こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、「婚活で相手にときめかないけれど、このまま結婚を考えていいの?」という悩みについて詳しく解説します。
結論から言えば、別にときめかなくてもいいでしょ!と思います。もちろん「この人いいな」と思えることは大切ですが、それが必ずドキドキするようなときめきである必要はありません。
一緒にいて居心地がいい、楽、自然体でいられる、また会いたい。
結婚相手を考えるなら、こういう感覚もかなり大切です。

婚活で「ときめかない」と悩む人はかなり多い

婚活をしていると、「良い人なんですけど、ときめかないんです」という相談は本当によくあります。
条件も悪くない、話していて嫌でもない、相手も優しい。
それでも恋愛ドラマのような高揚感がないので、「この人を好きになれるのかな」「結婚して大丈夫なのかな」と不安になります。
ただ、そもそもお見合いや仮交際で、最初からものすごくときめく相手に出会う方が珍しいと思います。
お見合いは恋愛の完成形から始まらない
お見合いは基本的に初対面です。
プロフィールを見て、1時間程度話して、「もう一度会ってみようかな」と思えば仮交際になります。
この時点で、「この人のことが大好きです」「会うだけでドキドキします」となる人は非常に少ないです。多くの場合は、「悪くなかった」「話しやすかった」「もう少し知りたい」くらいから始まります。
つまり、婚活でときめかないこと自体は全く珍しくありません。
まだ相手をよく知らないので、感情が大きく動いていないだけということも普通にあります。
ときめきがない=脈なしでもない
自分がときめいていないと、「好きではないのかな」と考える人もいますが、そこも少し早いです。
人の気持ちは、「好き」「嫌い」の二択ではありません。
「まだ分からない」「悪くない」「少し気になる」「会うと楽しい」といった中間があります。
婚活では、この中間の状態から関係が育っていくことがかなりあります。
だから、ときめきがないだけで早々に交際終了する必要はありません。
そもそも「ときめき」と「好き」は同じではない
婚活で迷いやすい理由の一つが、「ときめかない=好きではない」と考えてしまうことです。
でも、ときめきと好意は完全に同じではありません。
ドキドキしなくても「いいな」はある
例えばデートの前日にものすごく緊張するわけではない。
でも会えば楽しい。話していると時間が早い。別れた後に「今日も良かったな」と思う。
これは十分に好意だと思います。
「会えないと苦しい」「LINEが来るだけで心臓がバクバクする」みたいな感情だけが恋愛ではありません。
一緒にいることが自然になって、少しずつその人が生活の中に入ってくるような好意もあります。
特に結婚相談所の婚活では、このタイプの関係から成婚する人も普通にいます。
「安心する」も立派なプラスの感情
ときめきについて相談されると、私はむしろ「その人と一緒にいるとどんな気持ちになりますか?」と考えてほしいです。
居心地がいい。変に緊張しない。話していて楽。嫌な気を使わない。自分らしくいられる。また会いたい。
こういう感覚があるなら、十分プラスです。
婚活では「ドキドキしない」という一点だけを見て、それ以外の良い感情を全部無視してしまう人がいます。でも、結婚生活で毎日ずっとドキドキしている必要はありません。それより、普通の日を一緒に過ごせる相手かどうかの方がかなり重要です。
ときめかなくても「いいと思えること」は必要
ここは誤解してほしくないところです。
「ときめきなんて必要ない」と言いたいわけではありません。
何も感じない相手と無理に結婚しましょうという話でもありません。
「この人いいな」があるかを見る
強烈なときめきはなくても、「この人いいな」と思える何かはあった方がいいです。
優しいな。話しやすいな。仕事を頑張っていて素敵だな。気遣いができるな。一緒にいると楽だな。自分の話をちゃんと聞いてくれるな。
こういう小さなプラスが積み重なっているかを見てください。
恋愛感情というと、どうしても100か0で考えがちですが、実際には「なんか良い」が少しずつ増えていくことがあります。
その積み重ねが、後から「この人を大切にしたい」に変わっていくこともあります。
「ときめかない」と「何も魅力を感じない」は違う

ここはかなり分けたいです。
ときめきはない。でも会うと楽しい。また会いたい。人として好き。もっと知りたい。
これは全然ありです。
一方で、会いたいとも思わない。話していても楽しくない。相手に興味がない。触れられることを想像すると嫌。むしろ会う予定が入ると憂鬱。
これは「ときめかない」というより、そもそも気持ちがかなり低い可能性があります。
「ドキドキしないからダメ」ではなく、「相手に対してプラスの感情があるか」を見た方がいいです。
婚活では「居心地が良い」「楽」がかなり大切

