こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、両親への挨拶でどんな話をするべきかを詳しく解説します。
結婚へと進む中で、必ず必要となるのが両親への挨拶です。結婚相談所によっては真剣交際の活動中に組み込むことも多いです。
相手の両親と会うのは緊張しますよね。緊張している場面だと余計に、どんなことを話せばいいのか分からなくなり、頭が真っ白になってしまう人は少なくありません。
そこで、今回は両親へ挨拶に行く前にチェックしてほしいことを全てまとめました!
挨拶へ行くときの服装や準備しておくとよい会話の内容を解説するので、両親への挨拶で不安を抱えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
両親へ挨拶をするときに気を付けるべき3つのポイント
両親へ挨拶をするときには、3つのことに気を付けるのがおすすめです。この3つに気を付ければ、悪い印象を与えることがありません。
人は最初の印象が大切!悪い印象を与えないように、3つのポイントに気を付けましょう。
丁寧な受け答えをする
丁寧な受け答えをしましょう。
相手が話しているときには、しっかり相手を見て、相づちを打つことが大切です。話を聞いていますよとアピールできると同時に、丁寧な印象を与えられます。
さらに、話すときにはボソボソと話さず、ハッキリと聞こえるように話しましょう。特に緊張していると、無意識に口がもごもごとなってしまうことがあります。
笑顔でハッキリとした口調で話せば、聞き取りやすい上に、明るい印象を与えられますよ。
自慢のように聞こえる話はNG
自慢話のような話は避けるのが無難でしょう。
自慢となりそうな話は答えをあえて明確にしないのも一つの方法です。相手から詳しく聞かれた場合には、素直に答えてOK。
嘘をつく必要もありません。
しかし自慢話になりそうな話題を自分からしたり、話を広げたりする必要もありません。話す内容には注意しましょう。
ネガティブな発言は避ける
ネガティブな発言は避けましょう。
ネガティブな内容でもポジティブな言い方に変えたり、暗い話題はしないようにしたりして、両親へ心配をかけることがないようにする工夫が必要です。
「転職して間もない」というと不安を感じさせてしまいますが、「新たな環境で仕事に邁進しています」と表現すれば、今後も頑張ってくれそうな気がしますよね。
ハレの場でネガティブな発言は、場を暗くすることもあるので、努めて明るく対応しましょう。
両親へ挨拶をするときの服装とは?
両親へ挨拶をするときには、どのような格好で行けばいいんだろうと不安を抱えていませんか。
ここからは男性と女性それぞれの服装を解説します。
男性は基本的にスーツがおすすめ
男性は基本的にスーツを着ておけば間違いありません。
色はブラックなど落ち着いた色がベターです。ブラックを選んだときには、暗くなりすぎないように小物は色や柄入りの物を選ぶとよいですよ。
スーツは柄入りでもOKですが、派手すぎない柄を選びましょう。基本的にはビジネスシーンと同じようなスーツでよいです。
「スーツ以外でラフな格好にしましょう」と言われることもあります。そのような場合でも、ラフすぎる普段着のような服装なNG。
セットアップや二ットなど、落ち着いた印象の服装を選びましょう。
女性は上品なワンピースがおすすめ
女性は上品なワンピースがおすすめです。季節に合った色を選ぶと、より華やかですよ。春夏は淡いイエロー、秋冬はネイビーなど季節を意識したカラーを選ぶとよいでしょう。
ワンピースに限らず、パンツスタイルでもOKです。パンツスタイルだとかっちりしすぎてしまう…と思うときには、フリルのついたブラウスを合わせるとエレガントな着こなしに。
肌が見えすぎる格好はだらしなく見られてしまうので、肌の露出が少ないものを選びましょう。
準備しておけば安心!聞かれることが多い質問
両親への挨拶でよくある質問は、先に答えを考えておくと安心です。
一字一句覚えておく必要はありませんが、どのように答えるといいかを考えておけば頭が真っ白!という事態は避けられるはず。
ここからは2つのよくある質問について解説します。
「〇〇のどこが好きなの?」
相手の好きなところを聞かれることはよくあります!
