結婚相談所ではなぜ3ヶ月ルールがあるのか?

こんにちは!アスマリいおりです。

日本結婚相談所連盟(IBJ)の結婚相談所における交際期間には「3ヶ月ルール」というものがあります。この言葉を聞いただけではどういう意味なのか、不安や疑問に感じる方もいるかもしれません。3ヶ月ルールが設けられている背景や考え方などポイントをしっかり押さえて徹底解説したいと思います。

こちらは3ヶ月ルールの深堀記事です。気になるポイントを、これまで数多くのカップルを成婚に導いてきた婚活のプロがわかりやすく紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

1.結婚相談所の3ヶ月ルールとは?

アスマリが加盟している日本結婚相談所連盟では、交際期間として「3ヶ月ルール」が設けられています。
これはどのような意味があるのか、また絶対に守るべきことなのかについて解説します。

お見合いから3ヶ月以内を目標に成婚を決める

結婚相談所の契約書には以下の内容が書かれてあります。

成婚の定義の1つ「交際期間を延長し通算6ヶ月を経過した場合(交際期間は原則3ヶ月)」

3ヶ月ルールとは、「3ヶ月で結婚できる相手か見極めてくださいね」というお見合いから3ヶ月以内を目標に成婚をするか決めることです。つまり、交際をスタートさせてから3ヶ月が経過した時点で、結婚へステップを進めるか、もしくはそれ以上のステップを進まないのかを決めることを意味します。この3ヶ月は、今後の人生を大きく左右する重要な期間です。
納得の答えが出るまで、しっかりとお相手のことを見極めることが大切です。

最大6ヶ月まで延長可能

結婚相談所には3ヶ月ルールが設けられていますが、あくまで3ヶ月という期間は目安や目標値に過ぎず、双方の同意により最大6ヶ月まで延長可能です。

3ヶ月ルールと言いながらみんながみんな3ヶ月で成婚しているか?答えはNOです。「3ヶ月経ったらから絶対結婚しないといけない」このような解釈をする必要はございません。間違っても、「全然会えてないけど3ヶ月が過ぎたから」「結婚したいか分からないけどルールだから」「担当者が言ったから」「相手がもう結婚したいから」などのあいまいな理由で結婚を決断しないでください。

無理やり結婚する必要もなければ、無理に決断をする必要もありません。ご自身が納得いく結婚をすること、お二人のペースを合わせることが大切であり、そのために婚活のプロがしっかりとサポートさせていただきます。

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2.お見合いから成婚までの流れ

そもそも交際期間は3ヶ月で十分なのでしょうか。ここで結婚相談所で婚活をした場合の、お見合いから成婚までの流れをおさらいしましょう

①お相手を探す

まず、約65,000名の会員のなかからプロフィールやお見合い写真など気になる方を探し、お相手に求める条件に合えばお見合いを申し込みましょう。スマートフォンのアプリから手軽に検索やお申し込みができます。自分から積極的に申し込むことで、出会いのチャンスが広がるでしょう。

②お見合い

お見合い当日は、1時間程度お相手と会ってお話をします。日程調整や待ち合わせの場所の設定はすべて専任カウンセラーがおこないます。また、当日の服装や会話の内容といったアドバイスだけでなく、お見合い後のフィードバックもしていますので、不安なく楽しい時間をお過ごしください。

③仮交際(プレ交際)

お見合い後に双方が「また会いたい」となったら、専任カウンセラーを通じてお互いの連絡先を交際し、何度かデートや連絡を重ねていきます。そして、3ヶ月ルールはお見合い日からカウントが開始されます。仮交際は「友達以上恋人未満」的なお試し期間の意味あいが強く、正式に結婚前提としてお付き合いしているわけではないため、他の異性とお見合いしたり同時進行したりすることが認められています。デートをしっかりして仲を浮かめていきましょう。

④真剣交際

真剣交際とは、お相手を一人に絞り結婚を前提としたお付き合いをすることであり、仮交際仮交際と違って他の方とのお見合いや同時進行が認められていません。ここでは今後の人生を左右する大事な期間ですので、お互いのことを深く知り合っていきましょう。

⑤プロポーズ

真剣交際でお互いの結婚観などを確認し、お互い結婚の意思があれば男性からプロポーズです。3ヶ月ルールとは、お見合いから3ヶ月を目安にプロポーズしましょうというイメージです。女性は「男性からこんなプロポーズしてほしい」と望んでいる方も多く、男性は結婚に対する意思が固まれば結婚相談所にタイミングや方法などを相談しましょう。経験豊富な専任カウンセラーがさまざまなアドバイスをしてくれます。

⑤成婚

プロポーズが成功したら晴れてご成婚退会となります。成婚前に親の挨拶をいれることがトレンドです。挨拶をせずに成婚退会するのは正直あまりおすすめしませんので、プロポーズ成功後はさっと挨拶をしましょう。

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3.3ヶ月ルールがある2つの理由とは?

