【申し込み~交際まで】お見合いルール&マナー集を解説

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者がIBJのお見合いルール&マナー集を詳しく解説します。

お見合い時にはお互いに楽しく過ごしたいですよね。そのためには気遣いが大切です。

IBJ(日本結婚相談所連盟)では、会員の皆さんが円滑に婚活を進められるようにさまざまなルールやマナーが設けられています。

どれも難しいものではなく、簡単に実践できるものばかりです!

ここからは申し込みから交際までのルールとマナーを見ていきましょう。

お見合い申込み時

プロフィール情報の変更について

ご提出いただいた情報に変更がある場合は、直ちに担当カウンセラーまでご連絡ください。

スマホの契約会社を変えて電話番号が変わったときにも連絡しなければなりません。
電話番号、メールアドレス、職業、年収、住所などプロフィールに載っている情報全てにおいて変更があったときには直ちに連絡しましょう。

情報の管理について

郵送物及びパソコン・スマートフォン等ご利用端末上の会員プロフィール情報を第三者に閲覧させることは禁止です。
また、活動中の事柄や交際状況の詳細、お相手への印象などを不特定多数の閲覧者がいるSNSやブログ、掲示板などに書き込むことは厳禁です。

内容によっては、活動をご継続いただけなくなることもありますのでご注意ください。

婚活上で知った相手の情報は流出させないように注意しましょう。
また、友人であってもその情報をスマホなどで見せることも禁止です。

お見合いの申込みについて

申込みをしたら、自分の都合で取り消すことはできません。

お相手からの返事を待ちましょう。
お相手からOKの返事がきたら、必ずお見合いをしなければならないルールですので、申込みは慎重にしましょう。
遠方のお相手に申込みを希望される場合は、事前に担当カウンセラーにご相談ください。

申し込みの有効期限は10日間となっていて、それまでに返事がなければお見合いに至りません。
また、基本的に申し込んだ人が相手の指定する場所へ向かい、お見合いをすることになっているので申し込み時にはよく考えましょう。

お見合いの申込みを受けたら

速やかにお返事するのがマナーです。

あまりお待たせしすぎるとお相手にも失礼になりますし、なによりせっかくのご縁のタイミングを逃す可能性があります。
また、1カ月以内にお見合いできるスケジュールが空いていない場合は、安易にOKの返事をするのはやめましょう(申込む場合も同様です)。
困ったときは、担当カウンセラーにご相談ください。

お見合いは成立してから1ヶ月以内に行うルールです。
そのため1ヶ月以内でスケジュールが空いていないときには慎重に行動しなければなりません。

お見合いが成立したら

IBJシステムでのお見合い成立後、1週間以内にお見合い日程を決めるようにしてください。(実際のお見合い日は先の日程でも構いません。原則1ヵ月以内の希望日程をご連絡ください)
OK返事をする際に、希望日程も連絡をすると日程調整がスムーズに進みます。
お見合い希望日としてご提示いただいた日程はお見合い日が決まるまで予定を入れずに空けておくようにしてください。
成立後のお見合いは原則、取り消すことはできません。
お見合い成立後にキャンセルする場合、所定の違約金をお支払いいただきます。

第3希望まで日程を出せるので、相手が日程を選びやすいように第3希望まで出したほうがよいでしょう。
自分のことばかりでなく、相手の都合も考えましょう。
相手が遠方の方なら、遅めの時間に設定するといった配慮をするとよいですね!

お見合いの場所について

お見合い場所は担当カウンセラーと相談の上で決定しますが、基本的にはシティホテルのラウンジでお待ち合わせをしてお茶をするという運びになります。
お待ち合わせ場所から移動してホテル以外の場所でお茶をする場合は、あまりカジュアルになりすぎないように気をつけましょう。
(コーヒーチェーン店などは避けてください)また、当日プロフィールを見ながらお見合いすることはマナー違反です。お相手のプロフィールは事前によく読んでからお見合いに臨みましょう。

相手のことをよく見ず、手元ばかり見ていては相手が不快に感じるのも無理はありませんよね。
お見合いは相手のことを知る場であり、自分のことを知ってもらう場です。
目の前の相手をしっかり見ましょう!


