婚活市場のリアル|年収・年齢・婚活を始めるタイミングをデータから解説

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、婚活市場のリアルについて詳しく解説します。

婚活を始めると、それまでの恋愛ではあまり意識していなかった「数字」と向き合うことになります。

年齢。

年収。

身長。

学歴。

住んでいる地域。

そして、何歳から婚活を始めるのか。

結婚相談所ではプロフィールを見てから会うため、こうした情報が最初から相手に見えます。

だから、

「結局、婚活って年収が高い男性が強いんですよね?」

「女性は若ければ若いほど有利なんですか?」

「35歳を過ぎたら遅いですか?」

「仕事が落ち着いてから婚活を始めても大丈夫ですか?」

という相談も非常に多いです。

結論から言うと、年収も年齢も婚活には影響します。

ここを、「人柄が一番大切なので関係ありません」と言ってしまうのは、私は違うと思っています。
婚活市場では、会う前にプロフィールで判断されるからです。

一方で、

年収が高ければ結婚できる。
若ければ結婚できる。

というほど単純でもありません。

実際、IBJの成婚データを見ても、高年収になればなるほど無限に成婚率が上がるわけではありませんし、50代以上の成婚者も大きく増えています。

婚活では、「自分の条件が良いか悪いか」だけを見るのではなく、「今の自分は婚活市場のどこにいて、どう動けばいいのか」を理解する方が大切です。

今回はIBJ結婚みらい研究所の成婚白書を参考にしながら、年収、年齢、始めるタイミング、相手選びについて、実際の婚活に落とし込んで考えていきます。

うまくいく人の共通点、聞いて納得しました。無料カウンセリングに遷移します。

婚活市場では「人柄を見る前の選考」がある

婚活市場で年収や年齢などの条件とデータを確認する男性

まず理解しておきたいのが、恋愛と婚活では出会い方が少し違うということです。

職場や学校で知り合う恋愛なら、

  1. 最初はタイプではなかった。
  2. 年収も知らなかった。
  3. 年齢も詳しく知らなかった。
  4. でも毎日話しているうちに好きになった。

ということがあります。

婚活では順番が逆です。

  1. プロフィールを見る。
  2. 会いたいか判断する。
  3. お見合いをする。
  4. 交際する。
  5. その後に人柄を深く知っていきます。

つまり、「人柄さえ良ければ何とかなる」ではなく、まず会えるところまで行かなければ人柄を知ってもらえません。

ここが婚活市場の大きな特徴です。

年齢や年収が影響するのは、その人の人間的価値を決めているからではありません。

プロフィール上で、「会ってみよう」と思ってもらえるかに影響するからです。
だから婚活では、入口の戦略と、会ってからの戦略を分けて考えた方がいいです。

入口では、年齢・年収・写真・プロフィール・地域などが強く影響します。
会ってからは、会話、価値観、居心地、誠実さ、好意の伝え方などが重要になります。

年収が高いのに結婚できない人がいるのも、この二つが別だからです。

男性の年収は、婚活ではやはり影響する

婚活市場で自分の年収と結婚条件について考える男性

男性からよく聞かれるのが、「やっぱり年収が低いと厳しいですか?」という質問です。

ここは変に綺麗事を言わずに答えると、年収は影響します。

IBJが2025年の活動データを分析した結果では、男性の成婚率は400万円台から500万円台に上がるところで全体平均を上回り、その後700万円台あたりまでは上昇しています。

つまり、男性の年収と婚活のしやすさには一定の関係があります。

これは考えてみれば自然です。

結婚すると、

  • 家賃や住宅ローン
  • 生活費
  • 子ども
  • 教育費
  • 老後

など、お金の問題は避けられません。

特に将来的に出産や育児を考えている女性の場合、一時的に働けない可能性まで考えれば、男性の収入を確認するのは普通のことです。

だから、「年収を見る女性はお金しか見ていない」という考え方も少し違います。

結婚後の生活を考えて確認しているケースも多いです。

ただし、ここからが重要です。

「年収が高ければ高いほど勝ち」ではない

男性の年収データで面白いのがここです。

年収が上がれば成婚率もずっと上がり続けるのかというと、そうではありません。

IBJのデータでは、男性の成婚率は700万円台あたりで安定し、800万円以上ではおおむね43〜46%程度で頭打ちになっています。
また、実際に成婚した男性9,569名の中で最も人数が多かったのは年収500万円台で20.4%、次いで600万円台の18.2%でした。

