結婚相談所で歳の差婚をすることはある?現実と成功のポイントを解説

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が結婚相談所での歳の差婚について詳しく解説します。

「年齢差があると結婚は難しいのでは?」「結婚相談所でも歳の差婚って成立するの?」

そんな疑問を抱えている方も少なくありません。実際、結婚相談所でも歳の差婚は一定数存在します。ただし、成功にはコツが必要です。

この記事では、男女別の理想の歳の差から、歳の差婚のメリット・デメリット、成功のためのポイントまで詳しく解説します。歳の差婚を考えている人はぜひ参考にしてください。

結婚相談所で歳の差婚は実際にある?

結婚相談所で歳の差婚をする人は実際にいます。男性が女性より年上であるケースが多く、女性が年上のカップルは少なめです。10歳以上の歳の差があるケースもありますが、ほとんどありません

結婚相談所で活動する男性で年下の女性を希望する人は多いですが、10歳以上年下など大幅な歳の差を望んでもうまくいかないことがあります。

歳の差婚もあるけれど、年下を希望しても断られてしまうケースが多い…というのが現実です。

とはいえ、同い年だけを対象に活動していると、出会いを狭めてしまいます。希望する年齢には幅を持たせて、上に5歳・下に5歳はOKとしたほうが出会いが広がりますよ。

男女別!理想の歳の差は?

では、理想の歳の差はどのくらいなのでしょうか。実は、男女で理想の歳の差に関する考え方は異なります。

男女それぞれの理想の歳の差について解説します。

男性の理想は20代女性

多くの男性が理想とするのは、「若い女性」との結婚です。特に年収の高い40代以上の男性は、20代女性を期待する傾向があります。

背景には、「子どもが欲しい」「若々しい女性が魅力的に感じる」「自分にないフレッシュさに惹かれる」といった心理があります。

ただし、20代女性が全員、年上男性を好むわけではないため、理想と現実にギャップが生まれることも。現実的な年齢差で相手を探す柔軟性も必要です。

女性の理想は3~4歳差

一方、女性は年齢差に対して比較的シビアです。結婚相談所に登録している女性の多くは、「3~4歳上、または同世代」を理想としています

少し年上の男性なら、「経済的に安定していそう」「包容力がありそう」「リードしてくれそう」といった安心感を得られると考える女性は多いようです。

また、あまりに年齢差が開いていると、「老後が心配」「体力差がありそう」といった懸念も。

このように、男性と女性では歳の差に対する理想が異なり、マッチングの難しさにも繋がる部分があります。だからこそ、自分の希望と現実のバランスを見極めることが大切です。

歳の差婚のメリット・デメリット

歳の差婚は珍しいものではありませんが、メリットとデメリットが存在します。どちらも理解した上で、結婚に臨むことが成功のカギです。

まずは、年齢差があるからこそ感じられるメリットから見ていきましょう。

歳の差婚のメリット

  • 年上の相手に頼れる
  • 新たな価値観に触れられる
  • ケンカが少ない
  • 経済的に余裕がある

歳の差婚には、年上のパートナーだからこその大きな魅力があります。

まず、人生経験が豊富なため、困ったときや不安なときに冷静にアドバイスしてくれる、頼れる存在になってくれます。特に若い人にとっては、精神的な支えになりやすく、人生の先輩として自然に尊敬できる相手と結婚できることは大きな安心感につながります。

また、年齢が違えば価値観も異なるため、相手の考え方や生き方に触れることで、新しい視点を学べるのも歳の差婚の魅力です。自分にないものを知ることで、視野が広がり、会話にも刺激が生まれやすくなります。

さらに、年上の人は感情をコントロールする力があることが多く、ケンカになりそうな場面でも落ち着いて対応してくれることが多いです。年下の側も、自然とリスペクトを持って接するため、お互いに衝突を避けようとする意識が働き、穏やかな関係を築きやすいのも特徴です。

そして大きなメリットとして経済的な安定が挙げられます。特に男性が年上の場合、すでにある程度のキャリアを積んでいることが多く、収入も安定しているため、結婚後すぐに安心できる生活を始めやすいでしょう。

