こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、「喫煙者は婚活でどのくらい不利なのか?」について、2025年度版IBJ成婚白書をもとに詳しく解説します。
結論から言うと、喫煙は婚活ではかなり不利になりやすい条件です。
もちろん、タバコを吸っていても結婚している方はいますし、「喫煙者だから結婚できない」という話ではありません。
ただ、結婚相談所では会う前にプロフィールで喫煙状況が分かるため、相手によってはその時点で候補から外れます。
そして最新のIBJデータを見ると、その傾向はかなり分かりやすく出ています。
2025年度版IBJ成婚白書をもとに、成婚カップル9,427組の喫煙状況を分析したところ、「夫も妻も吸わない」という組み合わせが8,820組、全体の93.6%でした。
一方で「夫も妻も吸う」という組み合わせはわずか6組、0.06%です。
かなり差があります。
ただし、この数字について一つ注意があります。
これは「喫煙者の成婚率」と「非喫煙者の成婚率」を直接比較した数字ではありません。
実際に成婚した夫婦の喫煙状況を集計したものです。
IBJの集計も、喫煙区分を登録している会員のみを対象としており、喫煙者そのものの母数が非喫煙者と同じではありません。
そのため、「喫煙すると成婚確率が何%下がる」とまでは言えません。
それでも、実際に成立した結婚の93.6%が非喫煙者同士だったという数字は、婚活するうえでは無視できないと思います。

IBJ成婚白書から見る喫煙者の婚活

まずは最新データをもう少し詳しく見ていきましょう。
今回参考にするのは、IBJ結婚みらい研究所が2026年6月25日に公開した、2025年度版IBJ成婚白書をもとにした分析です。結婚相談所で実際に成婚したカップルの喫煙状況から、タバコが結婚にどのように表れているのかを見ることができます。
成婚夫婦の93.6%が「吸わない×吸わない」
最もインパクトがあるのがこの数字です。
成婚カップル9,427組のうち、夫も妻も「吸わない」と登録していたカップルは8,820組。全体の93.6%でした。
つまり、IBJで実際に成婚した夫婦を並べてみると、ほとんどが非喫煙者同士だったということです。
一方で、夫婦ともに「吸う」という組み合わせは6組。全体の0.06%でした。
0.6%ではありません。
0.06%です。
かなり少ないです。
もちろん、「喫煙者同士は性格が合わない」という話ではありません。
そもそも婚活市場の中で喫煙者の人数が少ない可能性もありますし、このデータだけで原因までは分かりません。
ただ、「自分はタバコを吸うから、同じ喫煙者を探せば問題ない」という婚活が、実際にはかなり限られた組み合わせになっていることは分かります。
喫煙男性が成婚した女性の94.8%は非喫煙者
さらに興味深いのが、本人が喫煙者だった場合、その成婚相手がどのような人だったのかというデータです。
タバコを「吸う」と登録している男性が成婚した場合、相手女性の94.8%が「吸わない」女性でした。
相手女性も「吸う」だったケースは1.7%。残りは「あまり吸わない」女性です。
つまり、実際に成婚した喫煙男性を見ると、ほとんどが非喫煙女性と結婚しています。
ここはかなり面白いところです。
「喫煙男性には喫煙女性が合う」という単純なマッチングにはなっていません。
むしろ成婚結果だけを見ると、喫煙男性の多くはタバコを吸わない女性と結ばれています。
喫煙女性は男性からより厳しく見られる可能性もある
女性側を見ると少し様子が違います。
タバコを「吸う」女性が成婚した相手では、「吸わない」男性が69.4%。相手男性も「吸う」ケースは20.0%でした。
IBJ結婚みらい研究所は、この結果について、男性の方が女性の喫煙に厳しく、女性は男性の喫煙に比較的寛容な傾向が表れていると分析しています。
現場でも、男性から「自分は吸うけど女性には吸ってほしくない」という希望が出ることはあります。
少し都合が良い気もしますが笑、それも婚活相手の希望条件です。
つまり、女性喫煙者の場合は「男性も吸っているから自分の喫煙を気にしないだろう」とは限りません。
喫煙男性であっても、結婚相手には非喫煙女性を求める可能性があります。
なぜ喫煙は婚活で不利になりやすいのか?
