こんにちは!アスマリのいおりです。
「はじめてのお見合いなのですが、何を話せばいいのでしょうか?」「1時間も会話が続くのか不安です」このようなことで悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
お見合いというと、「面白い話をしなければ」「沈黙になったらどうしよう」「何を質問すればいいんだろう」と考えてしまいますが、特別なトーク力は必要ありません。
大切なのは、相手に興味を持って普通の雑談を楽しむことです。
そこで本記事では、結婚相談所のカウンセラーである筆者が「はじめてのお見合いで何を話せばいいのか、1時間の会話の流れと好印象につながる質問のコツ」をご紹介いたします。

お見合いの目標は「雑談を楽しくすること」
まず最初に、お見合いで何を目指せばいいのか。
私はかなりシンプルに、「二人で雑談を楽しくすること」でいいと思っています。
初対面の1時間で、相手が結婚相手として完璧なのか判断する必要はありません。
自分の魅力を全部伝える必要もありませんし、結婚観をすべて確認する必要もありません。
「普通に話せて楽しかった」
「感じの良い人だった」
「もう少し話してみたい」
「もう一度会ってみようかな」
お互いがこう思えれば、お見合いとしては十分です。
面白い話を用意する必要はない
「雑談を楽しく」と言うと、「私は面白い話ができないんです」と心配する方もいます。
別に芸人さんのように笑わせる必要はありません笑
旅行の話でも、食べ物の話でも、仕事の話でも、最近行った場所の話でもいいんです。
相手が話したことに興味を持って、「それいいですね」「どうだったんですか?」と話を広げる。
自分のことも少し話す。
それだけで普通に会話になります。
むしろ「何か面白いことを言わなければ」と頑張りすぎる方が、不自然になることもあります。
一番大切なのは「相手に興味を持つこと」

お見合いの会話で一番大切なのは、会話術でも質問テクニックでもありません。
相手に興味を持つことです。
「この人はどんな人なんだろう?」
「これってどういうことなんだろう?」
「もう少し聞いてみたいな」
この気持ちがあれば、質問は自然に出てきます。
逆に、相手にあまり興味を持たず、「何を質問すればいいんだろう」と頭の中で次の質問ばかり探していると、会話はどうしても表面的になります。
手っ取り早いのはプロフィールをしっかり読み込むこと
「相手に興味を持てと言われても、まだ会ったこともないのに難しい」と思うかもしれません。
そこで一番手っ取り早いのが、プロフィールをしっかり読んでおくことです。
プロフィールには仕事、趣味、休日の過ごし方、旅行、食べ物、自己PRなど、会話のきっかけになる情報がたくさんあります。
例えば、
「旅行がお好きなんですね。最近どこか行きました?」
「カフェ巡りが趣味なんですね。どんなお店によく行くんですか?」
「料理されるんですね。何を作ることが多いですか?」
と聞けます。
大切なのは、質問を20個暗記することではありません。
お見合い前にプロフィールを見て、「この人のここは聞いてみたいな」というものを2〜3個見つけておけば十分です。
プロフィールを読んでいれば、最初の話題に困る可能性はかなり下がります。
質問量と「深掘り」で興味は伝わる
相手に興味を持っているかどうかは、結局かなり質問に出ます。
例えば相手が、
「旅行が好きです」
と話したとします。
そこで、
「そうなんですね」
だけで終わって、
「じゃあ好きな食べ物は何ですか?」
と次の質問へ移る。
これでは、質問自体はしているのですが、相手からすると「私の話にはあまり興味ないのかな」と感じることがあります。
一方で、
「旅行が好きです」
「最近どこか行きました?」
「京都に行きました」
「京都いいですね。何を見に行ったんですか?」
「紅葉です」
「紅葉の時期いいですね。結構混んでませんでした?」
と続けば、自然に会話になります。
これが深掘りです。
質問を次々に変えるのではなく、相手が答えてくれた内容について、もう一つ聞いてみる。
これだけで「自分に興味を持ってくれている感」はかなり変わります。
質問を100個覚えるより、相手の回答をちゃんと聞いて一つ深掘りできる方が大切です。
会話比率も意識する
もう一つ大切なのが会話比率です。
厳密に50対50にする必要はありません。
ただ、自分が8割、9割話している状態になっていないかは意識してください。
お見合い後に、
「めちゃくちゃ盛り上がりました!」
と言っていた方が、お相手から、
「ずっと自分の話をされていて疲れました」
とお断りされることは普通にあります。
本人は1時間ずっと会話が続いたので「盛り上がった」と思っています。
でも、実際には相手がずっと聞き役だっただけかもしれません。
お見合いが終わったあと、「今日、相手について何を知ったかな?」と考えてみてください。
自分の仕事、趣味、旅行、学生時代については全部話した。でも相手についてほとんど何も知らない。
それなら、自分の話が多すぎた可能性があります。
質問だけでもダメ!自己開示も重要!

