婚活の「高望み」はどこから?男女別の基準と条件を見直すポイント

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、婚活における「高望み」について詳しく解説します。

婚活をしていると、

「その条件は高望みじゃない?」
「もう少し条件を広げた方がいい」

と言われることがあります。

でも、

「年収500万円ってそんなに高望み?」
「5歳年下を希望したらダメなの?」
「好きな顔の人を選びたいのは普通では?」

と思いますよね。

結論からいうと、「年収○万円以上なら高望み」「○歳差なら高望み」と一律に決めることはできません。

同じ条件でも、その人の年齢や地域、その他の希望条件、そしてその条件に該当する相手から自分が選ばれる可能性によって婚活の難易度は変わるからです。

そして、高望みすること自体が悪いわけでもありません。
理想の相手を求めるのは自由です。

問題になるのは、希望条件によって対象者がかなり少なくなっているのに、それに気づかないまま、

「いい人がいない」
「普通の人すらいない」

となってしまうことです。

今回は、婚活の高望みはどこからなのか、男女それぞれが高望みになりやすい条件、そして希望条件をどう考えればいいのかを解説します。

知っておくと差が出る、成婚するコツとは。無料カウンセリングに遷移します。

そもそも婚活における「高望み」とは?

婚活で結婚相手に求める条件が高望みになっていないか考える男女

婚活でいう高望みとは、「自分が希望する相手と、実際にマッチングできる相手との間に大きな差がある状態」と考えると分かりやすいです。

例えば、「年収600万円以上の男性がいい」という希望だけなら、それだけで高望みとは言えません。

でもそこから、

  • 年齢は近い
  • 身長175cm以上
  • 大卒
  • 見た目もタイプ
  • 清潔感がある
  • 会話が上手
  • 土日休み
  • 転勤なし
  • 初婚
  • 穏やかな性格

まで加わると、対象者はかなり少なくなります。

しかも婚活では、その条件を満たす人を見つければ終わりではありません。

相手からも、「この人と結婚したい」と思ってもらう必要があります。

ここまで含めて考えるのが婚活です。

「条件を持つこと」と「高望み」は違う

婚活では、条件を持つこと自体は悪くありません。
むしろ結婚相手なので、条件があるのは当然です。

子どもが欲しいのか。

どこに住みたいのか。

共働きをするのか。

喫煙は大丈夫なのか。

宗教や家族との関係はどうなのか。

こういった結婚生活に直結する条件は、しっかり確認した方がいいでしょう。

問題なのは、「何のために必要なのか自分でもよく分からない条件」が増えていくことです。

「大卒がいい」
「身長170cm以上がいい」
「5歳以上年下がいい」

と条件を足していく。

一つひとつは普通に見えても、複数重なると婚活の難易度は上がっていきます。

条件は足し算で増える。でも対象者は掛け算で減る

婚活で高望みに気づきにくい理由の一つが、希望条件は一つずつ足しているだけなのに、対象者は掛け算のように減っていくことです。

例えば、

「年収500万円以上」

「35歳以下」

「身長170cm以上」

「大卒」

「見た目もタイプ」

「コミュニケーションも普通以上」

「土日休み」

と条件を足していく。

本人としては、「一つひとつは普通の条件」という感覚かもしれません。
でも婚活市場では、そのすべてを同時に満たす人だけが対象になります。

つまり、条件は足し算で増えていくのに、対象者は掛け算で減っていく。

ここはぜひ頭に入れておいてほしいです。

一つ条件を追加すると対象者が減る。
さらにもう一つ追加すると、また減る。

年齢、年収、身長、学歴、地域、見た目、性格、休日などを重ねていけば、「普通の条件しか求めていないつもりなのに、会いたい人がほとんどいない」という状態になりやすくなります。