お見合い

服装などについて

男性はスーツまたはジャケットにシャツなど、まじめな印象になるように心がけ、お相手に失礼のないように配慮してください。
第一印象が大切です。※Tシャツやジーンズはマナー違反!目がいきやすい頭髪や爪、靴などは要チェック!

清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
女性はワンピースなどのキレイめな服装で、スーツを着た男性の隣にいて違和感のない服装がおすすめです。

お見合い当日は

お見合い会場には10分前に到着するようにし、定刻にお見合いが開始できるようにしてください。
時間の計算が出来ない車の使用は避けましょう。
当日は緊急連絡が取れるようにお願いします。遅刻しそうな場合や、定刻にお相手に会えない場合はIBJシステムの「当日緊急連絡機能」を使用してお相手と相談所にご連絡ください。
お相手が遅刻する場合はメールが届きますので当日はメールをこまめに確認ください。
もし、お見合いに行けない場合にはすぐに所属相談所にその旨を「電話」にてご連絡ください。

5分前に着いたら早めに着いた!と感じる人もいますが、IBJのルールでは10分前に到着することになっています。
遅刻と思われてしまうこともあるので、10分前は厳守です!

お相手をみつけたら

「はじめまして、○○です。よろしくお願いします。」と自分から挨拶をしましょう。
挨拶はさわやかに、はっきりと名乗って会釈しましょう。男性側からお声がけするのがルール&マナーです。

休日だと周りに人が多いかもしれません。
ボソボソと相手に伝わらない声ではなく、ハキハキと声がけをしたほうが印象がよいですよ!

お見合い中の話題について

明るくハキハキ、終始にこやかに。会話中は、お相手のいい面をみつけるようにしましょう。
フィーリングがあわない場合でも、不機嫌な態度はマナー違反です。

お相手に対する感謝の気持ちを忘れず、お互いに気持ちのいいお見合いにしましょう。
過去の恋愛や所属相談所についての話、ほかのお相手とのお見合いの話は触れないのがマナーです。

プライベートなことを聞すぎるのはよくありません。
趣味や休日にしていることなどを聞くのはOKですよ!
下ネタはもちろんですが、容姿に関することなど否定的捉えられることをいうのは避けましょう。

時間と費用について

お見合い時間は1時間前後で切り上げるのが目安です。

お見合い時のお相手女性の「お茶代」については、男性が支払うのがルール&マナー。

女性は、当然と思わず「ありがとうございます」の一言を忘れずに。
交際成立まではお食事やデートに誘うのはNGです。

お茶代は約2,000円から3,000円ほどと思っておきましょう。
女性が「半分出します」というように割り勘を申し出るのはマナー違反にあたります。
支払いは男性にお任せし、感謝の気持ちをもってお礼をいいましょう。
男性はスマートに支払いを済ませましょう。
嫌な顔をしたり、女性にお礼を強要したりするのはスマートと言えません。

カウンセラーによるお引き合わせやお見合い同席について

相談所によって、お見合い時に、お引き合わせや同席でのご紹介がある場合もあります。
同席するカウンセラーの「お茶代」については、事前に担当カウンセラーに確認しておきましょう(地域が異なるお相手とのお見合いの場合は要注意)。

アスマリではお引き合わせや同席は行っていません。
西日本では行っている場合もあります。

連絡先交換について

お見合い時に当人同士での連絡先交換(名刺交換を含む)は禁止です。

お互いに連絡先の交換を望むときには、カウンセラーへ相談しましょう。

お見合いが終わったら

できるだけ当日中に、担当カウンセラーにご連絡ください。
交際に進むかどうかの結論は、できるだけ早く出すのがマナーです。遅くとも、翌日の午後1時までにはご報告ください。

ルール上は翌日の午後1時まで時間がありますが、できる限り早く結論を伝えましょう。
相手が迷っていても自分が先に結論を伝えることで相手の迷いが晴れる可能性があります!

