こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、「夜になると急に不安になる」「恋愛になるとメンヘラっぽくなってしまう」という方に向けて、婚活中の不安との付き合い方を解説します。
昼間は普通だったのに、夜になると「返信が遅い」「嫌われたかも」「他の人の方が好きなのでは」と急に不安になる。
こういうことは珍しくありません。
ただ、不安になること自体が問題なのではありません。
婚活で大切なのは、不安になった後に何をするかです。

夜になると不安になるのは珍しいことではない

昼間は仕事をしていたり、人と話していたり、やることがあったりして、恋愛のことをずっと考えているわけではありません。
それが夜になって一人になると、急に頭の中に余白ができます。
その余白に、「今日LINE来なかったな」「昨日より返信遅いな」「次のデートまだ決まってないな」といった不安が入ってくることがあります。
昼間なら気にならなかったことが、夜になるとものすごく重大なことのように感じるんです。
夜は考える時間が増える
夜になると仕事も終わり、スマホを見る時間も増えます。
相手とのLINEを読み返したり、SNSを見たり、過去のやり取りを思い出したりする時間も増えます。
「昨日はこの時間には返信が来ていた」
「今日はまだ来ない」
「文章も前より短い気がする」
「もしかして温度感下がった?」
こんな感じで、情報が少ないのに頭の中だけでストーリーがどんどん作られていきます。
でも、実際に分かっている事実は「まだ返信が来ていない」だけだったりします。
疲れていると悪い方向へ考えやすい
夜は単純に疲れています。
仕事で嫌なことがあった日、寝不足の日、婚活がうまくいっていない時期などは、いつもよりネガティブに考えやすくなります。
だから、夜中に出した結論をそのまま信用しすぎない方がいいです。
23時に「もうこの人絶対私のこと好きじゃない!」と思っていても、翌朝になると「まあ仕事忙しかっただけか」と普通に戻ることがあります。
それなら、夜中に関係を壊すようなLINEを送る必要はありません。
「メンヘラになる」ことより、その後の行動が問題
「私、恋愛するとメンヘラになるんです」と相談されることがあります。
ここで言う「メンヘラ」は医学的な診断名ではなく、恋愛で不安が強くなったり、相手の言動に気持ちが大きく左右されたりする状態を指して使われることが多い言葉です。
私は、不安になること自体をそこまで問題だと思っていません。
好きな人ができれば、嫌われたくない、他の人に取られたくない、もっと好かれたいと思うことは普通です。
問題になるのは、その不安をそのまま相手へぶつけることです。
不安と行動は分ける
「返信がない。嫌われたかもしれない」と思う。
ここまでは自由です。
でも、その直後に、
「もう私に興味ないですよね?」
「他に好きな人できました?」
「私ばかり好きみたいなので、もういいです」
「なんで返信してくれないんですか?」
と送る。
ここから関係が壊れやすくなります。
つまり、不安を感じたことが問題なのではありません。
不安をそのまま事実だと思い込み、確認・攻撃・試し行動に変えてしまうことが問題なんです。
「事実」と「自分の想像」を分ける

夜に不安になったとき、一番やってほしいのがこれです。
今分かっている事実と、自分が勝手に想像していることを分けてください。
例えば、
「今日は8時間返信がない」
これは事実です。
「返信がないから嫌われた」
これは想像です。
「別の女性とデートしている」
これも想像です。
「もう交際終了を考えている」
これも相手から言われていないなら想像です。
人は不安になると空白を悪い話で埋める
相手が何をしているか分からない時間があります。
その空白を、
「仕事が忙しいのかもしれない」
「寝ているのかもしれない」
「友人と食事しているのかもしれない」
ではなく、
「他の女性と会ってる」
「冷めた」
「嫌われた」
で埋めてしまう。
でも、どれも証拠はありません。
不安が強い人ほど、「可能性」を「事実」に変換してしまいやすいです。
夜に不安になったら、「これは事実?それとも私の予想?」と一度分けるだけでもかなり違います。
LINEの返信速度だけで愛情を測らない

婚活で夜の不安を大きくする代表格がLINEです。
「いつも2時間で返ってくるのに今日は6時間」
「既読になったのに返信がない」
「今日は絵文字がない」
「昨日より文章が短い」