大切なのは、一つひとつの条件が高いかどうかより、最終的に何個の条件を同時に求めているかです。

婚活は「自分が選ぶ」だけではなく、相手からも選ばれる

そして婚活では、もう一つ重要な視点があります。

それが、自分が求める相手から、自分も選ばれる必要があるということです。

例えば100人の男性がいて、その中で、「この人がいい」と思える男性が1人だけだったとします。
つまり、自分は100人に1人の男性を求めている状態です。

このとき、女性側の自分もその男性から見て、「選びたい1人」に入る必要があります。

その男性にも他の女性から申し込みが入るかもしれません。

相手も、

年齢。

容姿。

性格。

仕事。

会話。

価値観。

一緒にいて楽しいか。

結婚相手として魅力を感じるか。

というところを見ています。

つまり婚活は、「私はこの人がいい」で終わりではありません。

自分が100人に1人の相手を求めるなら、相手からも、「あなたがいい」と思われる必要があります。
ある意味、婚活は等価交換に近い世界です。

もちろん、人間の魅力を完全に点数化できるわけではありません。

それでも、自分がどれだけ希少な相手を求めているのかと、その相手から見たときに、自分はどれだけ選ばれやすいのかをセットで考えることは大切です。

婚活で女性が高望みになりやすい条件

婚活で男性の年収や身長、容姿など希望条件を考える女性

もちろん人によりますが、女性側が男性に対して、

  • 年収
  • 年齢
  • 身長
  • 学歴
  • 容姿
  • 職業
  • コミュニケーション能力

などを複数組み合わせて希望するケースはよくあります。

一つひとつはそこまで高く見えなくても、重ねることで一気に対象者が少なくなることがあります。

① 年収を高く設定する

例えば、「年収500万円以上がいい」という希望。

これだけなら、必ずしも高望みではありません。

でも実際には、

「年齢は○歳まで」

「身長は○cm以上」

「見た目もある程度タイプ」

「大卒」

「初婚」

なども加わることが多いです。

すると、対象者はどんどん減っていきます。

年収という一条件ではなく、条件全体を見ることが大切です。

② 年収だけで生活力を判断する

年収はもちろん重要です。

ただし、年収=結婚後の生活力とは限りません。

例えば、

年収600万円だけど、ほとんど貯金がなく浪費が多い男性。
年収450万円だけど、堅実でしっかり貯金している男性。

どちらが結婚相手として合うかは、その人の価値観によります。

「安心した生活をしたい」という目的なら、

  • 年収
  • 貯金
  • 金銭感覚
  • 浪費の有無
  • 借金
  • 共働きへの考え方
  • 将来の働き方

まで総合的に見た方がいいでしょう。

③ 身長・学歴などを重ねすぎる

「身長170cm以上」「大卒以上」こうした希望を持つこと自体は自由です。

ただ、

年収500万円以上。

35歳以下。

大卒。

身長170cm以上。

初婚。

自宅から1時間以内。

と全部重ねれば、対象者は当然少なくなります。

一つひとつは普通でも、全部揃っている人は少ない。

これが婚活で高望みに気づきにくい理由の一つです。

④ 「普通に会話できる男性」の基準が実は高い

これもよくあります。

「普通に会話できる人でいいです」と言いながら、

  • 自分から話題を振ってくれる
  • 質問してくれる
  • 会話を広げてくれる
  • 面白い
  • 沈黙を作らない
  • デートをリードしてくれる
  • 自然に褒めてくれる
  • 女性の気持ちを察してくれる

まで求めている。

これは、「普通に会話できる男性」よりかなりコミュニケーション能力が高い男性です。

普通という言葉の中に、意外と多くの条件が入っていることがあります。

婚活で男性が高望みになりやすい条件

男性側で特に多いのが、年齢と容姿へのこだわりです。

もちろん、若い女性がいい、見た目がタイプの女性がいいという希望自体は問題ありません。

ただし、ここでも、その女性側から自分が選ばれるかまで考える必要があります。

① 年下女性にこだわりすぎる

例えば40歳の男性が、「できれば30代前半まで」と希望する。

もちろん成立するケースはあります。
年齢差のある成婚もあります。

だから、「5歳下を希望したら高望み」と単純には言えません。

問題なのは、その年齢の女性が自分を希望する可能性まで考えているかです。

自分が32歳の女性を希望していても、その女性が40歳男性を希望していなければ成立しません。
自分が希望する年齢だけでなく、相手の希望年齢に自分が入るかを見る必要があります。