結婚相手を考えるなら、私はときめき以上に「一緒にいて楽か」をかなり見てほしいです。
結婚後は、デートだけをするわけではありません。
仕事から帰ってきてご飯を食べる、買い物に行く、家で何もしない、体調が悪いときもある。
そういう普通の日常を一緒に過ごします。
無理して頑張らなくても一緒にいられるか
会うたびに、「良く見せないと」「面白い話をしないと」「嫌われないようにしないと」と疲れる相手より、少し沈黙しても平気な相手の方が結婚生活では楽かもしれません。
婚活では、刺激が強い相手を「好き」、安心できる相手を「ときめかない」と分類してしまうことがあります。
でも、安心できることはマイナスではありません。
むしろ、「一緒にいると落ち着く」「変に気を遣わない」「この人なら何でも話せそう」と感じる相手は、結婚相手としてかなり大切な要素を持っています。
何もない時間を一緒に過ごせそうか
デートでは、おしゃれなお店に行ったり、旅行したり、イベントへ行ったりします。
でも結婚生活の大部分は、そこまで特別ではない時間です。
家でテレビを見る。晩ご飯を食べる。スーパーへ行く。休みの日にゴロゴロする。
その普通の時間を一緒に過ごせそうか。
ここを想像すると、「ときめくかどうか」とはまた違った基準が見えてきます。
ときめきは後から出てくることもある
婚活では、最初から恋愛感情が強い人もいれば、関係が深まってから好きになる人もいます。
これはどちらが正しいという話ではありません。
相手を知ってから好きになる人もいる
最初は「感じの良い人だな」くらいだった。
でも何度か会ううちに、仕事への考え方を知った。
自分が落ち込んでいたときに優しくしてくれた。
何気ない会話を覚えていてくれた。
こういう体験が積み重なって、急に相手の見え方が変わることがあります。
見た目だけで一瞬で起きるときめきもありますが、人柄を知ることで生まれるときめきもあります。
だから、初回や2回目のデートで「まだときめかない」と判断する必要はありません。
好意は相手との関係の中で育つ
相手から大切にされる。
自分も相手のことを知る。
二人だけの思い出が増える。
少しずつ相手が特別な存在になっていく。
婚活ではこういう進み方も普通です。
むしろ最初から完成した恋愛感情を求めすぎると、まだ何も始まっていない段階で交際を終了してしまいます。
「今ときめいているか」だけではなく、「前回より少し良いと思えているか」を見るのも大切です。
「好きにならないと」と焦る必要はない
仮交際になると、「3回会ったのにまだ好きじゃないです」「そろそろ好きにならないとまずいですよね?」と焦る方がいます。
そんな期限はありません。
デート回数だけで感情を決めなくていい
3回会ったら好きになる、5回会ったら真剣交際を決める、というルールはありません。
同じ3回でも、毎週長時間会って深い話をしている二人と、3週間に一度1時間だけ会っている二人では関係性が全く違います。
大切なのは回数より、どれだけ相手を知り、二人の距離が縮まっているかです。
まだ相手のことをほとんど知らないのに、「3回会ったのにときめかないから終了」は少し早いことがあります。
好きになろうとすると余計に分からなくなる
「今日のデートで好きになれるか確認しよう」「ときめくかチェックしよう」と思いながら会うと、相手との時間を楽しむより、自分の感情を監視するようになります。
これをやりすぎると、少しでもドキドキしなかっただけで、「やっぱり好きじゃない」となります。
まず普通に会ってください。
相手を知る。自分のことも話す。二人で何かをする。
その中で「今日楽しかったな」「また会いたいな」が増えているなら、それでいいです。
ときめきを求めすぎると婚活が長期化することがある
もちろん、ときめく相手と結婚したいという希望は自由です。
ただ、「強烈にときめかない限り交際しない」になると、婚活では対象がかなり狭くなります。
ときめきだけでは結婚相手としての相性は分からない
見た目が完全にタイプで、会った瞬間にときめいた。
でも話し合いができない。価値観が全然違う。相手からの温度感が低い。結婚観が合わない。
普通にあります。
逆に、最初はときめかなかったけれど、一緒にいるほど居心地が良くなり、お互いの価値観も合っていて、自然に結婚まで進むこともあります。
ときめきは一つの感情ではありますが、結婚相手としての総合評価ではありません。
「過去の恋愛の感覚」を基準にしすぎない
特に過去に大恋愛をした経験がある人は、「昔の彼氏には最初からドキドキした」「元カノにはすぐ惹かれた」と比較することがあります。
でも、その相手とは結婚していない場合もあります。
過去の恋愛が悪かったという話ではありません。
ただ、「以前と同じくらいときめくか」を結婚相手の基準にすると、別の種類の良さを持った相手を見逃すことがあります。
恋愛として刺激的な相手と、結婚生活を一緒に作りやすい相手が必ず同じとは限りません。
