こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が婚活における食事マナーについて詳しく解説します。
食事のマナーが大切なことは分かっているけれど、意外とできていない人って多いですよね。
実は、食事マナーが悪くて振られる人は意外といます…!
婚活する上で食事マナーが重要視されるなんて思っていないかもしれませんが、お断りされることもあるんです。
特に男性…!
今ドキッとした人は当てはまる可能性大かもしれません。
食事マナーで振られたくない人は、この記事で具体的にどんなことに気を付ければいいのかをチェックしてみてくださいね。
食事マナーはどうして大切?婚活で食事マナーを重視すべき理由
そもそもどうして婚活において食事マナーは重視されているのでしょうか。
お断りされてしまう理由は2つ考えられます。ここからは2つの理由についてみていきましょう。
一生一緒に食事をすることを考えられなくなる
食事は毎日、一生行うものですよね。だからこそ一緒に食べる人は大切です。
結婚するということは、ほぼ毎日一緒に食事する人になります。
一生一緒に食事をする相手が食事マナーが悪い人だと、悪いマナーを目の当たりにすることになる…そう思うと結婚を考えられなくなるのも無理はありません。
食事は一生切り離せないものだからこそ、一緒に食事をしたくなる相手を選びたいですよね。
家庭環境に問題があるように思われてしまう
食事マナーは家庭で学ぶ要素が多く、食事マナーがなっていないということは家庭環境に問題があるのでは…と思われてしまうことがあります。
食事マナーが一概に家庭環境に問題があるとはいえないものの「どんなしつけを受けてきたんだ」と受け取られてしまうことがあることは否めません。
結婚は当人同士だけでなく、家族同士の新たな付き合いの始まりでもあります。
家庭環境に不安を持たれてしまうと、結婚を考えられなくなってしまうこともあるでしょう。
リアルな女性からのお声
ここで実際の会員様のお声を紹介します。
食事に行ったときの話です。メニューが1つしかなかったのですが、私には見せてくれず5分くらい待待ってました。お箸やフォークなど自分の分だけを取ったり、お水のおかわりは自分の分だけ…あとおしぼりで顔をゴシゴシ、会話中ご飯がこちらに散っていたのも気になります。私が細かいのでしょうか…
相手を気遣う気持ちがない方だなって思ってしまいましたし、生理的にも難しいと感じました。
こういうお声は定期的に女性会員さんから聞かれる声です。会話もふたりで、食事もふたりでするものという意識があればある程度は改善できることだと思います。おしぼりで顔を拭く女性はいらっしゃらないので、男性特有な動きで理解を得られないです。
男子に多い!振られる原因になるNG食事マナーを解説
では、具体的にはどのような食事マナーがNG視されることが多いのでしょうか。
ここからは振られる原因になるNG食事マナーを解説します。
特に男性に多いので、自分の日頃の食事マナーを思い出しながらチェックしてみてくださいね。
メニューを自分だけ見る
メニューを決めるときに自分だけ見ていませんか。これ意外と多いです。
先に自分が見て、後で相手にメニューを渡せばいいと思っている人もいますが、これもNG。
メニューを見ることもできない間、何をして過ごせばいいか分かりませんよね。
しかもメニューを渡されたときには、相手はすでに注文するものが決まっているとなると、慌てて決めるしかなくなってしまいます。
自分はゆっくり決めていたのに、相手には「もう決まった?」と急かすタイプの人もアウトです。
食事マナーといっても、食事をする前のメニューを見るときから始まっています。
一緒にメニューを見ることがこの場合の正解ですね!
勝手に相手のメニューも決める
相手のメニューを勝手に決めるのは完全にアウトですが、意外としちゃう人はいます。
「ここのお店のイチオシはこれだから同じのでいいよね?」と勝手に決めてしまうのはNG。
相手の苦手な食べ物かもしれませんよね。アレルギーの可能性もあります。
相手の食の好みを聞いていたとしても、勝手に決めるのはダメです。相手のその日の気分もあります。
クチャラー
くちゃくちゃと口を開けて、咀嚼音をさせながら食事をする人はクチャラーと呼ばれることも。
咀嚼音を聞きながら食事をするのは不快ですよね。
自分は違うと思っていても、気づいていないだけでクチャラーの可能性はあります。
自分がクチャラーかどうかは信頼できる家族や友達に聞いてみるとよいかもしれません。
クチャラーについて毎月のように聞くので、口を閉じて食べることが大切です。
”噛んでいる時は閉じる、噛んでいる時は閉じる…”唱えてください。
自分で気づかない方も多く、食べる時に録音することもオススメです。
ちなみに女性にもかなり多いですよ!クチャラー認定されると理想の人はゲットできないくらいに思ってください。
犬食い
基本的な食事のマナーとして、日本では皿を持って食べるマナーがあります。
犬食いは皿を置いたままで、口を皿に近づけてまるで犬のように食事をすることです。
犬食いを直すには、皿を持つことから始めましょう。皿を持てば、まず犬食いになることはありません。
さらに、犬食いの原因は箸の持ち方にあるとも言われています。
箸の持ち方が悪く、口元まで箸で食べ物を運ぶことが苦手だから顔を皿に近づけなければ食べられないということです。
