こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が成婚までのお見合い回数についてを詳しく解説します。
成婚までに何回のお見合いが必要だと思いますか。1回や2回のお見合いで成婚する人はいるのでしょうか。できるなら1回のお見合いでパートナーと出会い、成婚したいと思う人は多いはず。
成婚白書2023をもとに、実際にどのくらいの回数のお見合いで成婚した人がいるのか解説します。
成婚までの流れをつかみたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
お見合いから成婚までの流れ

結婚相談所に入会した後、どのように婚活を進めていくのだろうと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
お見合いから成婚までの大まかな流れを解説します。
- 結婚相談所へ入会する
- お見合いへ申し込む
- お見合いをする
- 仮交際
- 真剣交際
- 成婚
基本的にこのような流れで婚活は進みます。
お見合いに進むには、気になる相手を見つけて、申し込む必要があります。相手がお見合いを承諾すればお見合いが決まり、初めて相手と会うことになります。
ここで相手と次のステップへ進みたいとなれば、仮交際を申し込み、相手が了承すれば晴れて仮交際が始まるという流れです。
お見合い後に、次に進みたいと思える相手ではなければ、仮交際へは進みません。また新たに気になる相手を見つけて、お見合いを行うことになります。
仮交際の間は、複数人と同時に進行してもOKです。仮交際の次のステップである真剣交際は一人だけなので、結婚を考えた相手だけを選びます。
仮交際から真剣交際までは約3ヶ月ほどです。そしてまた3ヶ月の真剣交際を経て、プロポーズ、成婚となります。
【年齢・年収・成婚者と退会者】成婚までのお見合い回数を比較!

成婚までのお見合い回数を成婚白書2023から紹介します。
成婚白書の「代表的な成婚者像」によると、男性は11回、女性は10回のお見合いを経験し、成婚しています。
これが一般的な形ですが、年齢などによってお見合いの回数に違いがあります。年齢・年収・成婚者と退会者の3つの条件でお見合い回数を比較しました。
年齢で比較
成婚白書2023をもとに、年齢とお見合い回数を解説します。
【男性】
年齢 | 20~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 |
お見合い数 | 6回 | 8回 | 11回 | 12回 |
【女性】
年齢 | 20~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 |
お見合い数 | 9回 | 9回 | 11回 | 11回 |
表を見ると、年齢が若いほどお見合い回数が少なく、年齢が上がるほどお見合い回数が増えています。特に男性は、20代前半と30代後半で比較すると2倍の違いがあります。
若いほうが決断が早く、年齢を重ねるごとに決断に慎重になっているのかもしれません。
年収で比較
女性は年収を公開するかどうかによって、お見合いの回数に違いがあります。
成婚した人 | (成婚せず)退会した人 | |
年収を公開する女性 | 17.3回 | 13.1回 |
年収を公開していない女性 | 14.1回 | 7.9回 |
表を見ると、年収を公開している女性のほうがお見合いの回数が多いことが分かります。共働き世帯が増え、女性も働くことが当たり前になりつつあり、男性は女性の年収を気にする傾向にあるのかもしれません。
また、成婚した人のほうが成婚せず退会した人と比べると、お見合いの回数が多い結果となっています。
お見合い回数を増やして、成婚へ進みたいというときには、年収を公開したほうがよいのかもしれませんね。
成婚者と退会者で比較
成婚退会した人と成婚せず退会した人で、お見合い回数を比較しました。
成婚した人 | (成婚せず)退会した人 | |
男性 | 11回 | 3回 |
女性 | 10回 | 4回 |
成婚退会した人は成婚せず退会した人よりも、男性の場合3.7倍、女性の場合2.5倍のお見合いを行っているというデータがあります。
さらに、自分からお見合いを申し込んだ数を見ると、男女共に成婚した人のほうが11件多く、自分から積極的にお見合いに臨んでいることが分かります。
お見合いの数が多いほど、さまざまな人に会う機会を作れるため、結婚したいと思える相手と出会える可能性が高くなると予想できますよね。
早く成婚したいなら、お見合いは積極的に行い、自分から申し込むこともできる限り多く行うとよいでしょう。
どんなペースでお見合いを進める人がいる?