気になる気持ちは分かります。
ただ、LINEは相手の気持ちを測る精密機械ではありません。
返信が遅い理由なんていくらでもある
仕事をしている。誰かと食事をしている。お風呂に入っている。疲れて寝ている。返信しようと思って忘れている。今日はスマホをあまり見ていない。
普通にいくらでもあります。
もちろん、本当に温度感が下がってLINEが減ることもあります。
でも、一回返信が遅かっただけで判断できる話ではありません。
婚活では、LINEだけではなく、実際に会ってくれるか、次のデートが決まるか、相手からも質問があるか、予定が合わないときに代替日を出してくれるかなど、行動全体を見た方がいいです。
LINEを読み返しても答えは出ない
不安になって、過去のLINEを何度も読み返す人もいます。
「このときの『また行きましょう』は社交辞令だった?」
「このスタンプって冷たい?」
「昨日より『!』が少ない」
これを1時間やっても、相手の気持ちは分かりません。
むしろ考えれば考えるほど、ネガティブな解釈を見つけるだけです。
分からないものは、分からないまま置いておく力も婚活では必要です。
相手を「試す」のはやめた方がいい
不安が強くなると、相手の愛情を確認するために試し行動をする人がいます。
これはかなり関係を壊しやすいです。
「もう別れた方がいいですよね?」で愛情確認しない
本当は別れたいわけではない。
でも、
「私たち合わないですよね」
「もう交際終了した方がいいですかね」
「私じゃない方がいいと思います」
と言って、相手に、
「そんなことないよ」
「あなたがいいよ」
「別れたくない」
と言ってほしい。
これを繰り返すと相手は疲れます。
最初は一生懸命否定してくれていた相手も、何度も同じことを言われると、「そこまで言うならもう終了でいいのかな」となります。
本当に欲しい言葉が「好き」「大丈夫」なのであれば、別れを匂わせて引き出そうとしない方がいいです。
返信をわざと遅らせるのも同じ
「向こうが5時間返さなかったから私も5時間返さない」
「相手から連絡が来るまで絶対送らない」
「少し冷たくしたら追いかけてくるか確認しよう」
こういう駆け引きも、婚活ではあまりおすすめしません。
相手も同じように、「あれ、気持ち下がったのかな」と考えるだけです。
良いと思っているなら普通に接してください。
婚活は心理戦ではありません。
夜に不安になったらLINEを送る前に一晩置く
これだけでもかなり事故が減ります。
夜中に感情が大きくなっているときに、長文LINEを完成させない方がいいです。
書きたいならメモに書く
どうしても言いたいことがあるなら、相手とのLINE画面ではなくメモ帳に書いてください。
「どうして返信してくれないの?」
「私はこんなに考えているのに」
「他の人を優先してるんでしょ?」
全部書いて構いません。
でも送らない。
一度寝て、翌朝読み返してください。
朝になると、「いや、これは送らん方がいいな、、」となることがかなりあります。
感情を我慢しろという話ではありません。感情と送信ボタンを分離するという話です。
大事な話ほど夜中にしない
結婚観や関係性について相手と話したいことがあるなら、それは普通に話せばいいです。
ただ、深夜1時にLINEで、
「私たち今後どうするつもりですか?」
と始める必要はありません。
大事な話ほど、実際に会ったときや電話で落ち着いて話した方が誤解も少なくなります。
文章だけでは声のトーンも表情も分からないので、不安が強い状態でやり取りすると、お互いの文章を必要以上に悪く受け取りやすくなります。
「確認したいこと」と「安心させてほしいこと」を分ける
不安なときには、相手に聞いた方がいいこともあります。
何でも自分の中だけで処理しろという話ではありません。
例えば、次のデートが全く決まらない、最近明らかに会う頻度が落ちた、将来について相手がどう考えているか分からない。こういうことは普通に確認していいです。
ただ、「確認」と「安心要求」は分けましょう。
聞くなら具体的に聞く
例えば、
「最近忙しそうですが、今月はどのくらい会えそうですか?」
これは確認です。
一方で、
「最近会ってくれないけど、もう私のこと好きじゃないですよね?」
となると、相手に安心させることを要求しています。
同じ不安でも、伝え方でかなり違います。
「私はもう少し会えたら嬉しいです」
「今後も交際を続けたいと思っていますが、○○さんはどうですか?」
このくらい普通に聞けばいいんです。
