こどおば・こどおじは結婚できる?実家暮らしでも成婚するには?

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、こどおば・こどおじの婚活を詳しく解説します。

「ずっと実家暮らしだけど、このままで結婚できるのかな…」そんな不安を抱える人が増えています。特に、近年では「こどおば」「こどおじ」という言葉がネット上で広まり、成人しても親元で暮らす独身の人に対してネガティブな印象を持つ人も多いですよね。たしかに、「実家暮らし=自立していない」という印象を持たれがちです。

では、「こどおば」「こどおじ」と呼ばれる人でも、成婚するにはどのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。 本記事では、

こどおば・こどおじが結婚相談所で不利とされる理由や、実家暮らしでも成婚するためのポイントを詳しく解説します。

そもそも「こどおば」「こどおじ」とは?

「こどおば」や「こどおじ」とは、「子ども部屋おばさん」「子ども部屋おじさん」の略語で、成人しても親元で生活を続けている独身の人を指す言葉です。自立していない状態で、実家に依存し続けている人々を揶揄する言葉として使われています。

「こどおば」「こどおじ」は、親からの経済的支援や生活面での手助けを受けていることが多く、これが自立していないと見なされる要因です。また、一度も一人暮らしをしたことがない場合、生活スキルや自立心がないと思われてしまうことも。

このような人は、周囲からは「いつまで親の支えに頼っているのか」といった批判的な目線を向けられることが多いですよね。自立していないことから、結婚は難しい…と思う人も多くいます。

結婚相談所で「こどおば」「こどおじ」は不利になる?理由とは?

こどおばやおどおじが結婚相談所で婚活をする場合、不利になる傾向があります。実家に住んでいるだけで、どうして不利になるのだろう?と思う人も多いかもしれません。

では、こどおばやこどおじが婚活で不利になる理由を解説します。

実家に依存していると思われてしまう

結婚相談所では、実家暮らしの人は親に頼っているという印象を持たれやすく、自立できていないと判断されることが少なくありません

特に長く親元にいる場合は、生活のあらゆる面を親任せにしているのではと懸念されがちです。食事や洗濯、掃除など日常の家事はもちろん、経済的な面でも実家に頼り切っているように見えると、結婚後の生活が想像しにくくなります。

新しい家庭を築くことを目指す婚活において、誰かに依存している印象は大きなマイナスになってしまいますよね。

家事ができないイメージが強い

長年実家にいる人は、家事を親が当たり前にやってくれていることが多いため、自分で生活を回す力がないのではと思われがちです。

料理や掃除、洗濯などに関して「必要になったらできる」と思っていても、実際にはやったことがない、やり方を知らないというケースもあります。そのため、結婚生活でもパートナーに丸投げするのではないか…と不安を与えてしまうのです。

結婚後は家事を分担するのが一般的となった現代で、家のことを自分でこなせるかどうかは、結婚相談所でも重視されています。

金銭感覚がしっかりしていなさそうなイメージがある

実家暮らしを続けていると、毎月の家賃や光熱費、食費などを自分で管理する機会がなく、金銭感覚に不安を抱かれやすくなります

収入があっても、実家にお金を入れていないため、自由に使えるお金が多い人は多いものです。そのため、浪費しがちで、貯金がほとんどないというケースもあります

また、家計を管理した経験がないと、結婚後に生活費をどうやりくりするのか、計画的に貯蓄していけるのかといった点で相手に不安を与えてしまうことも。経済的な自立は、将来を共にするパートナーを探すうえで重要な判断材料です。

相手に親と同様のことを求められると思われやすい

長年親に世話をしてもらっていると、無意識のうちに結婚相手にも同じような役割を期待してしまう傾向があります。

例えば、家事は全部任せたい、経済面でも支えてほしいといった依存的な思考が見え隠れすると、相手は負担を感じてしまいますよね。

結婚はお互いが支え合う関係であって、一方的に尽くされるものではありません。そのため、家のこともお金のこともすべてパートナーに任せようとする姿勢は、敬遠される要因になってしまいます。