「自分の話ばかりはダメなんですね」と、今度は質問だけするのも違います。
「趣味は何ですか?」
「休日は何してます?」
「旅行は好きですか?」
「好きな食べ物は?」
これを続けると、今度は面接になります。
相手の話を聞いたら、自分のことも少し話してください。
例えば、
「休日はカフェに行くことが多いです」
「カフェいいですね。私も落ち着いたお店好きです。最近○○のお店に行きました。○○さんはよく行くところあります?」
このくらいです。
質問する。
相手の話を聞く。
少し自分の話をする。
また相手へ返す。
この繰り返しで十分です。
相手に興味を持つことは大切ですが、こちらのことも知ってもらわないと関係は作れません。
質問と自己開示の両方があって、はじめて自然な会話になります。
お見合い1時間の会話の流れ
もちろん、お見合いに決まった台本があるわけではありません。
一つの話題が盛り上がれば、そのまま10分、15分話しても構いません。
ただ、「本当に何を話せばいいか分からない」という方は、大まかな流れだけ知っておくと安心です。
最初の5〜10分|挨拶と軽い雑談
最初から深い話をする必要はありません。
まずは挨拶をして、飲み物を注文し、軽い雑談から始めれば大丈夫です。
「今日はありがとうございます」
「ここまで迷わず来れました?」
「今日は結構暑いですね」
「このお店来たことあります?」
このくらいで十分です。
お見合い開始直後は、お互い多少緊張しています。
「ちょっと緊張しています笑」
と言ってしまっても構いません。
相手も緊張していれば、「私もです」となって、それだけで少し話しやすくなることがあります。
最初から盛り上げようとする必要はありません。
10〜30分|プロフィールから話を広げる
少し緊張がほぐれてきたら、プロフィールをきっかけに相手のことを聞いていきます。
ここがお見合いの中心です。
仕事、休日、趣味、食事、旅行など、相手が答えやすいテーマで十分です。
仕事について
「プロフィールに○○のお仕事と書かれていましたが、どんなことをされているんですか?」
「今のお仕事は長いんですか?」
仕事は比較的話しやすいテーマです。
ただし、会社の内部事情や収入など、初対面で答えにくいところまで細かく聞く必要はありません。
相手が仕事について楽しそうに話すなら広げる。
あまり話したそうでなければ、別の話題へ移ればいいです。
休日の過ごし方
休日の話も使いやすいです。
「お休みの日って何して過ごすことが多いですか?」
「家でゆっくりすることが多いですか?出かけることが多いですか?」
ここから映画、買い物、スポーツ、ゲーム、友人との食事など、いろいろな話題へ広げられます。
趣味について
プロフィールに趣味が書かれていたら、そこから聞けばいいです。
「映画よく観るんですね。最近面白かったものあります?」
「旅行がお好きなんですね。最近どこか行きました?」
「ランニングされてるんですね。どのくらい走るんですか?」
そして相手が答えたら、すぐ別の質問へ行かず、できれば一つくらい深掘りしてください。
ここがかなり大切です。
30〜45分|人柄が見える雑談へ
ある程度会話が続いたら、その人の日常や人柄がもう少し見える話へ広げていきます。
とはいえ、特別なことを聞く必要はありません。
「休みの日って予定を入れる方ですか?」
「旅行はしっかり予定を立てるタイプですか?」
「最近何かハマってることあります?」
こんな普通の雑談で十分です。
会話の中で、「この人は結構アクティブなんだな」「落ち着いて過ごすのが好きなんだな」「話していると楽だな」と少しずつ分かってきます。
お見合いでは、それくらいでいいんです。
お見合いで結婚観を深く聞くのはリスクが高い

結婚相談所のお見合いなので、「結婚相手を探しているのだから、結婚観も確認した方がいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、私はお見合いで結婚観を深く聞くことはおすすめしていません。
もちろん結婚観は大切です。
子ども、住む場所、仕事、お金、転勤、親との関係など、結婚するまでには確認しておきたいことがたくさんあります。
でも、それを初対面のお見合いで確認する必要はありません。
むしろリスクの方が大きいと思います。
まだ仲良くなっていない相手から聞かれると重く感じる
例えば初めて会った相手から、
「子どもは何人欲しいですか?」
「転勤になったらついて来られますか?」
「貯金はいくらありますか?」
「将来的に親との同居はありますか?」
と次々に聞かれたらどうでしょうか。
内容自体は、結婚を考えるうえでは重要です。
でも、「今それ聞く?」と感じる人は普通にいます。
まだ相手の人柄もよく分からない。
もう一度会いたいかも分からない。
その段階で結婚後の条件を細かく確認されると、「自分自身を見てもらっている」というより「条件に当てはまるか審査されている」と感じることがあります。
IBJのお見合いNG集でも、子ども・転勤・貯金・親との同居などを唐突に確認する質問はNG例として挙げられています。
「大事なことだから早く聞く」が正解とは限らない
婚活では、「どうせ後から聞くなら早く聞いた方が効率的では?」と考える方もいます。
気持ちは分かります。
ただ、人間関係は条件だけで進むものではありません。
同じ質問でも、初対面で聞かれるのと、ある程度仲良くなってから聞かれるのでは受け取り方が全く違います。