ときめかない相手と結婚していいか判断するポイント

では実際に、「ときめかないけれど良い人」と交際しているとき、何を見ればいいのでしょうか。
私は次のようなところを見てほしいです。
また会いたいと思えるか
ものすごく会いたいまでいかなくても、「また会うのは楽しみ」「次も普通に会いたい」と思えるなら十分プラスです。
逆に毎回デートが近づくと憂鬱になり、できればキャンセルしてほしいと思うのであれば、少し考えた方がいいでしょう。
一緒にいて居心地が良いか
沈黙しても苦しくない。無理して自分を作らなくていい。話していると落ち着く。
こういう感覚は大切です。
「ドキドキしない=何も感じない」ではありません。
「安心する」という感情があるなら、それも一つの好意として見ていいと思います。
人として良いと思えるか
尊敬できるところがある。仕事への向き合い方が好き。優しい。誠実。人への接し方が良い。
恋愛感情以前に、「この人いいな」と思える部分があるかはかなり重要です。
結婚すると長く一緒に生活するので、人として好きでいられることは強いです。
相手から大切にされているか
自分の気持ちだけではなく、相手がどう接してくれているかも見てください。
時間を作ってくれる。話を聞いてくれる。約束を守る。困ったときに気遣ってくれる。将来について真剣に考えてくれる。
婚活でときめきを探しすぎると、こういう「自分を大切にしてくれる人」の価値を見落とすことがあります。
結婚生活を一緒に作れそうか
最終的にはここです。
仕事、お金、住む場所、家事、子ども、家族との付き合い方などについて話し合えるか。意見が違ったときに、お互いに調整できそうか。
結婚は恋愛感情だけでは続きません。
ときめきがあっても話し合えない相手より、強烈なときめきはなくても一緒に問題を解決できる相手の方が、結婚相手として合っている可能性はあります。
ただし「生理的に無理」なら別の話
ときめかなくてもいいと言うと、「じゃあ嫌でも我慢して結婚した方がいいですか?」となることがあります。
それは違います。
触れられたくないほど嫌なら無理をしなくていい
見た目がタイプではないことと、生理的に受け付けないことは違います。
見た目は普通。でも話していると楽しい。手をつなぐことも特に嫌ではない。
これなら、関係が進む可能性はあります。
一方で、近くに座られるのも嫌、触れられることを想像すると強い嫌悪感がある、キスや結婚生活を想像すると無理だと思う。
この場合は、「ときめかないだけだから我慢しよう」と無理をする必要はありません。
マイナスがないこととプラスがあることも違う
「嫌ではない」だけでも少し弱いです。
嫌じゃない。でも会いたくもない。特に話したいこともない。興味もない。
これだと、ただマイナスがないだけです。
結婚を考えるなら、「楽しい」「居心地がいい」「優しいと思う」「また会いたい」「この人いいな」など、何かしらのプラスは欲しいです。
ときめき100点である必要はない。でもプラス0点の相手を無理やり選ぶ必要もありません。
婚活では「ときめき」より気持ちが上がっているかを見る
婚活中の気持ちは、ある一日の一点で見るより、流れで見た方が分かりやすいです。
初回は50点だったけれど、2回目で55点、3回目で65点になっている。
この状態なら、ときめきが強くなくても関係は前進しています。
逆に初回からずっと50点で、何度会っても何も変わらず、むしろ45点、40点と下がっているなら、その相手との交際を考え直してもいいでしょう。
「前より好き」が少しでもあるか
相手の新しい一面を知って良いと思った。前より会話が楽になった。LINEが来ると少し嬉しい。次のデートを楽しみにしている。
これくらいでも十分です。
ときめきは突然100点になるとは限りません。
小さな好意が少しずつ増えていく。
その方向性を見てください。
ときめかないときほど「距離を縮める努力」も必要
何もせずに相手を観察して、「まだときめきません」となっているケースもあります。
でも、関係が深まっていなければ、気持ちもなかなか動きません。
会わなければ好きになる材料も増えない
仮交際なのに3週間に一度しか会わない。LINEも日程調整だけ。デートも毎回1時間の食事だけ。
これで、「全然好きになれません」と言われても、そりゃそうでしょうと思うことがあります。
会う頻度を上げる。一緒にいろいろなことをする。普段の価値観を話す。相手の人柄が見える時間を増やす。
好きになるかどうかを判断するには、まず材料が必要です。
相手から好かれることで気持ちが動くこともある
自分に対して相手がすごく誠実に向き合ってくれた。大切にしてくれた。自分のことを理解しようとしてくれた。
そこから相手を好きになることも普通にあります。
人の気持ちは、相手との関係性によって変わります。
最初の印象だけで完成するわけではありません。
「ときめきがないけど真剣交際」はあり?