このように、歳の差婚にはさまざまな良い面があります。

歳の差婚のデメリット

  • 価値観の違いを感じる
  • 周りから驚かれる
  • 老後が不安になる
  • 妊活が難しいことがある

歳の差婚にはメリットが多い一方で、注意しておきたいデメリットもいくつかあります。

まず、どうしても避けられないのが「価値観の違い」です。育ってきた時代が違えば、考え方や常識、生活スタイルなどに差が出るのは当然ですよね。

話がかみ合わなかったり、何気ない一言でズレを感じたりすることもあります。お互いに歩み寄る気持ちがないと、すれ違いが増えてしまうかもしれません。

また、周りからの反応が気になる場面もあります。10歳以上の差があるカップルだと、家族や友人、職場の人に「どうしてそんなに年が離れてるの?」と驚かれたり、時には偏見の目で見られたりすることも。周囲の声に流されず、二人の関係を信じていけるかどうかが大切です。

さらに、将来のことを考えたときに「老後の不安」が出てくることもあります。年上のパートナーの定年が早かったり、体力の差が広がったりすると、生活のペースが合わなくなることも。

病気や介護の問題が早めに訪れる可能性もあるため、老後について事前に話し合っておくことが必要です。

もうひとつ大切なのが「妊活」の問題です。特に子どもを望む場合、加齢によって妊娠しづらくなるリスクを考えなければなりません。妊活の時期や方法について早めに準備する必要があります。

このように、歳の差婚には現実的な課題もありますが、あらかじめ理解し、対策を話し合っておくことで、多くの不安は軽減できます。大切なのは、年齢にとらわれすぎず、お互いの将来をしっかり見据えて行動することです。

【年下女性を望む男性必見】歳の差婚を成立させるための3つのポイント

「年下女性と結婚したい」と考える男性は多いですが、現実にはハードルが高いのも事実です。

しかし、努力次第で成功するケースもあります。ここでは、年下女性との歳の差婚を目指す男性に向けて、実践すべき3つのポイントを紹介します。

プロフィール写真にこだわる

第一印象は写真で決まります。結婚相談所では、プロフィール写真が重要です。清潔感のある服装や自然な笑顔、スタジオでのプロによる撮影などにこだわりましょう

また、実年齢より若く見えることは大きな武器になります。髪型や肌の手入れ・姿勢・体型管理など、見た目の印象アップに努めることで、年下女性からの印象がよくなりますよ。

しかし、過度な若作りはNGです。若いファッションを真似すると、かえって老けて見えてしまうことも。シンプルで上品なファッションを心がけましょう。

若い世代の文化を学ぶ

年下女性との会話が続かない理由の多くは「話が合わない」「価値観が違う」といったものではないでしょうか。

SNS・流行のドラマ・音楽・ライフスタイルの違いを理解し、積極的に学ぶ姿勢を持つことが大切です。

若作りをする必要はありませんが、時代の流れを知る努力をすることで、自然と会話の幅が広がります。「この人なら年齢差を感じない」と思わせることが大きな武器になりますよ。

同世代にはない魅力をアピール

年下女性が年上男性に惹かれる理由は、「包容力」「落ち着き」「経済的安定」「人生経験」など。同世代の男性にはない、成熟した魅力をしっかり伝えることが重要です。

例えば、デートではスマートにエスコートする、将来のビジョンを語れる、冷静に物事を判断できる姿勢を見せるなど、年齢のメリットを強みに変える努力をしましょう。

年下の女性相手であっても、年下として接するのではなく、対等な立場で話すことが大切です。年上だからこそできる大人の対応を心がけましょう。

10歳以上年下と成婚するのは難しい!自分を磨いてアピールしよう

歳の差婚は、結婚相談所でもあります。10歳以上年齢が離れた成婚者もいますが、多くはありません。

しかし、そこには理想と現実のギャップがあり、乗り越えるべき壁も存在します。

男女で理想とする年齢差にはズレがあり、歳の差婚にはメリットもデメリットもあります。年下女性を望む男性は、ただ、「若い女性がいい」と願うだけでなく、自分を磨き、相手の立場に立った行動が大切です。

年齢差があっても、共通する価値観や信頼関係を築くことができれば、婚活はうまくいきます。現実を理解し、自分自身の魅力を磨きながら、歳の差婚という選択肢を前向きに考えてみてくださいね。

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