500〜600万円台だけで、成婚男性の約4割を占めています。

これはかなり重要なデータだと思います。

婚活をしていると、

「年収1,000万円」
「ハイスペック」

という言葉が目立つため、ものすごく高年収でなければ結婚できないような感覚になる人もいます。

でも実際の成婚の中心にいるのは、500〜600万円台の男性です。

つまり、高年収は有利に働く。
でも、高年収でなければ結婚できないわけではない。

そして、高年収だから自動的に結婚できるわけでもない。
これが実際の婚活市場に近いと思います。

高年収男性でも婚活が長引く理由

では、なぜ年収800万円、1,000万円を超えても成婚率が100%に近づかないのでしょうか。

理由はいくつか考えられます。

まず、高年収になるほど年齢も上がっているケースがあります。
年収は上がったけれど、40代になっている。

そこで20代後半の女性を希望する。

すると、年収のプラスと年齢差のマイナスが同時に発生します。

IBJの2025年成婚データでは、成婚カップルの平均年齢差は2.77歳。
さらに、成婚カップルの半数以上が「同年齢〜男性4歳上」の範囲に収まっています。

10歳以上の年齢差がある成婚は4.6%にとどまっています。

つまり、「年収が高ければかなり年下まで狙える」と考えすぎると、年収という強みがあっても婚活は難しくなります。

もう一つあるのが、選択肢が多いことです。

条件が良ければ、お見合いも組みやすくなります。

すると、「この人も良いけど、もっと良い人がいるかもしれない」となりやすい。
出会えないから決まらない人もいれば、出会えすぎて決められない人もいます。

婚活では、選択肢が多いことと、結婚しやすいことは必ずしも同じではありません。

年収が低めの男性は「年収を気にしない女性を探す」だけでは足りない

反対に、年収が低めの男性はどう考えればいいのでしょうか。

まず、「年収は関係ないですよ」とは言えません。
プロフィールに年収が表示される以上、お見合いの成立には影響する可能性があります。

ただし、「年収が低い=婚活できない」でもありません。

ここで私が重要だと思うのは、

年収以外の部分で「結婚後の生活が成立する人」に見えることです。

例えば、

  • 安定して働いている。
  • 毎月貯金できている。
  • 浪費が少ない。
  • 家事ができる。
  • 共働きを前提に家事育児を分担する意思がある。
  • 将来的な収入の見通しがある。

こういう男性なら、現在の年収だけでは分からない生活力があります。

逆に年収が高くても、

  • 貯金がない。
  • 浪費が激しい。
  • 家事は全部女性に任せたい。
  • 生活費も何となく。

では、結婚後の安心感はありません。

婚活ではプロフィール上の年収は入口になりますが、結婚生活で本当に必要なのは「家計を一緒に作っていけるか」です。

ここは分けて考えた方がいいと思います。

女性の年収も「気にしなくていい数字」ではなくなっている

婚活市場で自分の年収や仕事と結婚後の生活について考える女性

少し前まで婚活では、「男性の年収は重要だけど、女性の年収は関係ない」と言われることが多くありました。

ただ、現在はかなり変わってきています。

IBJの2025年データでは、女性の年収が高いことで成婚率が大きく下がる傾向は確認されておらず、各年収帯の成婚率はおおむね30%台後半〜40%台前半でした。

少なくとも、「女性は稼ぎすぎると婚活で不利になる」というイメージは、実際の成婚データとは一致していません。

これは現場でもかなり納得感があります。

今は共働きを希望する男性も多いです。
男性側も結婚後の住宅費や教育費、物価などを考えます。

そうなると、「女性にも働いてほしい」「二人で生活を作っていきたい」という考え方になります。

だから女性も、「男性の年収だけで生活を成立させる」という発想ではなく、世帯年収で考える視点を持っておいた方が婚活の幅は広がります。

年収以上に無視できないのが「年齢」

婚活市場について話すとき、年収ばかり注目されます。

ただ、実際には年齢もかなり大きな要素です。

これは女性だけではありません。
男性もです。

IBJの2025年成婚データでは、成婚年齢の最頻値は女性30歳、男性34歳でした。
また20代女性の成婚者が男性から受けたお見合い申込みは、1か月あたり48.5件。