本来なら相性の良い二人でも、質問するタイミングを間違えたことで交際につながらないことがあります。
これはかなりもったいないです。
仮交際に入ったらすぐ全部聞けばいいわけでもない
これはお見合いだけの話ではありません。
「では仮交際になったら、初回デートで全部確認すればいいんですね」ということでもありません。
仮交際になったばかりの二人も、まだそれほど仲良くなれていません。
1回目、2回目のデートから結婚観の質問を次々にすると、「まだ全然仲良くなっていないのに」と感じられ、普通に交際終了につながることもあります。
まずは会って、話して、お互いを知る。
少しずつ仲良くなる。
そのうえで、お互いが結婚相手として前向きになってきたら、必要な結婚観も少しずつ話していけばいいです。
大切なことを確認することと、早く確認することは同じではありません。
45〜55分|盛り上がった話題をそのまま楽しむ
お見合い後半になったからといって、新しい質問をどんどん出す必要はありません。
それまでに盛り上がった話題があるなら、その続きを話してください。
食べ物の話が盛り上がっていれば、
「この辺でおすすめのお店あります?」
旅行なら、
「次行くならどこ行きたいです?」
くらいでいいです。
「次」が自然にイメージできれば良い
会話の中で、
「そこ行ってみたいですね」
「それ面白そうですね」
「そのお店気になります」
という話が自然に出るのは良い状態です。
相手も「また会うとしたら」というイメージを持ちやすくなります。
ただ、その場で次回デートを確約させる必要はありません。
お見合いでは、その場を楽しく終えることを優先してください。
55〜60分|少し話し足りないくらいで終わる
お見合いは基本的に1時間程度です。
盛り上がっていても、初対面から2時間、3時間と話し続ける必要はありません。
「今日はありがとうございました。楽しかったです」
これくらいで十分です。
本当に楽しかったのであれば、
「旅行のお話面白かったです」
「○○の話、もっと聞きたかったです」
と一言添えても感じが良いです。
全部話し切らず、「また話したいな」くらいで終われば十分です。
プロフィールに書いてあることを聞いてもいい
「プロフィールに書いてあることを聞くと、ちゃんと読んでないと思われませんか?」と心配する方もいます。
むしろ、読んだことが伝わる形で聞けば好印象です。
「プロフィールに旅行がお好きと書いてありましたが、最近どこか行かれました?」
これなら問題ありません。
一方で、プロフィールに大きく「趣味:旅行」と書いてあるのに、
「趣味は何ですか?」と聞けば、「プロフィール読んでないのかな」と思われる可能性があります。
プロフィールに書いてある内容について、その一歩先を聞くイメージです。
相手が話したことを覚えているだけでも印象は変わる

相手に興味を持つという意味では、相手が少し前に話したことを覚えておくことも大切です。
例えば序盤に、「最近パン作りを始めました」と話していたら、後半に食べ物の話になったとき、
「そういえばパン作り始めたって言ってましたよね。結構本格的なんですか?」と戻る。
これだけでも「ちゃんと話を聞いてくれていた」と感じます。
会話が上手な人は、特別面白い話をしているというより、相手の話をちゃんと拾っています。
お見合いで避けた方がいい会話
初対面では、あえてこちらから聞かなくていいテーマもあります。
過去の恋愛、元恋人、婚活歴、他のお見合い、現在の仮交際人数などです。
「何人とお見合いしました?」
「今、他に仮交際います?」
「なんで前の恋人と別れたんですか?」
こういうことを聞いて、お見合いが楽しくなることはほとんどありません。
ネガティブな話を長くしない
仕事の愚痴、婚活への不満、元恋人の悪口、結婚相談所への文句なども長く話さない方がいいです。
「最近仕事忙しくて大変なんです」くらいなら普通です。
ただ、1時間の大半を、
「会社が最悪で」
「上司が嫌いで」
「婚活って変な人多いですよね」
という話に使うと、相手は疲れます。
雑談を楽しくすることが目標なのですから、相手も話していて気持ちの良い話題を選んだ方がいいです。
相手があまり話してくれない場合もある
こちらが質問しても、
「特にないです」
「そうですね」
「普通です」
で終わる人もいます。
この場合、全部こちらの会話力の問題だと思わなくていいです。
会話は二人でするものです。
こちらが質問し、話題を出し、自分の話もしているのに、相手がほとんど返してくれないのであれば、それも相性を見る材料です。
男性だけが会話を背負う必要はない
特に男性は、「お見合いでは男性がリードしなければ」と考えて頑張りすぎることがあります。
もちろん話題を出すのは良いことです。
でも、男性一人で1時間エンターテインメントを提供する必要はありません。
女性側も質問する。話を広げる。自分の話をする。
お見合いは二人で作るものです。
沈黙はそこまで怖がらなくていい
初めてのお見合いで「沈黙になったらどうしよう」と不安になる方は多いです。
でも、2〜3秒黙ったところで何も起きません。
飲み物を飲んでもいいですし、少し考えてから次の話題へ進めば大丈夫です。
むしろ沈黙を怖がりすぎると、相手がまだ話そうとしているのに次の質問を被せたり、自分がずっと話し続けたりします。
1時間、一秒も途切れず話し続けることが「盛り上がったお見合い」ではありません。
はじめてのお見合いQ&A
Q1. お見合いでは何を話せばいいですか?