精神的に未熟なイメージを持たれやすい

実家で親と暮らし続けていると、トラブルに直面したときに自力で解決する機会が少なく、精神的な自立ができていないと思われがちです。

何かあるたびに親の意見を優先したり、自分で判断することが苦手だったりすると、結婚後も頼りにならないと思われることがあります。

また、親の言いなりになりやすい人は、結婚後も家庭に親が干渉してくるのではないか、同居しなければならないのではないかと相手を不安に思わせてしまうことも。精神的な成熟度も婚活をする上で、重視されています。

「こどおば」「こどおじ」でも成婚するポイント

婚活の場では「こどおば」「こどおじ」というだけでネガティブな先入観を持たれることもあるため、自分の考えや生活スタイルを丁寧に伝えることが大切です。ここでは、実家暮らしでも成婚を目指すために押さえておきたいポイントをご紹介します。

しっかり自立していることを示す

たとえ実家に暮らしていても、生活や考え方が自立していれば、婚活で悪い印象になりにくくなります。

家事や金銭管理、スケジュールの自己管理など、自分の力でできていることを具体的に伝えましょう。たとえば「毎月家に生活費を入れている」「料理は自分でしている」など、行動ベースで語ることで信頼感が生まれます。

見た目や話し方、態度からも「自立した大人」として見てもらえるよう意識することが大切です。

結婚後をイメージできるようによく話す

将来を共にする相手として信頼されるためには、今の自分のことだけでなく、結婚後の生活についても具体的に話せるようにしておくと良いでしょう。

たとえば「家事は分担して一緒にしたい」「仕事を続けつつ家庭も大事にしたい」など、自分なりの家庭像を語ることで、相手が未来の生活をイメージしやすくなりますよね。

実家暮らしだから結婚語が不安…と思われないように、現実的な結婚観を持っていることを丁寧に伝えることが大切です。

実家暮らしのメリットを伝える

実家暮らしであることをネガティブに受け取られがちな場面でも、視点を変えれば十分にアピールポイントになります。

たとえば、生活コストが低いために貯蓄がしっかりできている人は、それを伝えるとよいでしょう。「○年で○○万円貯めた」「老後や育児に備えて積み立てをしている」など、具体的な数字を交えると説得力が増します。

堅実さや将来への備えがあることは、結婚相手として大きな安心材料になりますね。

親との関係を話す

婚活では、親との関係性も大事なチェックポイントです。

特に実家暮らしの場合、「親に依存していないか」「親が干渉してこないか」といった点を気にする人が少なくありません。そのため、生活やさまざまな判断は自分でしていることや親とは距離感を保ちつつ、必要なときだけ支え合っているといった姿勢を伝えることが重要です。

親と程よい距離感で付き合っていることを話すことで、自立した人間関係を築ける人だと理解してもらいやすくなります。

一人暮らししてみる

もしできるなら、一度一人暮らしをしてみるのもよい選択です。家事や生活費の管理など、実際に一人で生活することで得られる経験は多く、婚活の場でも「自立している」という印象を与えられます。

また、自分自身の成長にもつながり、生活力や問題解決能力が自然と高まりますよ。短期間でも経験することで、実家暮らしとは違った新たな視点を得られますよ。

無職なら就職する必要がある

経済的に自立していない状態では、結婚生活を現実的にイメージしてもらうのは難しくなります。

婚活では、安定した収入があることが大切です。正社員に限らず、契約社員やパートでも構いません。まずは仕事をして生活を整えることが、婚活の土台になります。就職することで、自信がつき、生活のリズムも整います。相手とも対等な関係を築きやすくなるでしょう。

無職のままでは、どんなに誠実でも将来の安心感は伝わりにくいため、行動に移すことが成婚への近道です。

自立をアピールすれば実家暮らしでも結婚はできる!

「こどおば」「こどおじ」というレッテルは、婚活に不利な先入観を与えることがありますが、実際に重要なのは自立度です。

たとえ実家暮らしでも、家事やお金の管理ができていて、結婚後の生活像をしっかり持っていれば、婚活でマイナスになることはありません。逆に、一人暮らしをしていても、自立できていなければ評価は上がりませんよね。

大切なのは、「自分は一人でも生活できるし、結婚後はお互いを尊重し合えるパートナーになりたい」という姿勢を、言葉と行動で示すことです。

環境ではなく、どう生きているかが、婚活の成功を左右します。今の自分を見つめ直し、自立した考え方と行動をすることで、実家暮らしでもしっかり成婚に近づけますよ。

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