こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、真剣交際に進むときの決め手について詳しく解説します。
「真剣交際に進んでもいいのかな…」と迷っていませんか。交際が進むにつれて、相手の良いところも気になるところも見えてくるもの。特に「この人と将来を考えられるか」と意識し始めたとき、慎重になるのは当然です。
この記事では、真剣交際に進むかどうかを判断するための基準や、迷いが生まれる理由について解説します。感情や不安と向き合いながら、後悔のない選択をするヒントを一緒に見つけていきましょう。
真剣交際に進むか迷う理由を考える

真剣交際に進むかどうかを悩むのは、自然なことです。むしろ、迷いがあるということは、相手との関係を真剣に捉えている証拠ともいえます。
ただし、モヤモヤした気持ちをそのまま放置してしまうと、決断が先延ばしになり、関係をうまく進められなくなってしまうことも。
まず大切なのは、何が心にひっかかっているのかはっきりさせることです。例えば、「相手の価値観と自分が合っていない気がする」「将来のビジョンにズレがある」「まだお互いのことを十分に知らない気がする」など、迷いの理由は人それぞれありますよね。
感情に流されるのではなく、具体的な不安や懸念を言語化してみましょう。紙に書き出したり、信頼できる友人に話してみたりすることで、意外な自分の本心が見えてくることもあります。
自分の気持ちと向き合うことで、自分にとって「真剣交際に進むべきタイミングとは何か」「何をもってOKとするのか」が明確になり、後悔のない選択がしやすくなりますよ。
真剣交際に進むか迷ったら考えたい5つの基準

真剣交際に進むかどうかを考えるとき、相手の条件ばかりに引っ張られてしまうことがあります。でも、大切なのは自分の気持ちです。
長く一緒にいる相手になるかもしれない相手に対して、心がどう感じているかが重要ですよね。ここでは、感情を軸に考えた5つの視点を紹介します。
結婚してもいいと思えるか
「この人と結婚したいか?」と考えると、つい重く感じてしまうかもしれません。でももっとシンプルに、「この人と一緒にいたい」と思えるかどうかに注目すると考えやすくなります。
ずっと一緒にいたいと思える、つまり特別な理由がなくても一緒にいたくなるような安心感が必要です。
例えば、何気ない日常会話や沈黙の時間にも居心地の良さを感じられるかどうか考えてみましょう。特別なイベントやデートだけでなく、何気ない会話などの日常のなかでも「この人となら楽しい」と思えるかが、結婚生活のリアルに繋がってきます。
一緒にいる覚悟ができず真剣交際を終了する人は多くいます。仮交際の時点で、結婚してもいいと思えるか、気持ちを見極めておく必要があるでしょう。
自分を飾らずにいられるか
気を張ったり、無理して相手に合わせていたりすると、交際が長くなるほど疲れてしまいます。
真剣交際では、自分を偽らずにいられることが大切です。素の自分でいても受け入れてもらえる関係だと、一緒にいて心地よさを感じられます。
また、相手も同じようにリラックスして接してくれているかも注目すべきポイントです。自分だけが頑張っていると感じる関係では、いつかバランスが崩れてしまいます。お互いに素でいられる関係性は、信頼の証でもありますね。
相手といるときに「頑張らなきゃ」と思わないなら、それは心地よい関係の証拠かもしれません。そのままの自分で大切にされている実感があるなら、安心して次のステップに進めますね。
同じような価値観を持っているか
価値観の違いは、小さなことでも積み重なると関係にズレが生まれます。
金銭感覚や仕事への向き合い方、家族との関係、結婚観など、人生を共にする上で大事にしているものが似ているか考えてみましょう。
特に将来に対する考え方は、結婚後に大きな影響を与えるため、早めに話し合っておくとよいでしょう。話しにくい内容こそ、今のうちに確認しておくことが信頼を深める鍵になります。
すべてが同じである必要はありませんが、相手の考え方に共感できるポイントが多ければ多いほど、無理のない関係が築けます。
「こういう考え方、私もするな」と思える場面があるなら、それは価値観が合っているサインです。
また、価値観が違ったとしても、話し合えるなら良い関係を築けます。違う価値観を持っているから否定する…のではなく、お互いを受け入れる姿勢が大切です。
疲れていても会いたいか
仕事や生活で疲れているとき、ふと「会いたいな」と思う相手は誰でしょうか。それが今の相手であるなら、相手に対して愛情や安心感を持っている証拠かもしれません。
義務ではなく、自然と「声が聞きたい」「顔を見たい」と感じる気持ちは、深い信頼の現れでもあります。
疲れているから会いたくない…と感じるのは、一緒にいると気を張ってしまうからかもしれません。そのような相手と結婚生活を送るのは難しいと感じてしまいますよね。
好きかどうか
「ドキドキするほど好きじゃないから、真剣交際に進むのは違うかも」と思う方もいるかもしれません。でも、ずっと続く関係に必要なのは、激しい恋心ではなく「安心できる好き」です。
ときめきよりも、心が落ち着く・自然体でいられる・ふとした瞬間に思い出す、そんな静かな感情のほうが、長い時間をともにするには向いています。
「理由はうまく言えないけど、なんか好き」そんな気持ちこそが大切な気持ちです。
真剣交際に進むことが難しい場合によくあること

