結婚相談所で出会った人にお断りをした、またはお断りをされたけれど、復縁したい場合はどうすればいいのでしょうか。
そもそも、結婚相談所で復縁はできるのでしょうか。
復縁を受けた場合もあわせて、こちらで解説します。
結婚相談所での復縁とは?
結婚相談所においての復縁とは、一般的な恋愛の復縁とは少し違います。これは結婚相談所には「お見合い」「仮交際」「真剣交際」という段階があるからです。
結婚相談所での復縁とは、例えば、次のようなものを指します。
- 交際中にお断りをしたけれど、もう1度交際したい
- 他の人との真剣交際がうまくいかなかったが、仮交際の方とよりを戻したい
- お断りをした後にお見合いを重ねていくうち、相手の良さに改めて気づいた など
結婚相談所では短い期間で交際の返事を決めるので、このような復縁を希望する人もいるのです。
では、結婚相談所で復縁することはできるのでしょうか。
結婚相談所での復縁はよくあること?
結婚相談所で交際を断った相手に復縁を申し込む人はいる
結婚相談所で出会った人と仮交際や真剣交際をした結果、どちらか一方がお断りをしたとします。その後、どちらか一方が復縁を申し出るというケースはよくある!というわけではないですが、稀にあるケースです。
では、復縁を申し込む人はどのような理由で復縁を希望するのでしょう。
相手のことをあまり知らないままお断りをした場合、後になってから魅力に気付くことも
結婚相談所での婚活は多くの人の中から自分と合う人を限られた時間のなかで判断せざるを得ません。
けれどこの判断はとても難しく、「あの時、お断りをしなければ・・・」という気持ちが芽生えることもあるのです。早く真剣交際をして成婚したいという焦りも、大きく影響しているでしょう。
つまり、お断りをした後も引き続き婚活を続けるなかで、この人の魅力的に改めて気付く人もいます。
このように、うまくいかなかったのはタイミングの問題で、相手の状況が変わっていればうまく真剣交際に進めるかもしれないと考えて、復縁を希望する人が多いのです。
もちろん復縁できるとは限らない
復縁を申し出ることは可能ですが、必ず復縁できるとは限りません。当たり前のことですが、相手の気持ち・タイミングがあります。
また、相手の婚活がどの程度進んでいるのか、お断りをしたことに対してどのような印象を抱いているのかによっても左右されるでしょう。
復縁の申し込みをしたとしても、相手から良い返事が来ないこともあります。復縁を申し出たからといって、必ず成功するわけではないということは頭にいれておきましょう。
結婚相談所での復縁はどうすればいい?
結婚相談所で出会った人と復縁したいと復縁したいと気持ちが決まったら、まずは早く結婚相談所の担当者に相談することをおすすめします。
どのように担当者に相談すればいいのでしょうか。
そして、早く相手に申し出た方がいいと考えられるのは、どうしてでしょうか。
できるだけ早く結婚相談所に相談しよう
復縁したい相手がどの方なのかを、できる限り早く担当者に伝えます。
お断りした相手の場合は、どのような経緯、理由でお断りをしたのか、さらにどういった理由で復縁を申し出たいのか。整理が必要です。
まずは担当に今の気持ちを素直に伝えましょう。
お断りされている場合は基本的には難しい
お断りされた相手の場合であれば、どこまで進んでいたかにもよりますが、理由はどのようなものだったのか、その問題は解決することができたのかといったことが焦点でしょう。
ただ、お断りされた場合成功する確率はかなり低いです。相手目線で断ったのに、OKにする理由がなければなりません。
早く復縁を申し出た方が可能性は高まりやすい
復縁を申し出るのであれば、遅いよりはその申し出は早い方がいいと思います。相手が成婚していなくなる可能性もあるわけですし・・
相手があなたとの関係に一区切りつけ、気持ちを切り替えてしまう前に申し出をしたほうが、復縁の可能性が高まりやすいからです。
お断りから時間があくと、相手が他の人と仮交際を始めていたり、真剣交際にまで進んでいたりすることもあります。
このような状況では、復縁の申し出を前向きに考えてもらうことは難しくなってしまうのです。
結婚相談所の復縁で気をつけること
復縁を申し出る前にしておきたいこと
復縁の申し出をする前に、もう1度、復縁を希望する理由を確認しましょう。
婚活が思うようにいかず、今までで1番関係が進んだからといった理由で復縁を希望していませんか。
客観的に考えた時に「この人だから復縁して成婚したい」という意思がなければ、復縁を申し出るタイミングではありません。
真剣交際を経て成婚する相手に求めていること、それが復縁を希望する人に当てはまるのかどうかについても冷静に考えておきたいですね。
必ず結婚相談所を通じて復縁を申し出ること
復縁を申し出る際は、必ず結婚相談所の担当者を通じて復縁の意志を相手に伝えてください。
結婚相談所での復縁ということは、交際が終了しているということです。