ではいったい結婚相談所では、なぜ3ヶ月ルールが設けられているのでしょうか。

お互いの婚活時間を無駄にしない

結婚は非常に大きな決断であるため、じっくり考えたいものです。とは言っても、結婚するかどうかを決めきれず、中途半端に交際期間を長引かせてしまっては、相手の貴重な時間を奪うことになりかねません。またじっくり考えると言っても何を考えるのか?これも整理できることが相談所の良さです。考える内容がないのにただ時間だけが過ぎていたら、1つ歳を重ねるだけです。結婚ってタイミングと勢い!って聞いたことがあると思います。そう、結婚はタイミングや勢いがなければ基本的にはだらだら長引くものと考えて良いです。どちらか一方が結婚したくてもタイミングが合わなければ結婚になりませんし、プロポーズしなければ結婚になりません。結婚の話をしない場合も同様に結婚になりません。
婚活相談でもよく「3年付き合っても結婚にならなかった。。」「彼に結婚願望がなかった決断できなかった」これはあるあるの相談内容です。
3ヶ月ルールがタイミングと勢いを仕組みの中で作っているというようなイメージです。3ヶ月ルールという一期間で決断するという意識をお互いに持つことで、婚活時間を無駄に過ごすことなくお付き合いを進めることができます。決断を後押ししてくれる役目をしてくれているのです。

結婚意識がある相手と濃い付き合いができる

一定の期間が設けられることで、お相手をより意識しやすくなります。一般恋愛であれば期間を設けずにじっくりと相手のことを知っていくことができますが、3ヶ月ルールはその期間でお相手と結婚するかを意識しなくてはなりません。

そのため、相手のことを早く深く理解しようとするので、連絡やデート頻度が自然と多くなります。人は時間の区切りを持つことで、相手と真剣に向き合うようになります。いろんなことを話してたくさんデートしないと相手のことはわかりませんよね?例えば月に1回デート、週に1回の連絡、この相手と3ヶ月で結婚できますか?できないですよね。。

より結婚の可能性を高めるために、結婚相談所では3ヶ月ルールを設けています。なかなか決断できない男女、結婚を決断してくれないダメ男ばかり引く女性などには最適なルールと言えるでしょう。

4.なぜ3ヶ月結婚が可能となってくるのか?

ゼクシィの2020「結婚トレンド調査」によると、結婚までの平均交際期間は3.2年です。35歳なら38歳に結婚するということです。果たして結婚に必ずしも3年必要なのでしょうか。一般的な恋愛に対して遥かに早いと言える3ヶ月ルール、なぜ結婚相談所では3ヶ月の交際期間からの成婚が可能なのかここで考えてみましょう。

結婚相談所はただの恋愛と違うからこそ3ヶ月で決断可能

一般恋愛で結婚までの時間がかかる理由は、将来のパートナーを慎重に決めたいと考えているだけでなく、そもそも結婚の話を一切していないケースも少なくありません。長く付き合っていたけど実は結婚の話をし始めたのは、2〜3ヶ月ということもよく聞く話です。お相手と結婚すべきかを時間をかけて見極めることも良いですが、どれだけ交際期間が長くても、どちらかの意識が薄ければ結婚へのスピードは落ちるますし、結婚の話をしなければ結婚にはならないでしょう。

一方で、結婚相談所での婚活は、結婚相手を探すことが前提です。恋愛と結婚の話を同時にできるということ。聞きづらい結婚における重要なことを時間をかけず効率的にわかるため、一般恋愛とは違い3ヶ月という短い交際期間でも結婚するかどうかを決断が可能になっています。結婚するという視点で考えれば、交際期間の長さよりもどれだけお互いが結婚に向き合ったかということの方が重要と言えます。もちろん居心地が良い、一緒にいて楽、好きという気持ちも大切。恋愛相談で2〜3年後から急に居心地が良くなったケースをあまり聞いたことがありません。居心地の良さに時間をかける必要はないのだと思います。

結婚に対する真剣度が高い

結婚相談所の会員は結婚に対する真剣度が高いからこそ3ヶ月で決断可能です。たとえば、会社の同僚や友人・知人からの紹介があっても、そのお相手が恋人を探しているだけなのか、結婚相手を求めているのかはわからないでしょう。仮に結婚相手を探している場合でも「1年くらいで結婚したい」「2〜3年くらいで結婚したい」「いつか結婚したい」「お互い相性が合えば結婚したい」これだけみてもかなり差があると言えます。結婚に対する温度感が同じ相手と会えるから交際期間を短縮できるのです。