箸の持ち方が悪い人は箸の持ち方を矯正し、箸で口まで食事を運べるようになる練習をしましょう。
頬張りすぎる
口いっぱいに食べ物を入れすぎて、頬がパンパンになってしまう癖はリス食いと呼ばれることがあります。
まるでリスのように頬をいっぱいにして食べるのは、リスとは違って可愛いと見られることは少なく、みっともないと思われてしまうことも。
ガツガツと食べ過ぎて早食いの傾向もある人が多く、食事を一緒に楽しむというよりも1人で食事を流し込んでいる人が多いです。
口いっぱいに食べ物があることに幸せを感じる人もいますが、食事のマナーとしてはNG。
食事は適量を口に運ぶようにしましょう。
お店の接客や料理の味に文句
お店の接客や料理の味に文句をつけるのはNGです。
自分の感覚として、そのお店の接客や料理に違和感を持ったとしても、相手はそうではないかもしれません。
自分の感覚だけで文句をいうのではなく、違和感を持ったとしてもお店では言わずに心に閉まっておくのが大人の態度でしょう。
子どもなら思ったことをすぐ口に出してしまっても許されることがありますよね。
でも大人はもう言っていいことと悪いこと、その場の空気感が分かるはずです。
マナーとしてお店の接客や料理の味に文句をいうことはやめましょう。
店員への態度
店員さんには大きな態度を取る人いますよね。
ひどく文句をいうことはなくても、店員さんに横柄な態度を取るのもよくありません。
注文するときにタメ口で上から目線で店員に話す、会計時にお金を投げるようにして渡すというような態度もNGです。
お客様は神様ではありません。
横柄な態度だと相手を困らせるだけでなく、店の雰囲気を悪くしてしまうこともあります。
店員さんも自分も対等な立場にいることを意識し、店員さん相手でも丁寧な態度を心がけましょう。
地方では特に男女共に敬語を使えない方が多く、田舎っぽいイメージがつきます。「そうやね〜」みたいな感じです。子どもではないので敬語を使うようにしましょう。
肘付き
肘を机に乗せたまま食事をするのはマナー違反です。
肘付きで食事をする姿は美しくありません。上半身は机にもたれかかったような状態で、だらんとしていてだらしなく見えます。
食事のマナーとして肘を机に置くのはアウトですが、手首を乗せるのはOK。
肘付きで食事をする癖がついてしまっているなら、まずは肘ではなく手首を机に乗せて食事をする癖付けから始めてみてはいかがでしょうか。
背中を持たれた感じでだらっと座って食べる・話す
背もたれに体重を預けて、だらっとした姿勢で食べたり話したりするのはだらしなく見えてしまいます。
美しい姿勢で食事するなら、背もたれにもたれかからず、椅子に軽く座った状態で食べるのがおすすめです。
食事の時間が長いと疲れてしまって、猫背になりがちなので注意しましょう。
背もたれにもたれてなくても、猫背なだけで姿勢が悪く見えます。
美しい姿勢をキープするには、毎日の慣れが大切です。日頃から姿勢に気を付けて食事をすれば、自然と慣れていきます。
謎な動きをしない
グラスを持ったのに飲まない、お箸を触るのに食べないなど謎な動きはNGです。
デートで緊張していると、じっとしてられずグラスやお箸を触ってしまう気持ちは分かります。
しかし相手にしては謎な動きでしかありません。
食事中に謎な動きをすると、相手は違和感を感じるはずです。それが原因でお断り…なんてなったら悲しいですよね。
緊張していたとしても、謎な動きには注意しましょう。
おしぼりで顔をふく、おしぼりをぐちゃぐちゃにしておく
おしぼりを出されると、つい顔を拭いてしまう人は要注意です!
おしぼりで顔を拭くのはおじさんだけ。おしぼりで顔を拭いた時点でおじさん認定されてしまいます。
さすがにおしぼりで顔を拭くことはないよという人も、おしぼりの扱いには注意しましょう。
おしぼりを使って畳まずぐちゃぐちゃにしておく人は、綺麗に畳んでおいておく癖をつける必要があります。
ぐちゃぐちゃのおしぼりを見ている人はいないと思っていても、意外と見られていますよ。
おしぼりの扱いに気を付ければ、美しく食事する第一歩となります。
最低限気を付けたい!3つのポイント
あまりにNGな食事マナーが多く、何に気をつければいいのか覚えられない!という人は、まずは3つのマナーだけを覚えてください。
- 正しい箸の持ち方・食べ方を心がける
- 相手との食事を楽しむ
- 店員に丁寧な対応をする
この3点は最低限気を付けたいポイントです。
大人になっても箸の正しい持ち方をできない人は意外と多く、大人までずっと違う持ち方をしてきたことで矯正が難しい場合も。
癖だから仕方がないと放っておかず、婚活を本気でするなら箸の持ち方の矯正から始めましょう!
さらに、食事は1人で楽しむものではなく、相手と一緒に楽しむものだと覚えておけば、自分だけメニューを見るなんてことは起こらないはずです。
また、店員さんに丁寧な対応を心がけ、上から目線でものをいうような態度はやめましょう。
この3点を基礎として身に付ければ、自然とNG食事マナーをしてしまうことは減っていきます。
日頃の食事から正しいマナーを身に付けよう
婚活において食事マナーは振られる原因になることを覚えておきましょう。
また、意識せずしてしまっていることも相手にとっては不快に感じることかもしれません。
婚活を機に自分の食事マナーを見直すとよいでしょう。
正しい食事マナーはすぐには身に付きません。毎日の食事から正しいマナーを身に付けることが大切ですね。