違約金について

IBJシステムで成立したお見合いはキャンセルできません。
やむを得ずキャンセルする場合(当日、15分以上の遅刻をしたことで、お見合いが不可能とお相手が判断した場合も含む)は、所定の違約金をお支払いいただきます。
お見合い前日の、双方相談所営業時間終了後のキャンセルのお申し出は、「当日キャンセル」扱いとなりますのでご注意ください。

遅刻や当日キャンセルはどちらも相手を困らせてしまいますよね。
時間を守ることは最低限のルールです。
違約金の有無に関わらず、常識として時間を守る必要があります。

交際編

連絡先交換後のファーストコンタクト

交際が成立したら担当カウンセラーを通じて連絡先が交換されます。

連絡先交換当日に男性から連絡をするのがルール&マナー。
できるだけ早く(原則電話で)連絡を取り、お二人で次のデートのお約束をしましょう。
お時間の取れないときも、まずはご挨拶の連絡だけでもするようにしてください。
また留守番電話のときには、必ず伝言を残しましょう。

着信がありましたら、女性側も折り返しのお電話をお願いします。
交際承諾後に正当な理由なく一度もお会いしないで交際中止をすることはルール&マナー違反ですので所定の違約金をお支払いいただきます。

最初の電話では積極的にアピールするのがおすすめです。
次のデートの約束をして、しっかり次に繋げましょう!

初デートについて

交際成立後は時間をあけずに初デートをしましょう。
お互いに負担にならない程度の時間で、お互いのことをよく知っていくようにしましょう。
はじめのうちは、2~3時間ほどのお食事デートがおすすめです。
別れ際には「今日はありがとうございました」の言葉も忘れずに。
つまらなさそうな態度や、なれなれしくボディータッチをするなどはマナー違反です。

相手の同意がないスキンシップはNGです。
交際しているからといって、相手の気持ちを考えられない行動は避けましょう。

デート費用について

デート費用は高額にならないように、お互いに気をつけましょう。
デート代はなるべく男性負担で。

女性側から支払いの申し出があった場合には、負担に感じさせないよう、笑顔で柔らかく遠慮しましょう。

女性は「お茶代は出しますね」「次は私が出しますね」といったように相手を気遣う行動が大切です。

交際状況の振り返りが成婚への近道

交際がはじまったら、IBJシステムからデートの振り返りをレポートしてください。
お相手の印象や話した内容、デートの感想を毎回振り返ることで、ご自身の気持ちを整理でき良縁へと繋がります。

気になることがあれば、些細なことでも担当カウンセラーに遠慮なくご相談ください。

交際期間について

お見合い後の交際期間は、お見合い日から3ヵ月間がルールです。
この期間内に担当カウンセラーまで、ご成婚(成婚退会)の意思表示をお願いします。

もろもろのご事情により延⻑を希望されるときは、必ず担当カウンセラーにご相談ください。
万一、ご報告がなく、退会後に当社での活動で知りあった方と成婚した場合は、調査費用および成婚料相当をお支払いいただきます。

3ヶ月がルールですが、6ヶ月まで延長可能です。
交際期間には期限があるため、その期間内に相手との仲を深め、判断しなければなりません。

交際期間中の注意事項

ルール上、結婚婚約またはそれらと同等の成果(「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊をともなう旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間を延⻑し、通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)」など)は、「成婚」とみなします。
トラブルを避けるため、交際期間中の旅行や婚前交渉は禁止です。
なお、お二人で外泊や旅行に行かれた場合、または婚前交渉の事実が明白になった場合は、成婚のご意思の有無にかかわらず、成婚とみなし、成婚退会手続きを行っていただきます。

金銭の授受・貸借もトラブルのもとですので禁止です。

「結婚したら生計が同じになるのだから」とお金を貸して欲しいと言われたとしても、絶対に貸してはいけません。
結婚後に返す…という言葉も同様にNGです。

交際のお断りについて

交際を終了する場合、お断りの返事は担当カウンセラーを通じて行います。

お相手に直接「NO」の意向を示すことは避け、担当カウンセラーまでご連絡ください。
交際終了後は、お相手の連絡先などは速やかに登録を削除してください。
交際が終了したお相手に直接連絡をとることなどは厳禁です。

迷惑行為とみなされますのでお気をつけください。

交際終了後に連絡を取り合うとトラブルに繋がる可能性があります。

気遣いを忘れずに行動することが大切

相手のことを考え、丁寧に対応すればどのルールも守れるのではないでしょうか。

ルールやマナー違反があれば相手を不快にさせてしまったり、場合によっては違約金がかかってしまったりします。

分からないことや困ったことがあればカウンセラーへ相談しましょう。

上へ戻る Page Top