結婚の話が自然にできる

結婚相談所は結婚の意思が明確にある男女が集まっているため結婚の話が違和感なくできます。よく恋愛相談で聞く「結婚の話をしたら重いって思われるかも、嫌われてしまうかも」こんなことをそもそも考える必要がないということです。結婚の話で重くなることもなく、真剣度が高ければ結婚の話をすること自体が自然にできるものです。なお独身で結婚の意識が明確にある男女が集まる婚活は仲人型の結婚相談所(アスマリはこれ)しかありません。

仮交際が3ヶ月ルールを後押しする

仮交際では同時進行が可能です。真剣交際では一人としか交際できないですが、仮交際では複数交際が可能となるため、同時にいろんな方と交際することができます。比較しながら結婚相手を選ぶことができるため、自分の大切にしたことも整理がしやすく、相手の良さも伝わりやすい。また仮交際している間はその相手とは結婚できないため、良い相手がいたら「早くその相手と真剣交際したい」という心理的欲求も働きます。仮交際の仕組みは同時進行が可能ですが、特定の相手にもコミットしやすい要素を持っていると言えます。なお通常の恋愛では同時進行はもちろん浮気になります・・・

事前に詳細なプロフィールを確認した上で相手を選べる

結婚相談所では、入会時に各種身分証明書の提出が必須です。最初にお会いする時点で、「年収(男性のみ必須)」「身長」「年齢」「学歴」「趣味」「結婚歴」「家族構成」といった詳細なプロフィールを事前に確認できるため、これが交際期間の短縮につながります。通常の恋愛ではいろんなことを知るために時間がかかってしまいます。事前に分かっている方のみとしか出会えるということがポイントです。マッチングアプリなどは気軽に婚活を始められますが、所得証明もなければ独身証明書の提出義務がないため、既婚者や体目的の方が存在したり嘘の年収を記載している方がいるのも事実です。ヤリモクもいない、既婚者もいない年収も本当、それが結婚相談所です。

相手の気持ちも分かり、一人で悩まずに婚活できる

結婚相談所では、専任カウンセラーがご成婚までサポートしてくれます。これまで婚活が上手くいかなかった方でも、うまく行かない理由などひとり一人の課題を婚活のプロが分析してアドバイスさせていただくので、一人で悩まずに婚活できるでしょう。悩みを早期解決できることは、時間を無駄にしないことにつながります。また相手が何を考えているか分からないということも少なくなってきます。相手の気持ちをカウンセラーが聞いて共有すれば済むだけの話だからです。「この人私のことどう思っているんだろう」「本当に真剣に考えているの?」このようなことを解決しやすい環境が整っていることは3ヶ月で決断しやすい要因の一つです。

5.3ヶ月で相手を見極めるポイントは?

結婚相談所を利用して3ヶ月で結婚するためには、「お相手とこまめに連絡を取る」「実際に会う頻度を増やす」という2つを意識することが大切です。距離感をしっかり縮めることに全集中です。そうすれば相手のことを早く良いと思えるし、早く嫌になる(結婚相手と違うと分かる)ことにつながります。最終的に結婚相手にならない相手とずるずる交際期間を伸ばすのは非常に非効率ですしメンタル的にも良くない。なら早くわかれば良いという話です。

具体的には、以下のポイントをチェックすることをおすすめします。

  • 一緒にいて居心地が良いか、楽か(もちろんすぐに居心地がよくなることばかりではない)
  • 話し合いができる相手か
  • 好きなもの・嫌いなものは何か
  • 働き方や生活パターン
  • お金の使い方や金銭感覚
  • 家族に関すること
  • 結婚後に描く家族像について

素敵な結婚生活を送るためにも、これらを意識して結婚相手を見極めてみてください。

【まとめ】3ヶ月ルールは婚活者にとって意識したい戦略

結婚相談所が設けている「3ヶ月ルール」は、結婚を真剣に考える方にとってメリットの大きいものであり、無駄のない婚活時間を過ごすことができます。また、3ヶ月ルールは婚活者にとって意識したい戦略です。

3ヶ月という限られた期間でお互いのことを積極的に知り合うためには、連絡やデートの頻度を増やすことはもちろん、結婚観を話すタイミングも意識する必要があります。3ヶ月で結婚する相手として交際すればしっかり婚活に向き合えます。


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