結婚相談所では、交際を終了した時点で連絡先は削除するように徹底されています。
当然、直接連絡を取ることも禁止されており、発覚した場合は強制退会などの重いペナルティーが課せらることも。
復縁の意思が固まったら、まずは結婚相談所の担当者に相談しましょう。
復縁できるかどうかは相手の判断に委ねること
「復縁したい」という気持ちが大きければ大きいほど、相手から良い返事がほしいと期待してしまいます。
けれど、あなたの気持ちを相手に押し付けることはできません。
復縁を申し出る前に、相手の気持ちを尊重する大切さについて改めて考えておきましょう。
また、1度はお断りをしているか、お断りされている関係なので、あなたに良いイメージは抱いていない可能性もあります。
そのため、復縁については慎重になりやすく、しばらく返事が来ないこともあるかもしれません。
あなたが本当に復縁を望むのであれば、このような相手の気持ちを理解し、相手の判断を待ちましょう。
あなたへの興味がなくなっている可能性も
復縁を申し出たとしても、相手が他の人と交際をしている可能性があります。
あなたとの関係に一区切りついた後、早く成婚したい気持ちから積極的にお見合いをしていたことも考えられますね。
すでに他の人との今後を考えていて、あなたへの興味が薄れているかもしれません。
何度もお伝えしていますが、復縁はあなたの意思だけではどうすることもできないものです。
復縁を申し出るのであれば、成婚する覚悟で行うこと
これが仮交際後のお断りではなく、真剣交際後のお断りであれば、さらに可能性は低いでしょう。
お見合いから仮交際へ、仮交際から真剣交際へ進んだということは、1度は真剣に結婚を考えて交際をしていたはずです。
そして、その関係を解消するには深い理由があってのこと。
仮にこの状態から復縁となれば、真剣に成婚へ進む可能性が高いです。
復縁を申し出るのであれば、成婚する覚悟で行うようにしてください。
復縁を申し出なければ関係は何も変わらない
このように復縁のハードルは決して高くはありません。
中途半端な気持ちでは相手に想いが通じませんし、相手を受け入れる覚悟や成婚する覚悟が必要です。
あなたの想いが伝わらないことで、傷ついてしまうリスクも伴います。
けれど、慎重に考えたうえで気持ちが変わらないのであれば、勇気を出して前に進んでみましょう。
復縁を受けた場合はどうすればいい?
ここまでは復縁を申し出る側のことをお伝えしてきましたが、復縁を受けた場合はどうすればいいのでしょうか。
こちらが復縁の申し出を受けた時は、焦らずによく考えて返事をすること
復縁を申し込まれたら、すぐには返事をせずに少し考える時間をもちましょう。
1度お断りをされたことのある相手であれば、執着のせいで過去が美化されている可能性もあります。
復縁の申し出があったことは嬉しいことですが、その相手と一生を共にできるのか、自分が幸せになれるのか冷静によく考えることが大切です。
婚活疲れをしている時は要注意
婚活疲れをしていると「私のことを好きでいてくれる人と結婚したほうが幸せなのかもしれない」と妥協した恋愛に進みがちです。
婚活に疲れていることが復縁の理由になってしまうと、交際中や結婚後に後悔することになります。
結婚をしたいのか、その相手と結婚したいのか、慎重に考えてるようにしましょう。
男性側からの復縁希望は難しい?
復縁の申し出をした側が男性の場合、その復縁は難しくなるケースが多いです。
断られた側が復縁希望出しても基本通らない
復縁は断られた側から申し出た場合、基本的にはうまくはいきません。(可能性が0ではないですが・・・)
1度お断りをされているとということは、相手があなたを「結婚できる相手ではない」と判断したということだからです。
復縁が最も決まりやすいのは、断った側が断られた側にアプローチするというのが確率が高く、もっといえば女性から男性との交際をお断りし、お断りをした女性から復縁をしたいと申し出るパターンが多いです。
「女性は上書き保存の恋愛をする」「男性は別名保存の恋愛をする」といわれるように、お別れの後に気持ちを切り替えて前に進めるのは女性が多いといわれています。
男性が復縁を決意した時、女性の気持ちがすでにその男性から離れてしまっていることは多いです。
結婚相談所での復縁がうまくいけば、そのまま成婚できる可能性は高い
成婚を視野に入れて復縁を考えているため、結婚相談所での復縁の成婚率は高いです。
1度は関係が終わったけれど、婚活を通して魅力的になったことで再び出会えたといえますね。
まとめ
- 結婚相談所で復縁を申し出る人は少なくはない
- 復縁の申し出をするなら、できるだけ早く担当者に相談すること
- 復縁できるかどうかは、相手の判断に委ねること
- 復縁を申し出るなら、成婚を覚悟で行うこと
- 復縁に向けて動き出さなければ関係は変わらないまま
復縁を希望するのであれば、この記事を参考に考えを整理するところから始めてみましょう。