こんにちは！アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者がプロポーズ前の親紹介についてを詳しく解説します。
プロポーズ前に親へ相手を紹介するの？と思う人もいるかもしれません。でもプロポーズ前だからこそ親へ紹介することが大切です！
今回はどうしてプロポーズ前に親へ紹介するのがおすすめなのか理由や準備、注意点について紹介します。
親へ紹介するタイミングを悩んでいる人は、ぜひチェックしてくださいね。
「親紹介」と「親挨拶」の違い
「親紹介」と「親挨拶」どちらも同じじゃないの？と思う人もいるのではないでしょうか。
親紹介と親挨拶は似ているようで異なっているので、注意しましょう！
親紹介とは、プロポーズ前に親へ「結婚を前提に交際しています」と挨拶することです。親紹介はIBJではルールとして定められていません。
結婚相談所ごとで親紹介をするところとしないところがあります。
親紹介は結婚の話が出てきたときにするのが原則です。基本的には女性側の親へ先に紹介します。
女性側の親へ結婚を前提とした交際を了承してもらってから、男性側の親へ挨拶へいく流れは昔ながらではありますが、今もその流れが強いです。
正式に決まっていることではありませんが「女性側の親から」と考えている人は未だに多いので、特に理由がなければ女性側の親へ先に伺うとよいでしょう。
また、直接紹介する機会を作ることが難しいときには、ZOOMなどを使ってオンラインで紹介してもOKです。
結婚の話が出たら早めに親へ紹介しましょう。
プロポーズ前に親紹介するのがおすすめな理由
どうしてプロポーズ前に親へ紹介するとよいのでしょうか。プロポーズ前に紹介する5つのメリットを紹介します。
親との相性を確認できるから
結婚は当人だけでなく、親との相性も重要です。結婚後に親との相性の悪さが分かって、それが原因でケンカが増えてしまった…なんて話は少なくありません。
特に女性と男性の親との相性を見ることが大切です。相性が悪いと、結婚後にいわゆる嫁姑問題に発展する可能性があります。
プロポーズ後に親との相性の悪さを感じても、そこから結婚を辞める…ということはしにくいもの。
プロポーズ前に親と話してみて、親のことが分かれば結婚へ安心して進めますよね。
親から反対される可能性があるから
もしかしたら親に反対される可能性があるかもしれません。プロポーズ後に反対されてしまって、破談になってしまうことも。
増えているのは、男性が女性の親に反対されるケースです。
女性の親が想定していた結婚相手の条件をクリアできておらず、結婚を許してもらえないことがあります。
結婚相手の条件としてよくあるのは以下の4点です。
- 年収が想定よりも低い
- 女性よりも年収が低い
- 学歴が想定よりも低い
- 男性の親の学歴が低い
このような条件をクリアできず、結婚を反対されてしまうことがあるため、プロポーズ前に女性の親に会っておいたほうがよいでしょう。
親挨拶前に軽い挨拶ができるから気持ちが楽になるから
親挨拶は、結婚の許しを得るために行います。親紹介よりも緊張感があるかもしれません。
先に親紹介で相手と交流があれば、初対面ではないので話しやすくなりますよね！親挨拶で緊張しすぎないようにするためにも、プロポーズ前の親紹介がおすすめです。
また、親としても、突然結婚の挨拶に来て「結婚させてください」と言われるよりも、親紹介でワンクッションおいたほうが安心感がありますよね。
女性のマリッジブルーを軽減できるから
真剣交際になっても「本当に結婚する気はあるのかな」と不安になってしまう女性は少なくありません。
女性の中で結婚についてモヤモヤとした不安があっても、親紹介をすれば、この後にプロポーズがいつかあって、親挨拶…と進んでいくんだ！と安心できます。
また、親との相性も分かるので「お義母さんと仲良くできるかな」という不安も解消できるはず。
自分の親が「いい人と出会えてよかったね」というように声をかけてくれれば、結婚への後押しになりそうですね。
女性の不安を解消してあげられるように、男性はプロポーズ前に親紹介をしておくとよいでしょう。
成婚退会までスムーズに進む
プロポーズ前に親と会うことで、プロポーズ・成婚退会とスムーズに進めます。
また、親によっては「プロポーズ前に相手と会っておきたかった…」という人もいるため、プロポーズ前に会っておいたほうがよいでしょう。
親紹介前にやること
親紹介をする前には3点を決めておくとよいでしょう。ここからはその3点について紹介します。
親の考えを事前に聞いておく
そもそも親は親紹介についてどう思っているのか聞いておくとよいでしょう。
中にはプロポーズ前の親紹介は必要ないと思っている人もいます。プロポーズ前だとただ交際している状態と親の目には映るのかもしれません。
結婚を前提に交際している人がいるから紹介しておきたいと親に伝えた上で、親の考えを聞いておきましょう。
日時を決める