「相手はいい人なのに、なぜか踏み切れない」「進みたい気持ちもあるけど、心がついていかない」、そんな葛藤を抱える人は少なくありません。
真剣交際に進めない背景には、自分でも気づきにくい感情や関係のズレが隠れていることがあります。ここでは、よくある4つのパターンを紹介します。当てはまるものがあるか、自分の気持ちを整理するヒントにしてみてください。
異性として見れない
どんなに性格が良くても、条件が整っていても「どうしても異性として見られない」という感覚は否定できません。
「生理的に無理」とまではいかなくても、スキンシップや将来の生活を想像したときに違和感があるなら、それは心の正直な反応です。無理に気持ちを押し殺して進もうとすると、後々苦しさに繋がることも。
理屈ではなく感覚的に無理と感じるなら、その気持ちと一度しっかり向き合ってみるべきです。
相手の気持ちが分からない
真剣交際に進むには、相手の気持ちにある程度の確信が必要です。
「相手は自分のことを好きなのか」「相手も同じ熱量で好きだと思ってくれているのか」それが見えないと、不安ばかりが募ってしまいますよね。
一方が真剣に考えていても、もう一方の態度が曖昧なままだと、なかなか前に進めません。
ズレを感じ、相手の気持ちを探っているうちに自分の気持ちが冷めてしまった…なんて事態が起こることも。
自分の気持ちが伝わっていない
相手のことを大切に思っていても、その気持ちがうまく伝わっていないと、関係が思うように深まらないことがあります。
「自分は真剣に向き合っているつもりなのに、相手がそれに気づいていない」と感じることはありませんか。伝えたつもりでも、伝わっていないことは意外と多いものです。
真剣交際に進む前に、もう一歩踏み込んで自分の思いを言葉にすることで、関係が変わることもあります。
ひとつでも不安要素がある
相手との関係は順調でも、「どうしても気になる点がある」という場合があります。たとえば宗教・家族関係・生活スタイル・金銭感覚など、一見些細に見えても、結婚を視野に入れると大きな問題になることも。
不安要素を抱えたまま真剣交際に進むと、後悔やすれ違いに繋がりやすくなります。心に引っかかることがあるなら、まずはそれを正直に受け止め、必要であれば相手と話し合う勇気も必要です。
自分の気持ちと向き合って考えることが大切

真剣交際に進むかどうかの判断は、「気持ち」と「違和感」の両方に耳を傾けることが大切です。条件だけで決めるのではなく、自分の心がどう感じているのか。逆に、「なんとなく引っかかる」その感覚も無視してはいけません。
まずは、自分の気持ちに向き合うことが大切です。どうして真剣交際に進むか迷っているのか、自分の気持ちを整理する必要があります。
自分にとっての正解を選ぶことで、納得のいく結果に繋がっていくはずです。