不安をぶつけるのではなく、自分の希望と相手の考えを確認する。
この形にすると話し合いになります。
婚活中は「相手が自分の心を安定させてくれる」が前提にならない方がいい
恋愛すると、相手からLINEが来ると安心する。返信がないと不安になる。
次のデートが決まれば幸せ、決まらなければ落ち込む。
ある程度は普通です。
でも、自分の一日の気分が完全に相手次第になるとかなりしんどいです。
「一人でも幸せ、二人ならもっと幸せ」が強い

婚活で精神的に安定しやすいのは、自分一人の生活にもある程度満足している人です。
仕事がある。友人がいる。趣味がある。犬や猫との時間がある。好きなご飯を食べる。運動する。休みの日にやりたいことがある。
そのうえで、
「この人と一緒ならもっと楽しい」
となる。
これがかなり強いです。
相手が自分を幸せにしてくれないと不安、相手の返信がないと一日何も手につかない、となると相手への依存が大きくなります。
相手が恋人になっても24時間あなたのためには動けない
仕事もあります。友人もいます。家族もいます。一人で過ごしたい時間もあります。
結婚しても同じです。
ずっと相手から愛情確認してもらわないと安心できない状態では、自分自身も苦しいですし、相手も疲れます。
だから婚活中から、相手との関係とは別に自分の生活を持つことはかなり大切です。
不安だからといってSNSを監視しすぎない
夜の不安を悪化させるものとして、SNSもあります。
「InstagramはオンラインなのにLINEは返さない」
「フォローが一人増えてる」
「この女性の投稿にいいねしてる」
「今日どこかに出かけてるみたい」
ここから想像が始まります。
SNSから相手の気持ちはほぼ分からない
オンライン表示だからといって、LINEを返せる状況とは限りません。
誰かをフォローしたから恋愛関係とも限りません。
でも不安になっていると、全部が自分に関係する情報に見えてきます。
気になって何度も見てしまうのであれば、見ないようにするのも一つです。
情報を増やせば安心できると思いがちですが、不安が強いときは、情報を増やすほど新しい心配の材料を見つけます。
不安が強いときこそ「脈あり・脈なし」を判定しすぎない
婚活では相手の温度感を見ることも大切ですが、不安が強い人ほど何でも脈あり・脈なし判定に変換してしまいます。
返信が早い=脈あり。
遅い=脈なし。
奢ってくれた=脈あり。
割り勘=脈なし。
次の日程がすぐ決まった=脈あり。
忙しいと言われた=脈なし。
そんなに単純ではありません。
本質は脈を読むことではなく距離を縮めること
仮交際は、最初からお互いに好き好きで始まるケースの方が少ないです。
お見合いで1時間話して、「感じが良かった」「もう一度会ってみよう」くらいから始まります。
その状態で相手の好意を完璧に確認しようとしても無理があります。
自分が相手を良いと思っているなら、普通に会えばいいんです。
話す。相手を知る。自分のことも知ってもらう。楽しい時間を作る。少しずつ好意を伝える。
その中で関係が深まります。
まだ作っている途中の関係を、毎晩「脈あり?脈なし?」と採点し続ける必要はありません。
カウンセラーを使って一人で答え合わせしない
結婚相談所の良いところは、相手の温度感が本当に分からないときに、カウンセラーを通して確認できることです。
「最近返信が遅いので絶対気持ちが下がっています」と一人で考え続けるくらいなら、担当者へ相談してください。
相手相談所に確認すれば分かることもある
こちらはかなり前向きだけれど、相手はどうなのか。次のデートがなかなか決まらない理由は何なのか。
交際を続ける気持ちはあるのか。
必要であれば相談所間で確認できます。
すると、
「仕事がかなり忙しいだけで、本人は前向きです」
ということもあります。
逆に、
「実は他の交際を優先していて少し迷っています」
と分かる場合もあります。
どちらにしても、夜中に一人で100通りの想像をするより早いです。
結婚相談所では、カウンセラーを不安の緩衝材として使ってください。
相手に不安を伝えてはいけないわけではない
「不安をぶつけないで」と書くと、「じゃあ弱いところを一切見せてはいけないんですか?」と思うかもしれません。
そんなことはありません。
むしろ交際が深まれば、自分の不安や弱さも話せる関係の方がいいです。
「責める」のではなく「共有する」
例えば、
「私は返信が長くないと少し不安になりやすいところがあります。でも仕事中に返してほしいとかではないので、そこは気にしないでください」