親紹介は2週間から3週間後に設定しましょう。親の都合や準備もあるので、時間には余裕を持っておくのがベターです。
また、あまりに急な予定を立ててしまうと、非常識だと捉えられてしまうこともあります。
場所を決める
カフェやレストランで親紹介を行う人が多いです。親が実家においで！と行っている場合には、実家で紹介ということもあります。
お店を選ぶときには、落ち着いた雰囲気でゆっくり話せる場所を選びましょう。また、親が行きやすい場所を選ぶことも大切です。
チェーン店は安っぽい印象になってしまいがちなので、避けるのが無難ですね。
親紹介に行くときの服装
親紹介に行くときの服装で悩む人は多いですよね。ここからは失敗しない親紹介に行くときの服装を紹介します。
男性と女性の服装をそれぞれ解説しますね。
男性の場合はスーツがベター
男性の場合は、スーツで行けば間違いありません。スーツで行けば、誠実な印象を与えられるため、第一印象がよくなります。
「堅苦しい格好はなしで」と言われたときでも、ジーパンにTシャツのようなラフすぎる格好はNGです。
少なくともジャケットは必要でしょう。ネクタイはせずに、シャツにジャケットで堅苦しさは軽減しながらきっちり感を出せます。
女性の場合は上品なワンピース
女性は上品なワンピースがよいでしょう。アナウンサーのような清楚な印象の服装がおすすめです。
あまり肌の露出がなく、淡い色の服装だと清潔感のある印象になります。
また、パンツスタイルでもOKです。パンツスタイルの場合は、トップスにフリルを取り入れると、ぐっと上品さがアップしますよ。
親紹介までに準備すること
親紹介までに3点を準備しておくことがおすすめです。事前の準備をしっかりしていれば、緊張する場でも余裕を持って過ごせます。
ここからは親紹介までに準備したい3点について解説します。
手土産の準備
手土産を準備しておきましょう。
手土産は相手が好きなものを選ぶのがおすすめです。どのようなものが好きなのかリサーチしてから選ぶとよいでしょう。
賞味期限が短いものは避けたほうが喜ばれます。自分の地元のお酒などを選べば、話題の一つになりますよ。
なれそめや今後の流れについて二人で話をしておく
結婚相談所で出会ったと親に伝えるかどうかを二人で確認しておく必要があります。中には親に結婚相談所に入っていたことを伝えたくない人もいるかもしれません。
また、今後の流れを二人で確認しておくとよいでしょう。女性の親に会ってから、男性の親に会うことや、日時、当日の流れを確認しておくと安心です。
両親の情報を共有する
お互いの親について情報を共有しておくと、当日の会話に困りません。何の情報もないと、何を話していいのか分からず、沈黙の時間を過ごしてしまう可能性があります。
どんなことが好きなのか、どんな仕事をしているのかといった情報を共有していれば、会話しやすくなりますね。
親紹介当日の注意点
親紹介の当日に注意するべき3点について解説します。基本的には非常識と捉えられるようなことを避けて行動することが大切です！
第一印象はその後も残るもの。失敗することがないように、当日注意するべき点について確認していきましょう。
「交際している〇〇さんを紹介する」というスタンス
「結婚を前提に交際している〇〇と申します」と挨拶をしましょう。
結婚を前提としていることを伝えなければ「プロポーズをしていないのに結婚の挨拶？」と思われてしまうことがあります。
「またプロポーズをさせていただいたら改めて挨拶をさせていただきます」ということまでできたら、満点の挨拶ですね！
親は上座、自分は下座
入口から遠い席である上座に親を案内しましょう。自分は入口に近い下座に座ります。
細かな部分かもしれませんが、常識がないと思われないように行動することが大切ですね！
到着は3分前のジャストタイム
到着するのは、早すぎても遅すぎてもいけません。特に、相手の実家に行く場合には早すぎても迷惑になってしまうかもしれません。
また、到着して席に座る前に手土産を渡しましょう。紙袋から出して、相手側から見やすいように渡すのがマナーです。
「お好きだと伺った〇〇です」のように一言添えて渡すとよいでしょう。ここから会話が広がるかもしれませんよ。
2時間程度で切り上げる
あまり長い時間話していると、相手も疲れてしまいますよね。2時間を目安に切り上げるのがおすすめです。
「本日はありがとうございました」とお礼を述べるとともに「またプロポーズをさせていただいたら改めて挨拶をさせていただきます」と伝えれば、親挨拶に伺いやすくなりますね。
結婚を意識し始めたら親紹介を検討しよう
二人の中で結婚への意識が強くなってきたら、親へ紹介するとよいでしょう。
プロポーズ前に紹介する必要はある？と思う人もいるかもしれませんが、スムーズに成婚退会しやすくなるのでおすすめですよ。
また、結婚について現実味を帯びてくるので、女性の不安な気持ちを解消するのにも繋がります。
結婚を意識し始めたら親紹介を検討してみてくださいね。