② 容姿を重視しすぎる

男性の場合、「見た目は普通でいい」と言いながら、実際に申し込む女性を見ると、かなり容姿の整った女性ばかりというケースがあります。

本人は、「モデルみたいな人を求めているわけじゃない」と思っている。

でも、「自分が普通に可愛いと思える女性」が婚活市場ではかなり人気のある女性ということもあります。

さらに、

若い。

初婚。

性格がいい。

共働きしてくれる。

家事もしてくれる。

自分を好きになってくれる。

まで求めれば、当然難易度は上がります。

③ 自分の年齢が上がっても希望年齢が変わらない

35歳のとき、「30〜34歳くらいがいい」と思っていた。
40歳になっても、「30〜34歳くらいがいい」のまま。

自分は5歳年齢を重ねているのに、相手への希望年齢だけ変わっていない状態です。

婚活が長期化している場合は、今の自分に合わせて希望条件も更新できているかを確認してみてください。

④ 家事・料理・共働きを全部求める

「家庭的な女性がいい」

という希望自体は問題ありません。

ただ、

「共働きしてほしい」

「料理もしてほしい」

「家事もしてほしい」

「子どもも欲しい」

となるなら、自分は家庭の中で何をするのかもセットで考える必要があります。

結婚は、相手から一方的に何かをしてもらう場所ではありません。

自分が相手に求めるものが多いほど、自分は相手に何を返せるのかという視点も必要です。

高望みかどうかは「条件の高さ」だけでは決まらない

婚活における高望みは、条件一つだけでは判断できません。

例えば、「年収700万円以上」を希望していても、

年齢を広く見る。
容姿にあまりこだわらない。
地域も広く探せる。
学歴を気にしない。

のであれば、十分活動できるかもしれません。

逆に、「年収500万円でいいです」と言いながら、

年齢差3歳以内。

身長175cm以上。

大卒。

見た目がタイプ。

コミュ力高め。

土日休み。

転勤なし。

となれば、こちらの方が難しい可能性があります。

つまり、高望みかどうかは、一条件ではなく条件全体で判断するものです。

条件で婚活しても、幸せになれるとは限らない

ここまで条件についてお話ししてきましたが、そもそも僕は、条件は、結婚相手を決めるためのものではないと思っています。

もちろん、条件がいらないという話ではありません。

結婚相談所には多くの会員様がいるので、

「何歳くらいまで」

「住んでいる地域はこのあたり」

「年収はこのくらい」

とある程度条件を設定した方が、相手を探しやすくなります。

つまり条件は、会ってみたい人を探しやすくするための検索フィルターくらいに考えてほしいんです。

条件検索は便利です。

でも、条件を満たしていることと、その人と結婚して幸せになれることは別の話です。

年収600万円だから幸せになれる。
身長175cmだから価値観が合う。
大卒だから話し合いができる。

そんなことは分かりません。

逆に、プロフィール上では希望条件から少し外れていても、

「一緒にいるとすごく楽」

「何でも話せる」

「困ったときも一緒に考えてくれそう」

「自分を大切にしてくれる」

という相手かもしれません。

これは検索画面では分かりません。

条件は「入口」であって「答え」ではない

婚活をしていると、条件に合う人を見つけること自体が目的になってしまうことがあります。

でも本来の目的は、条件に合う人と結婚することではなく、結婚して幸せになることのはずです。

だから、条件はあくまで入口です。

検索には使う。
プロフィールを見る目安にもする。

でも実際に会えるのであれば、最後はその人自身を見る。

これが大切です。

結婚生活で大切な、

「つらいときに向き合ってくれる」

「意見が違ったときに話し合える」

「一緒にいて安心できる」

「お互いを大切にできる」

といったことほど、検索条件には出てきません。

だから、条件で検索して、人を見る。
このくらいがちょうどいいと思っています。

「高望み」と言われても、すぐ条件を下げなくていい

ここまで読むと、「じゃあ条件を全部下げればいいの?」と思うかもしれません。

違います。

アスマリでは、最初から無理に条件を下げる必要はないと思っています。

まずは希望する人に申し込んでみればいいんです。

お見合いが成立する。

交際にも進む。

相手からも選ばれる。

それなら、その条件で婚活できています。

問題ありません。

逆に、

申し込んでもほとんど成立しない。

申し込まれる人は全員対象外。

希望する層とは交際に進まない。

という状態が続くなら、「今の条件設定では少し難しいかもしれない」と考える材料になります。

婚活は、実際に活動することで自分がどの層とマッチングするのかも見えてきます。

高望みかもと思ったら「条件を下げる」より「広げる」

個人的には、「条件を下げる」という言葉はあまり好きではありません。
相手のレベルを下げるように聞こえるからです。

それより、条件を広げると考えてみてください。

身長170cm以上だったけど、165cmから会ってみる。
35歳までだったけど、38歳まで会ってみる。
大卒だけだったけど、学歴条件を外してみる。

そして実際に会ってみる。

会ってみて、「やっぱり私はここが大事だった」と分かればそれでいい。
逆に、「全然気にならなかった」となれば、新しい可能性が広がります。

また、それぞれの条件について、「なぜこの条件が必要なのか?」と考えるのもおすすめです。

「年収500万円以上」→ 結婚後のお金が心配だから?

