」だけではなく、「相手からはどう見えていたか」という視点を持つことがかなり大切です。
同じところで婚活が止まるなら、行動を一つ変えてみる

婚活では、一度や二度うまくいかなかったからといって、すぐに自分に問題があると考える必要はありません。
相性もあります。
タイミングもあります。
ただ、
お見合いは組めるけれど毎回断られる。
仮交際にはなるけれど毎回1〜2回で終了する。
良いと思った人とは毎回うまくいかない。
同じようなことが何度も続いているのであれば、一度振り返ってみる価値はあります。
そのときに、「自分は婚活に向いていない」まで考える必要はありません。
例えば質問攻めになっているのであれば、次のお見合いでは自己開示を一つ増やしてみる。
アクションが薄いのであれば、いつもより笑顔や相づちを少し意識する。
好意を待ってしまうのであれば、自分から「また会いたいです」と伝えてみる。
LINEで不安になりやすいのであれば、文章ではなく相手の行動も見るようにする。
一気に全部変えなくてもいいです。
一つ変えるだけでも、相手が受ける印象は変わります。
婚活でうまくいかなかった経験は、「失敗した」で終わらせるより、「次はここを変えてみよう」に変えた方が意味があります。
結婚相談所で活動しているのであれば、自分だけで考えずカウンセラーにも聞いてみてください。
自分では普通だと思っていたことが、実は毎回同じところで交際終了になる原因だった、ということもあります。
逆に、自分では気にしていたことが、実はまったく問題ではなかったということもあります。
婚活では、自分を客観的に見ることが難しいからこそ、第三者の視点も上手に使っていきましょう。
まとめ|婚活がうまくいかないときは「相手」だけでなく「行動」も見直そう
今回は、婚活でやりがちなNG行動を10個紹介しました。
- 相手を減点方式で見てしまう
- 初対面から結婚相手として完璧か判断する
- 好きになれないと早すぎる段階で終了する
- 相手からの好意を確認してから動く
- 質問ばかりして面接になる
- 自分の話ばかりする
- ネガティブな話や愚痴が多い
- LINEだけで脈を判断する
- 相手を試したり駆け引きしたりする
- まだ起きていないことをネガティブに決めつける
どれも、本人には悪気がないことが多いです。
むしろ婚活を真剣に考えているからこそ、慎重になりすぎたり、不安になったり、相手の反応を気にしすぎたりすることもあります。
ただ、その結果として相手との関係がうまくいかなくなっているのであれば、行動は変えた方がいいです。
婚活で大切なのは、最初から完璧にできることではありません。
うまくいかなかったときに、「なぜだろう?」と振り返って、次の出会いで少し行動を変えてみることです。
そしてもう一つ大切なのが、自分の気持ちは、相手に伝わって初めて意味を持つということです。
「楽しいと思っていました」
「良い人だと思っていました」
「また会いたいと思っていました」
心の中でそう思っていても、無表情で、質問もせず、自分から誘わず、相手の好意を待っているだけでは伝わりません。
良いと思ったら、笑顔を見せる。
興味があれば、質問する。
楽しかったら、楽しかったと伝える。
また会いたいなら、その気持ちを行動にする。
婚活では、こうした小さな積み重ねが関係を作っていきます。
「なぜか婚活がうまくいかない」と感じているなら、相手や出会いの数だけを見るのではなく、自分が無意識にやっている行動にも一度目を向けてみてください。
少し行動を変えるだけで、今までとは違う結果につながることもあります。