40代女性では24.8件で、20代女性は約2倍の申込みを受けています。

これはかなり分かりやすい数字です。
年齢が若ければ絶対に結婚できる、という意味ではありません。

ただ、

選択肢が多くなりやすい。

お見合いが組みやすい。

という市場上のメリットはあります。

そして男性も、「男は年収が上がるから40代でも大丈夫」とは限りません。
先ほどお伝えした通り、実際の成婚では同年代に近い組み合わせが中心です。

男性も年齢を重ねれば、自分が希望する年齢の女性との年齢差が大きくなり、マッチングは難しくなっていきます。

婚活は「もっと条件が良くなってから」が正解とは限らない

年齢や仕事を考えながら婚活を始めるタイミングに悩む女性

ここから婚活を始めるタイミングの話です。

男性でよくあるのが、「もう少し年収が上がってから婚活します」という考え方です。

例えば30歳で年収450万円。
35歳になれば600万円くらいになりそう。

だったら35歳まで待った方が有利なのでは?
一見、合理的に見えます。

でも婚活市場では、年収+150万円と引き換えに、年齢+5歳になります。

どちらの影響が大きいかは、その人が希望する相手によって変わります。

特に若い女性との結婚を希望している男性なら、「年収がもう少し上がってから」と待つことが必ずしも有利とは限りません。

女性でも、

「もう少し痩せてから」

「仕事が落ち着いてから」

「貯金が増えてから」

「自信がついてから」

と婚活を先延ばしにすることがあります。

もちろん、今は本当に婚活できる状態ではないこともあります。

ただ、「完璧になってから婚活を始めよう」とすると、いつまで経っても始められません。

婚活では、自分の条件も変わりますが、年齢も同時に進みます。

だから私は、結婚したいと思っているなら、基本的には今の状態で始めて、その中で改善していくという考え方の方がいいと思っています。

若いうちに始める最大のメリットは「焦らなくていいこと」

20代で婚活を始めるメリットというと、「若いからモテる」と思われがちです。

もちろん、それもあります。

ただ、私はそれ以上に、失敗できる時間があることが大きいと思っています。

IBJのデータでは、20代の成婚者の在籍日数中央値は187日程度。

また、20代と40代では成婚までの在籍期間に約142日の差があり、若い年代ほど短期間で成婚する傾向が確認されています。

若ければ、

  • 少し条件を広げてみる。
  • 何人かと会って自分に合う人を理解する。
  • 一度婚活を休んで再開する。

ということもできます。

年齢的な焦りが少ないため、必要以上に一人の相手へ執着しなくて済むメリットもあります。

婚活は、「ギリギリまで恋愛して、うまくいかなかったら相談所」という使い方だけではありません。

結婚したい時期が明確なら、早めに使うのもかなり合理的です。

ただし「若ければいつ始めてもいい」わけでもない

一方で、「若いほど有利なら、とりあえず20代で入ればいい」という話でもありません。

本人に結婚する気がほとんどない。
まだ数年間は自由に恋愛したい。
良い人がいれば結婚してもいい程度。

という状態なら、結婚相談所の婚活が合わないこともあります。

結婚相談所では、相手も結婚を前提に活動しています。

だから、「まだ結婚する気はないけど、とりあえず登録しておこう」では、お互いに時間を使ってしまいます。

婚活を始めるタイミングとして重要なのは、結婚したい気持ちがあること。

そして、良い相手と出会ったら結婚へ進む覚悟があること。

私はここだと思っています。
年齢的には有利でも、本人が結婚を決める気がなければ成婚には進みません。

婚活には「始めるタイミング」だけでなく「決めるタイミング」もある

タイミングというと、「何歳から婚活を始めるか」ばかり考えます。

でも、もう一つ大切なのが、出会ったあと、いつ決めるかです。

婚活が長期化する方の中には、出会えない人だけではなく、ずっと次を探し続けている人もいます。

IBJの2025年成婚データでは、交際日数は120日前後を境に成婚者の割合が減少していく傾向があり、お見合い回数についても10〜12回付近で成婚率がピークとなり、その後は大きく上昇しないという分析がされています。