仕事、休日、趣味、食事、旅行など、プロフィールに書いてある内容から始めれば十分です。
大切なのは話題そのものより、相手の回答を聞いて少し深掘りし、普通の雑談を楽しむことです。
Q2. お見合いで一番大切なことは何ですか?
相手に興味を持つことです。
プロフィールを読み、相手の話を聞き、答えてくれた内容についてもう一つ質問する。
「あなたのことを知りたい」という姿勢が自然に伝わることが大切です。
Q3. お見合いで結婚観について聞いてもいいですか?
私はお見合いで結婚観を深く確認することはおすすめしていません。
初対面では条件確認のように受け取られるリスクがあります。
お見合いではまず人柄や話しやすさを見て、もう一度会いたいかを考えるくらいで十分です。
Q4. 質問は何個くらい準備すればいいですか?
たくさん暗記する必要はありません。
プロフィールを見て2〜3個、聞いてみたいことを考えておけば十分です。
実際のお見合いでは、準備した質問より相手の回答から次の質問を作る方が自然です。
Q5. 自分の話はどのくらいすればいいですか?
厳密な割合はありませんが、自分ばかり話すのも、相手への質問だけになるのも避けたいです。
「質問→相手の話→自分の話→また相手」というキャッチボールを意識してください。
Q6. 会話が途切れたらどうすればいいですか?
数秒の沈黙は全く問題ありません。
プロフィールを思い出して別の話題へ移れば十分です。
沈黙を恐れて無理に話し続ける必要はありません。
Q7. お見合いが盛り上がったら1時間以上話してもいいですか?
多少長くなる程度なら問題ありませんが、初対面から2〜3時間話す必要はありません。
少し話し足りないくらいで終わる方が、「また話したい」と思えることもあります。
まとめ|お見合いは「相手に興味を持って雑談を楽しむ」で十分

初めてのお見合いで、「1時間も何を話せばいいんだろう」と不安になる必要はありません。
お見合いの目標は、もっとシンプルです。
雑談を楽しくすること。
そして、そのために一番大切なのは相手に興味を持つことです。
相手に興味を持つために、まずプロフィールをしっかり読む。
相手が話してくれたら、そこで終わらず一つ深掘りしてみる。
自分ばかり話さず、相手ばかりにも話させず、二人で会話をする。
そして質問だけにならず、自分のことも適度に話す。
基本的にはこれだけです。
お見合い前に質問を20個、30個暗記する必要はありません。
むしろ質問を暗記しすぎると、相手が答えている最中に「次は何を聞こう」と考えてしまい、相手の話をちゃんと聞けなくなることもあります。
プロフィールを読んで、「これ聞いてみたいな」というものを2〜3個持っておく。
あとは相手の話をちゃんと聞く。
そこから気になったことを聞く。
自分のことも話す。
この繰り返しで1時間は意外と過ぎます。
そして、お見合いで結婚観を全部確認する必要もありません。
子ども、お金、住む場所、転勤、親との関係など、結婚するなら大切なことはたくさんあります。
でも、大切なことだからといって、初対面ですぐに聞くのが正解とは限りません。
まずは、「この人ともう一度会いたいかな」で十分です。
婚活だからと難しく考えすぎず、目の前にいる一人の人に興味を持って、普通に楽しく話してみてください。
「話しやすかった」
「自分の話をちゃんと聞いてくれた」
「もう少しこの人のことを知りたい」
お互いがそう思えれば、そのお見合いは十分うまくいっていると思います。