もちろんありです。
ただし、「まだ何も分からないし、別に好きでもないけど、とりあえず真剣交際」はおすすめしません。
強烈なときめきより「この人と向き合いたい」があるか
真剣交際へ進むときに必要なのは、必ずしもドキドキではありません。
他の人ではなく、この人との関係を深めたい。もっと相手を知りたい。結婚について具体的に話したい。
こういう気持ちがあるかです。
「この人を好きと言い切れるか」だけではなく、「この人との結婚を前向きに考えたいか」で見てもいいと思います。
真剣交際に進んでから、さらに気持ちが深まるケースもあります。
婚活でときめかないときのQ&A
Q1. ときめかない相手と結婚して後悔しませんか?
ときめきがないことだけで後悔すると決まるわけではありません。
居心地が良い、楽しい、相手を人として好き、自分を大切にしてくれる、結婚生活を一緒に作れそうと感じるなら十分に結婚を考えられます。
Q2. 何回会ってもときめかないなら終了した方がいいですか?
回数だけでは決められません。
何度会ったかより、その間に関係が深まっているかを見てください。
気持ちが少しずつ上がっているなら続けていいですし、何度会っても全く興味が増えず、会うこと自体が苦痛なら終了を考えてもいいでしょう。
Q3. 「いい人だけど好きじゃない」はどう判断すればいい?
まず、「好きではない」の中身を考えてみてください。
ドキドキしないだけなのか、相手に全く興味がないのかでは全く違います。
居心地が良く、また会いたい、人として魅力を感じるなら、まだ関係を続ける価値はあります。
Q4. 結婚するならときめきより安心感を選ぶべきですか?
どちらか一方を選ばなければいけないわけではありません。
ときめきもあって安心感もあるなら当然良いです。
ただ、強いときめきがないだけで、居心地や安心感のある相手を「恋愛感情がない」と切ってしまう必要はないと思います。
Q5. 生理的に無理ではないけど見た目がタイプではありません
見た目が100%タイプではなくても、会う中で相手の表情や人柄を好きになることはあります。
逆に、何度会っても異性としてどうしても難しいと感じるなら無理をする必要はありません。
「タイプではない」と「生理的に無理」は分けて考えた方がいいです。
まとめ|ときめかなくてもいい。でも「いいな」は大切

婚活でときめかない相手と結婚していいのか。
別に良いでしょ!と思います。
結婚する人全員が、最初から相手に強烈なときめきを感じているわけではありません。
お見合いで会って、「話しやすい」「感じが良い」「もう一度会ってみよう」から始まり、何度か会ううちに少しずつ相手を好きになることも普通です。
ときめきがないからといって、それだけで「この人は違う」と判断しなくていいです。
ただし、何でもいいわけではありません。
「この人いいな」と思える。
一緒にいると居心地が良い。
楽しい。
また会いたい。
人として尊敬できる。
自分を大切にしてくれる。
こういうプラスの感情は大切です。
婚活で見るべきなのは、「心臓がドキドキするか」だけではありません。
普通の日を一緒に過ごせそうか。
嫌なことがあったときに話し合えそうか。
家族になったときに安心できそうか。
そして、その人と一緒にいる自分が自然でいられるか。
結婚生活を考えるなら、こちらの方がかなり重要です。
もちろん、ときめくこと自体は素敵です。
ときめきを求めることも悪くありません。
でも、「ときめかない=好きではない=結婚してはいけない」というほど単純でもありません。
ドキドキは少ないけれど、一緒にいると楽。
派手な恋愛感情はないけれど、この人と会う時間は好き。
最初はそこからでも十分だと思います。
大切なのは、ときめきがあるかないかだけではなく、「この人いいな」という気持ちが少しずつ育っているか。
婚活では、その感覚をもう少し大切にしていいと思います。