では、なぜタバコはここまで婚活に影響しやすいのでしょうか。
私は、単純に「タバコが嫌いな人がいるから」だけではないと思っています。
会う前にプロフィールで判断される

結婚相談所で喫煙が大きく影響する理由の一つが、プロフィールです。
恋愛であれば、職場や友人関係で出会い、話しているうちに人柄を好きになって、その後に「実はタバコを吸う人だった」と知ることがあります。
結婚相談所は順番が違います。
先にプロフィールを見ます。
年齢、職業、年収、身長、趣味、居住地などを確認したうえで、「この人に会いたいか」を決めます。
そこでタバコが絶対NGの人なら、喫煙者というだけでお見合い候補から外れることがあります。
まだ一度も話していません。
性格も分かりません。
どれだけ優しいかも、面白いかも、相性が良いかも分かりません。
それでも会う前に終了する可能性がある。
ここが婚活における喫煙のかなり厳しいところです。
タバコは結婚後の「生活」に直接入ってくる

婚活で相手が考えているのは、デートだけではありません。
結婚後の生活です。
- 家ではどこで吸うのか
- 車では吸うのか
- 服や部屋の臭いはどうなのか
- 子どもができたらどうするのか
- 毎月どのくらいお金を使うのか
- 将来的に禁煙する考えはあるのか。
こうしたことまで考えます。
例えば趣味がゴルフなら、「私はやらないけど、好きなら行ってきて」という夫婦も作れます。
でも喫煙は同じ家や同じ車、同じ空間で生活する相手にも影響します。
だから結婚相手を探す婚活では、単なる「本人の趣味」として処理されにくいんです。
「外でしか吸わないから大丈夫」とは限らない
喫煙者側から、
「家では吸いません」
「外でしか吸いません」
「加熱式なので臭いも少ないです」
と言われることがあります。
もちろん、それで大丈夫という人もいます。
ただ、「家の中で吸わないならOK」という人もいれば、「タバコを吸う人自体が無理」という人もいます。
どこまで許容するかは相手が決めることです。
婚活で大切なのは、
「自分としては問題ないと思う」
ではなく、
「相手にとってどういう条件なのか」
も考えることです。
喫煙者はどれくらい婚活対象を狭めている?
「では、喫煙していると何割くらいの人から断られるんですか?」
ここは正確には分かりません。
今回のIBJデータは成婚者の組み合わせを分析したものであり、喫煙者と非喫煙者それぞれのお見合い成立率や成婚率を直接比較したものではありません。
なので、「喫煙者は非喫煙者より○%結婚しにくい」とまではこの記事では言いません。
ただ、婚活カウンセラーとしては、喫煙はかなり明確に対象を狭める条件だと思っています。
タバコNGの人にはプロフィール段階でほぼ勝負にならない
婚活にはいろいろな条件があります。
例えば、
身長170cm以上がいい。
年収500万円以上がいい。
同じ県内がいい。
大卒がいい。
こうした条件も当然対象人数を狭めます。
喫煙も同じです。
しかも「タバコだけは絶対無理」と考えている人の場合、それ以外がどれだけ良くても候補に入らないことがあります。
年収が高い。
見た目も良い。
性格も良さそう。
でも喫煙者。
それなら申し込まない。
普通にあります。
つまり喫煙は、プロフィール全体を見てもらう前に引っかかる可能性がある条件です。
自分の理想が高いほど影響はさらに大きくなる
例えば男性が、
30代前半。
見た目が好み。
一定以上の学歴。
自分よりかなり年下。
タバコを吸わない女性。
こういう条件を希望しているとします。
当然、対象者は条件を足すたびに減ります。
そのうえ自分自身は喫煙者。
すると、その中からさらに「喫煙男性でもOK」という女性を探す必要があります。
婚活は自分が相手を選ぶだけではありません。
相手からも選ばれます。
自分がかなり条件を絞っているのであれば、自分側にある「相手から敬遠されやすい条件」の影響はさらに大きくなります。
女性も同じです。
自分の希望条件を狭くするほど、喫煙によってさらに対象者が減る可能性は考えておいた方がいいです。
婚活するなら禁煙した方がいい?