「大卒以上」→ 話が合う人がいいから?

「身長170cm以上」→ 自分より高ければいいから?

数字そのものが重要なのか、その先にある目的が重要なのかを考えてみましょう。

絶対条件と希望条件を分けよう

婚活で高望みにならないよう絶対条件と希望条件を整理する女性

婚活条件は、シンプルに2つへ分けてもいいと思います。

① 絶対条件

どうしても譲れないもの。

例えば、

  • 子どもについての考え
  • 喫煙
  • 宗教
  • 居住地
  • 金銭感覚

など。

もちろん何を絶対条件にするかは人によります。

② 希望条件

できれば満たしてほしいけれど、素敵な人なら多少違ってもいいもの。

例えば、

  • 年収
  • 身長
  • 学歴
  • 年齢
  • 趣味
  • 休日

などです。

そして、

一緒にいて楽しい。

落ち着く。

話し合える。

自分を大切にしてくれる。

尊敬できる。

結婚生活を一緒に作れそう。

こういった大切なことは、実際に会わないと分かりません。

プロフィール条件で絞り込みすぎると、相性を見る前に素敵な人を候補から外してしまいます。

婚活で高望みしているかチェックしてみよう

次の項目に複数当てはまる場合は、一度希望条件を整理してみてもいいでしょう。

  • 「普通の人でいい」のに対象者がほとんどいない
  • 申し込みたい人がほとんどいない
  • 自分から申し込んでも成立しない
  • 申し込んでくれる人はほぼ全員対象外
  • 年収・年齢・身長・学歴など複数条件を同時に設定している
  • 条件の理由を聞かれても「なんとなく」が多い
  • 男性ならかなり年下ばかり申し込んでいる
  • 女性なら年収・身長・年齢などを細かく掛け合わせている
  • プロフィールだけでほとんどの人を除外する
  • 「もっといい人がいるかも」と交際終了することが多い

一つ当てはまったから高望みというわけではありません。

ただ、婚活がうまくいっていない+複数当てはまるのであれば、一度見直す価値があります。

よくある質問

Q. 婚活で年収500万円以上を希望すると高望みですか?

一概には言えません。

年収500万円という一条件だけでは判断できません。

年齢、地域、身長、学歴、容姿など他の条件をどこまで求めるかでも難易度は変わります。

また、その条件の男性と実際にお見合いが成立しているのであれば、十分可能性があります。

条件全体と実際の活動結果を見ることが大切です。

Q. 男性が5歳以上年下の女性を希望するのは高望みですか?

希望すること自体は問題ありません。

ただし、その女性から自分が選ばれるかという視点が重要です。

年下女性とのお見合いが実際に成立しているなら、その条件で活動できているということです。
ほとんど成立していないのであれば、年齢幅を少し広げてみる価値があります。

Q. 高望みをやめれば結婚できますか?

条件を下げれば必ず結婚できるわけではありません。

結婚には相性や価値観など、条件検索では分からない部分も大きく関係します。

大切なのは、

高望みをやめることではなく、自分にとって本当に必要な条件を知ることです。

まとめ|高望みが悪いのではなく「気づいていない高望み」に注意しよう

婚活で高望みすること自体が悪いわけではありません。

希望を持つことは自由です。

ただし、条件は足し算で増えていくのに、対象者は掛け算のように減っていきます。

そして婚活では、自分が選ぶだけではなく、相手からも選ばれる必要があります。

100人の中から1人を求めるなら、その相手からも、「あなたがいい」と思われる必要があります。
だからこそ、「こんな人がいるか?」だけではなく、「その人から自分は選ばれるか?」まで考えることが大切です。

ただ、条件はあくまで婚活をしやすくするための入口です。

条件を満たしていることと、その人と結婚して幸せになれることは別。
だからこそ、条件で検索して、人を見る。

この順番を忘れないでください。

婚活がうまくいかないときも、「妥協して条件を下げる」ではなく、少し条件を広げて、今まで会わなかった人とも会ってみる。

それでいいと思います。

婚活で本当に大切なのは、条件の良い人と結婚することではなく、自分と幸せな結婚生活を作れる人を見つけることです。

自分にとって本当に大切なものは残す。
それ以外は少し柔軟に考える。

それが、婚活を前に進めるための大切な考え方です。

知っておくと差が出る、成婚するコツとは。無料カウンセリングに遷移します。

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