ただ、突然聞かれると何を答えればいいのか思いつかなくなってしまうことも。相手のどんなところに惹かれて、どうして結婚したいと思ったのかをすぐに答えられるようにしておきましょう。
どこが好きか聞かれて、間が空いてしまったり、答えられなかったりしたら、「好きなところがないの?」と思われてしまうかもしれません。
外見や内面、尊敬できるところなどを考えておきましょう。
相手の好きなところを言うのは照れくさいかもしれませんが、相手の両親は子どもを褒めてもらえて嬉しいはずですよ。
今後のスケジュールについて
入籍までのスケジュールや結婚式、入籍後の新居など、今後のスケジュールについて答えられるようにしておきましょう。
- 入籍日
- 結納
- 住む場所
- 結婚式の日取り
- 今後の仕事について(特に女性)
以上のポイントが今後のスケジュールでよく聞かれる質問です。
ここでポイントなのは「二人では〇〇と考えています」とすること。決定事項として話すのではなく、二人の考えとして伝えた上で、アドバイスをもらうように話しましょう。
二人だけで決めてしまうと両親は疎外感を感じてしまうことがあります。一緒に考える姿勢を見せられるといいですね!
また、まだ決まっていないことについては「二人でよく話し合って決めていきます」として「相談させてください」と一言付け加えると、グッと印象がよくなりますね。
二人の間で準備しておくとよいこと
あらかじめ二人で話し合って準備しておくと、スムーズに話ができることもあります。二人で3つのポイントについて話しておきましょう。
簡単な親の紹介
お互いの親のことを簡単に紹介しておくとよいでしょう。
何も知らない相手と話すのは緊張しますよね。先にある程度の情報があれば、話しやすくなります。共通の話題を見つけやすくなるのもいいですね。
- 年齢
- 名前
- 職業
- 趣味
- 好きなこと・もの
- 苦手なこと・もの
- 家族構成
このような点を話しておけば、初対面だったとしても話しやすくなります。
あらかじめ自分の両親と話をしておく
両親と話して「どんなことを聞きたい?」と聞いておくと、あらかじめ回答を用意しやすくなります。
また、相手も同じように自分の両親と話してどんな質問をされるのか共有しておけば、話しやすくなりますね!
この時、両親へ簡単にプロフィールを伝えておくと両親も話しやすくなります。両親へ挨拶する場面では言いにくい離婚歴などがあっても、先に伝えておけば話題に触れやすくなるでしょう。
幼少期のアルバムがあると話が弾みやすい
幼少期のアルバムを用意しておくと、会話が途切れてしまったときに便利です。
「子どものときはこんな子だったよー」と思い出話ができると、両親も楽しく、自分の知らない一面を知る機会にもなるでしょう。
アルバムだけでなく、動画などを準備するのも話題の一つになりますね。
困ったときに役立つQ&A
しっかり準備したけれど、当日になって困った!なんてこともあります。緊張する場面なので、困ってしまう場面もあるでしょう。
よくあるシチュエーションを2つ解説するので、困った場面でどのように対処すればいいのか覚えておくのがおすすめですよ。
答えにくい質問が来たときにどうする?
「初めてキスしたのはいつ?」など、場の雰囲気で聞かれることもあるかもしれません。しかし両親に答えるのは難しいですよね。
そんな答えにくい質問がきたときには「二人の思い出に留めておきます」で濁しておきましょう。
その他に政治や宗教に関する話はしないほうがベターです。人それぞれで意見が大きく違うものについて話すと、意見がぶつかってしまう可能性があります。
答えにくい質問には答えないようにする、話さないほうがよいことは話さないが鉄則ですね。
会話が途切れてしまった…
会話を用意していたけれど、途切れてしまった!というときには、無難な話に切り替えましょう!
- 天気
- 趣味
- 明るいニュース
当たり障りないような話題をして、場を繋げましょう。当日はニュースを見ておくと、明るいニュースが見つかるかもしれません。
ネガティブなニュースは話さないようにしましょう。
両親のプロフィールから、趣味などを深掘りすると話題に困りません。相手は緊張しているはずなので、両親と相手の橋渡しをするようにアシストすることを忘れずに。
しっかり準備して両親への挨拶を成功させよう!
両親への挨拶は緊張してしまいますよね。話す内容は考えておかないと、当日困ってしまうかもしれません。
あまりにも何も話せないと両親に頼りない印象を与えてしまうことも。両親のプロフィールを聞いておいたり、当日の天気や明るいニュースを調べておいたりして、準備をしておきましょう。
また、二人でしっかり話し合っておくことも大切ですよ。しっかり準備をして、両親へよい印象を与えられるようにしましょう!