ここはかなり明確です。
婚活でできるだけ選択肢を広げたいのであれば、禁煙できるならした方がいいと思います。
喫煙は婚活条件の中では「変えられる可能性がある」

婚活には、自分では変えにくい条件があります。
年齢は戻せません。
身長も大きくは変えられません。
離婚歴も消せません。
でもタバコは違います。
簡単かどうかは別として、やめるという選択肢があります。
だから私は、喫煙者の方から、
「婚活がなかなかうまくいかないんですが、プロフィール変えた方がいいですか?」
と相談されたら、プロフィールももちろん見ますが、
「ちなみにタバコ、やめられそうですか?」
は普通に聞きます。
それくらい優先順位は高いです。
写真を変える。
自己PRを直す。
趣味を追加する。
これも大切です。
でも、プロフィールを見てもらう前の検索条件や相手の絶対条件に喫煙が入っているなら、文章を少し直すより影響が大きい可能性があります。
「結婚したらやめる」より「もうやめている」の方が強い

よくあるのが、
「結婚したらやめます」
「子どもができたらやめます」
という話です。
もちろん、本当にそのつもりなのだと思います。
ただ、婚活相手からすれば、「じゃあ今やめることはできないの?」となることがあります。
婚活で評価されるのは将来の予定より、今の状態です。
「いつか禁煙する予定の人」と「現在吸っていない人」なら、後者の方が相手としては判断しやすいです。
結婚を機に禁煙しようと思っているのであれば、婚活中に始めてしまうのはかなり合理的だと思います。
禁煙できていないのに「吸わない」にするのは絶対NG
婚活で不利だからといって、「ほとんど吸ってないし、吸わないでいいか」はやめてください。
後から普通に吸っていることが分かれば、問題はタバコだけではなくなります。
「プロフィールに嘘を書いていた」という信用問題になります。
喫煙そのものを許容できる人でも、嘘をつかれていたことは許容できないかもしれません。
実際に禁煙できたのであれば、所属相談所に相談してプロフィール情報を変更すればいいです。
婚活では、少し不利な条件があることより、信用を失う方がよほど痛いです。
タバコをやめる気がない人はどう婚活する?
当然ですが、「結婚はしたい。でもタバコはやめたくない」という選択もあります。
それは本人の自由です。
婚活するために絶対禁煙しなければいけないわけではありません。
ただし、そこで一つ必要なのが、「その条件によって対象が狭くなることは受け入れる」ことです。
喫煙NGの相手を説得しようとしない
タバコを絶対に嫌がる人に、
「外で吸うから大丈夫」
「本数少ないから」
「加熱式だから」
と説得しても仕方ありません。
相手にとって絶対条件なら、それは相性です。
喫煙を続けたい自分も自由。
喫煙者とは結婚したくない相手も自由。
どちらが正しい、間違っているではありません。
ただ条件が合わなかっただけです。
婚活は、全員から選ばれる必要はありません。
自分の条件を受け入れてくれる人を探せばいいです。
ただし、条件を維持するなら母数が少なくなることも受け入れる。
これはどんな婚活条件でも同じです。
「じゃあ喫煙者同士ならいい」はデータ上かなり少ない
そこで、「だったら自分も吸う人を探します」という考え方もあります。
もちろん、それもありです。
ただ、実際の成婚データを見ると「吸う×吸う」は9,427組中6組、0.06%しかありませんでした。
この数字だけを見て「喫煙者同士は結婚できない」とは言えません。
そもそもの喫煙者数が少ない可能性もあるからです。
ただ、「喫煙者同士ならいくらでも相手がいる」という市場ではないことは分かります。
しかも実際に成婚した喫煙男性の94.8%は非喫煙女性、喫煙女性の69.4%は非喫煙男性と結ばれています。
喫煙者の婚活でも、結局かなりの割合で非喫煙者とのマッチングが起きています。
だからこそ、タバコについて相手がどこまで許容できるのかが重要になります。
相手が喫煙者だった場合はどう考える?
今度は逆です。
自分はタバコを吸わないけれど、婚活で良いと思った相手が喫煙者だった。
この場合に、「データ上不利だからやめた方がいい」と判断する必要はありません。
あなたが結婚するのは統計ではなく、その人です。
自分がどこまで許容できるかを具体的にする
「喫煙者はちょっと嫌かも」だけではなく、何が嫌なのかを考えてください。
家の中で吸われるのが嫌なのか。
臭いが嫌なのか。
車内喫煙が嫌なのか。
子どもができた後も吸うことが嫌なのか。
タバコにお金を使うことが気になるのか。
喫煙そのものが絶対に無理なのか。
ここが分かれば、相手と話せます。
例えば、「家と車では絶対に吸わないなら大丈夫」という人もいます。
逆に、「外で吸うとしても、喫煙する人との結婚は考えられない」という人もいます。
どちらでもいいです。
自分の価値観です。
「結婚したらやめさせる」はおすすめしない
相手が今は喫煙している。
でも、「結婚したら私が禁煙させればいい」という前提で進むのは危険です。
本人に禁煙する意思がなければ、結婚後に揉めます。
婚活では、
「将来この人を変えればいい」
ではなく、
「今のこの人でも結婚できるか」
を基本に考えた方がいいです。
もちろん交際中に、
「結婚するなら禁煙したいと思っている」
と本人から言われるなら、その話を聞けばいいです。
ただ、相手を変えることを結婚の前提にはしない。
これはタバコに限らず大切です。
加熱式タバコや「たまに吸う」はどう扱う?