もちろん、「10人会ったら11人目と結婚しなさい」「120日で絶対決めなさい」という意味ではありません。

私は回数だけで結婚を決める必要はないと思っています。

ただデータから言えるのは、たくさん会えば会うほど正解に近づくわけではないということです。

婚活をしていると、「もっと良い人がいるかもしれない」という気持ちは簡単に生まれます。
でも、検索すれば毎日新しい人が出てきます。

これには終わりがありません。

ある程度活動したら、「もっと良い条件の人はいないか」から、「目の前の人と良い結婚生活を作れるか」へ視点を切り替える必要があります。

これは婚活でかなり大切だと思っています。

婚活市場を知る目的は「落ち込むこと」ではない

婚活市場のデータを見ると、「自分はもう遅い」「年収が低いから無理だ」と落ち込む人がいます。
でも、データはそういう使い方をするものではありません。

例えば、50代以上の成婚者は2017年の348名から2025年には1,389名へ増えています。

8年間で約4倍です。

「年齢が上がれば婚活の難易度が変わること」と、「その年齢では結婚できないこと」は全く違います。

年収も同じです。

年収が高い方がお見合いでは有利になりやすい。
でも年収1,000万円でも全員が結婚できるわけではない。

年収500万円台、600万円台の男性が成婚者の中心でもある。

大切なのは、自分が今どこにいるのかを知ることです。
そして、その位置からどう婚活するかを考えることです。

婚活市場では「変えられるもの」と「変えにくいもの」を分ける

婚活がうまくいかないと、

年齢。

身長。

過去。

学歴。

など、自分では今から変えにくいものばかり気にする人がいます。

でも婚活には、変えられるものもたくさんあります。

写真。

服装。

髪型。

プロフィール。

申込み数。

希望する年齢幅。

希望地域。

会話。

デートの進め方。

好意の伝え方。

仕事への向き合い方。

貯蓄。

生活力。

こういったものです。

35歳を30歳にはできません。
年収400万円を明日800万円にもできません。

でも、35歳・年収400万円の自分で、どうすれば一番良い婚活ができるかは考えられます。

婚活市場を理解するというのは、自分に点数をつけることではありません。

勝てない場所でずっと同じことを繰り返すのではなく、

自分の現状に合わせて戦略を変えるために使うものです。

まとめ|婚活市場では「今の自分を知って、今動く」ことが大切

婚活市場の現状を知り今の自分に合ったタイミングで婚活を始める男女

婚活市場には、確かにリアルがあります。

男性の年収は婚活に影響します。
女性も年齢によって出会いの数は変わります。

男性も年齢が上がれば、若い女性との年齢差が広がり、婚活が難しくなることがあります。

高年収であっても、年齢や希望条件によっては婚活が長期化します。

だから、「人柄が良ければ条件なんて関係ありません」というのは現実的ではありません。

一方で、

「年収○万円以下だから無理」
「○歳を超えたから無理」

と単純に決めるのも違います。

実際の成婚データを見ると、成婚している人は非常に幅広いです。

婚活で大切なのは、自分の現在地を理解して、その中でどう動くか。

これだと思います。

年収がもう少し上がってから。

もう少し痩せてから。

仕事が落ち着いてから。

もう少し自信がついてから。

そう考えている間にも、時間は進んでいきます。

もちろん、今すぐ結婚したいと思っていないのであれば、無理に婚活する必要はありません。

でも、「結婚したい」という気持ちがすでにあるなら、完璧なタイミングを待ち続けなくていいと思います。

今の自分で始めてみる。

活動しながら写真を変える。

プロフィールを改善する。

会話を改善する。

条件を調整する。

自分に合う相手が分かってきたら、その人との関係を深める。

婚活は、完成した自分で参加する場所ではありません。
活動しながら改善していけばいいです。

そして最後に一つ。

婚活市場では年齢や年収などの数字は無視できません。

ただ、その数字は「会う前」に強く働くものです。

実際に結婚を決める段階になれば、

話し合えるか。

一緒にいて安心できるか。

価値観をすり合わせられるか。

お互いに大切にできるか。

という、人と人との部分が必要になります。

プロフィールの条件で出会い、人柄で結婚を決める。

私は、これが結婚相談所の婚活のリアルに一番近いと思っています。

うまくいく人の共通点、聞いて納得しました。無料カウンセリングに遷移します。

結婚相談所のアスマリのTOPへ戻る

上へ戻る Page Top