成婚白書の「代表的な成婚者像」によると、男性は11回、女性は10回のお見合いを行っているとありましたが、多いなと感じた人もいるのではないでしょうか。
10回以上のお見合いをこなすには、どのようなペースでお見合いを進めるべきなのか気になる人もいるはず。
お見合いを進めるペースは土日ともにお見合いをする人と、マイペースに進める人の2つに分かれる傾向にあります。
土日ともにお見合いをする人は、休みをフル活用して2件~3件のお見合いをする人が多いです。土曜または日曜のどちらかにお見合いを2件~3件入れて、片方は完全オフにするという人も。
土日にしっかりお見合いを入れれば、1か月で8回~12回のお見合いができます。つまり、代表的な成婚者像に近づくということです。このペースなら、早い段階で仮交際に進めそうですね。
マイペースに進める人は、土日のどちらかに1件のお見合いをたまに入れたり、平日で1件入れたりと、プライベートや仕事と合わせて予定を組む傾向にあります。ゆったりペースなので、早い段階で成婚するのは難しいかもしれません。
しかしマイペースに進めると、お見合いをしすぎて、どの人を選べばいいのか分からないという迷いに陥ることが少ないというメリットも。
お見合いをたくさん経験したほうが、さまざまな人に出会う機会を増やせるというメリットは大きいですが、無理は禁物です。
無理なく、自分に合った婚活を進めることが大切ですね。
成婚するために大切な3つのポイント

結婚相談所に入会したら、やはり目指すところは成婚ですよね。成婚した人のデータを見ると、お見合いを多くした人のほうが成婚できていることが分かりました。
お見合いの承諾率を高め、成婚へと向かうにはどうすればいいのでしょうか。成婚するために大切な3つのポイントを解説します。
プロフィールを充実させる
プロフィールを充実させて、第一印象をよくすることが大切です。
会う前に相手のことを知れる情報はプロフィールしかありません。プロフィールに力を入れなければ、選んでもらえないのは当然ですよね。
特に大切なのは、プロフィール写真です。
写真が10割といってもいいほど、写真がプロフィールの出来を決めます。プロフィールの内容が適当であっても、写真が良ければ申し込みがくることもあるほど、写真が重要です。
あなたがプロフィールを見て相手のことを選ぶとき、どこを見ますか?
やっぱり写真ですよね。あなたがプロフィールを見て相手を選ぶように、相手もプロフィールを見て選んでいます。
プロフィールは自分史上最高の写真を使いましょう。プロに撮影をお任せして、自信を持って見せられる写真を準備することが大切です。
第一印象をよくする
お見合いでの第一印象をよくするために、身だしなみを整えましょう。
服装をおしゃれにきめることに注意するだけでなく、シワがなく、清潔感のある服装を心がけることが大切です。シミのある服ももちろんNGですよ。
爪が伸びていたり、靴が汚かったりすると、清潔感がありません。
そして笑顔が大切です。ムスっとしている人よりも、笑顔の人のほうが印象がいいですよね。
プロフィール写真は笑顔だったのに、会ってみると機嫌が悪いのかな?という表情をしていた…なんてことがあるとマイナス評価になってしまいます。
相手にどのように映るのかを考えながら、第一印象がよくなるように努めましょう。
条件を見直す
あまりにお見合いの申し込みが承諾されないということであれば、条件を見直す必要があります。
特に、自分よりもかなり若い人を望んでいるとうまくいかない可能性があります。多くの女性は自分との歳の差が2歳~3歳ほどの人を望んでおり、年上すぎる男性から申し込みがあってもOKしません。
また、自分の年齢が上がるほど、婚活に時間がかかる傾向にあり、苦戦する可能性も。
条件を見直しながら婚活を進めなければ、お見合いに結びつかないかもしれません。自分自身が周りにどのように評価されているのかを考えながら、条件を見直してみましょう。
1回のお見合いで成婚に至ることは少ない!

結婚相談所に入って1回のお見合いを経験しただけで成婚!という人はほとんどいません。もちろん誰でも早く成婚したいですよね。しかし実際は、10回前後のお見合いを経験する人が多いものです。
また、お見合いの回数が多いほど、成婚退会しやすいというデータがあります。お見合いを通して、さまざまな人と出会い、結婚したいと思える人と出会えるチャンスを増やすことが大切です。
プロフィールをしっかり作り、第一印象をよくして、お見合いの成立率を上げていきましょう!