最近は紙巻きタバコだけではなく、加熱式タバコを吸う方もいます。
また、
「飲み会のときしか吸わない」
「毎日ではない」
という方もいます。
最新IBJデータでは細かい種類までは分からない
今回のIBJ分析で使われている喫煙区分は、「吸わない」「あまり吸わない」「吸う」の3区分です。
紙巻きタバコと加熱式タバコを分けた成婚データではありません。
そのため、
「加熱式なら婚活への影響は小さい」
「1日1本なら問題ない」
ということを、このデータから言うことはできません。
ここは相手次第です。
紙巻きだけNGの人もいるでしょうし、加熱式を含めて喫煙自体がNGの人もいます。
だから自分で「これはタバコに入らないでしょう」と決めるのではなく、プロフィール上の登録については所属相談所のルールに従い、交際相手にも実態を正確に伝える方がいいです。
喫煙者の婚活Q&A
Q1. 喫煙者は婚活でどのくらい不利ですか?
最新のIBJデータだけでは「成婚率が何%下がる」とまでは言えません。
ただ、2025年度版IBJ成婚白書をもとにした分析では、成婚カップル9,427組のうち93.6%が非喫煙者同士で、喫煙者同士は0.06%でした。
婚活市場で喫煙がかなり大きな条件になっていることは読み取れます。
Q2. 男性と女性では、どちらの喫煙が婚活で不利ですか?
単純な成婚率比較はできませんが、IBJは最新データから、男性の方が女性の喫煙に厳しく、女性は男性の喫煙に比較的寛容な傾向があると分析しています。
喫煙男性の成婚相手の94.8%が非喫煙女性だった一方、喫煙女性の成婚相手で非喫煙男性だった割合は69.4%でした。
Q3. 加熱式タバコなら婚活で不利になりませんか?
今回のIBJデータでは紙巻き・加熱式を分けていないため、加熱式なら影響がないとは言えません。
相手によっては種類に関係なく喫煙自体がNGです。
自分の感覚ではなく、相手の価値観で考える必要があります。
Q4. 婚活のために禁煙した方がいいですか?
結婚の可能性をできるだけ広げたいのであれば、禁煙できるなら大きなプラスだと思います。
喫煙は年齢や身長と違い、自分で変えられる可能性がある条件だからです。
ただ、禁煙するかどうか自体は本人が決めることです。
続けるのであれば、その分対象が狭くなる可能性も含めて婚活するといいと思います。
Q5. 喫煙者の相手と結婚しても大丈夫ですか?
そこは統計ではなく二人の問題です。
喫煙量、吸う場所、結婚後のルール、子どもができた場合、禁煙の意思などを確認したうえで、自分がその生活を受け入れられるかを考えてください。
「結婚したらやめさせる」ではなく、現在の相手を前提に考えることをおすすめします。
まとめ|喫煙は婚活でかなり不利。ただし、どうするかは自分で選べる
「喫煙者は婚活でどれくらい不利なのか?」
今回の2025年度版IBJ成婚白書をもとにした最新データを見ると、かなり特徴的な結果になっています。
成婚した9,427組のうち、「吸わない×吸わない」は8,820組、93.6%。
「吸う×吸う」はわずか6組、0.06%でした。
また、喫煙男性が成婚した女性の94.8%は非喫煙者。喫煙女性が成婚した男性でも69.4%が非喫煙者でした。
ただし、これは喫煙者と非喫煙者の成婚率を直接比較した数字ではありません。
だから、「タバコを吸うと結婚できる確率が○%下がる」とは言えません。
それでも、実際の成婚夫婦の93.6%が非喫煙者同士という結果を見れば、婚活において喫煙が小さな条件ではないことは分かります。
そして結婚相談所では、会う前にプロフィールで判断されます。
良い人かもしれない。
話したら相性が良いかもしれない。
でも、「喫煙者なら会いません」という人には、その前に終わります。
これが喫煙の一番大きなデメリットです。
とはいえ、タバコを吸う自由はあります。
無理に禁煙しなければいけないわけでもありません。
タバコを続けたいなら続ければいいと思います。
ただし婚活では、自分が相手に条件を求めるのと同じように、相手にも「タバコを吸わない人がいい」という条件があります。
そこは受け入れる必要があります。
一方で、「タバコより結婚の選択肢を広げたい」と思うのであれば、禁煙はかなり分かりやすい改善ポイントです。
婚活には、自分ではどうにもならない条件がたくさんあります。
年齢。
身長。
過去。
でも喫煙は変えられる可能性があります。
プロフィール写真を変える。
服装を変える。
自己PRを直す。
これも大事です。
ただ、喫煙者で婚活がうまくいかないのであれば、その前に一度、「タバコ、本当にこのままでいきますか?」は考えてみてもいいと思います。
婚活では、理想を全部下げる必要はありません。
その代わり、自分が変えられるところを変える。
喫煙は、その中でもかなり影響の大きいポイントだと思います。