これは自分の取り扱い説明書を伝えています。
一方で、
「私が不安になるんだからもっとLINEして」
となれば要求になります。
自分はどういうときに不安になりやすいのか。そのとき何をしてもらえると助かるのか。ただし相手にどこまで求めるのが現実的なのか。
ここを話せるようになると、結婚後もかなり楽です。
不安になりやすい人ほど「次の日まで決断しない」
これはシンプルなルールとしておすすめです。
夜に不安になっても、その日のうちに交際終了を決めない。
別れを匂わせるLINEを送らない。
長文を送らない。
ブロックしない。
SNSを解除しない。
翌日になっても同じように思うなら、そのとき考えればいいです。
感情が強いときに大きな決断をしない
これは婚活以外でも同じですが、感情が最大になっているときに大きな判断をすると後悔しやすいです。
怒っているとき、不安でいっぱいのとき、寂しさが強いとき。
少し時間を置くだけで、事実が何も変わっていなくても自分の見方が変わることがあります。
「昨日あんなに不安だったのに、朝になったら普通だった」
なら、昨日の自分の感情だけで交際を壊さなくて良かったですよね。
夜になると不安になる人のQ&A
Q1. 夜になると毎日恋愛のことばかり考えてしまいます
日中に予定があるのに夜だけ強くなるのであれば、まず夜の過ごし方を変えてみてもいいです。
入浴、運動、読書、映画など、相手のLINEを待ち続けない時間を作ってください。
相手から連絡が来るかどうかだけが夜のイベントになると、不安が大きくなりやすいです。
Q2. 返信が遅いとどうしても嫌われたと思ってしまいます
「返信が遅い」は事実ですが、「嫌われた」はまだ推測です。
一回の返信速度ではなく、実際に会えているか、次の予定が決まるか、相手からの行動があるかなど全体を見てください。
Q3. 不安なことを相手に確認するのはダメですか?
確認すること自体は問題ありません。
ただし、「私のこと嫌いですよね?」のように答えを誘導するのではなく、「私はこう感じているけれど、○○さんはどう考えていますか?」と具体的に聞いた方が話し合いになります。
Q4. 相手のSNSを見るのをやめられません
見たことで安心できているならまだしも、見るたびに不安が増えているのであれば距離を置いた方がいいです。
不安になっているときは、どんな情報からでも悪い意味を探してしまうことがあります。
Q5. 何度気をつけても不安が止まりません
婚活だけに限らず、不安が強くて眠れない、仕事や日常生活に大きく影響する状態が続くのであれば、カウンセラーへの相談だけではなく医療機関や心理職など専門家へ相談することも考えてください。
恋愛テクニックの問題ではなく、まず自分が楽に生活できることの方が大切です。
まとめ|不安になることより、不安になった後に何をするか

夜になると不安になる。
返信が来ないと嫌われた気がする。
相手の気持ちを確認したくなる。
恋愛になるとメンヘラっぽくなる。
別に、不安になること自体を責めなくていいと思います。
好きな人ができれば不安になることくらいありますし、婚活中は相手の気持ちがまだ分からない時期も長いです。
ただ、不安になった瞬間に、それを事実にしないことです。
返信がない。
これは事実。
嫌われた。
これはまだ分かりません。
他の女性を好きになった。
これも分かりません。
交際終了される。
これもまだ起きていません。
自分の頭の中で起きていることと、現実に起きていることを分けてください。
そして、不安を感じたからといって、相手を試さない。別れを匂わせない。何度も愛情確認をしない。深夜に長文LINEを送らない。
言いたいことがあるなら、一晩置いてから普通に話せばいいです。
婚活で安定している人は、不安にならない人ではありません。
不安になっても、その感情だけで行動を決めない人です。
そして相手が自分を好きかどうかを毎晩確認するより、実際に会って関係を作ってください。
最初から好き好きで始まる人なんて非常に少ないです。
会って、話して、相手を知って、自分も知ってもらう。その中で少しずつ「この人いいな」を作っていけばいいです。
一人でも自分の生活を楽しめる。そのうえで、二人ならもっと幸せ。
このくらいの状態で恋愛できると、かなり楽になります。
夜に不安になったときは、今すぐ答えを出さなくていいです。
とりあえず寝ましょう笑
明日の自分にもう一度考えてもらえばいいです。
