結婚相談所で結婚しても、幸せな結婚はできるのかな…と不安に思う人はいますよね。
離婚が珍しいものではなくなった現在、3組に1組が離婚している、つまり離婚率は約30%と言われています。
一方で、結婚相談所で出会って結婚した人の離婚率は約10%。
どうして結婚相談所での離婚率は低いのでしょうか。その理由と結婚相談所での結婚を長続きさせるポイントを解説します。
離婚率にどのくらい違いがある?その差は約20%!?
結婚相談所を介さずに恋愛結婚をした夫婦の離婚率は、約30%~40%と言われています。
学生時代に出会った人や職場で出会った人と恋愛をして、ずっと一緒にいたいから結婚する…恋愛を経て結婚したのだから離婚率は低そうな気がする人は多いのではないでしょうか。
一方で、結婚相談所で出会って結婚した夫婦の離婚率は約10%とされています。
ただこちらオフィシャルの数字ではなくソースがないのですよね。弊社に照らし合わせてもだいたいこのくらいの数値に近づいていくと思います。
恋愛結婚との差は、約20%。離婚率に大きな差があることが分かります。
恋愛結婚で結婚した夫婦は、結婚生活を送る中で「あんなに大好きだったのに思っていた結婚生活じゃない…」と思い浮かべていた理想の結婚生活と現実の結婚生活で違和感を感じることも。
違和感を解消できず、そのまま離婚へ向かってしまう夫婦は多いものです。
ちなみにアスマリでは、成婚者さんで1組が離婚しています。(この方はすぐに再婚しています)
アスマリ内でいうなら、離婚率は10%よりさらに低い確率となっております。現在のところは・・・
結婚相談所のほうが離婚率が低いと言われる?3つの理由を解説
大好きな人と結婚できたはずなのに、どうして恋愛結婚は離婚率が高めで、結婚相談所での結婚のほうが離婚率が低いのでしょうか。
結婚相談所のほうが離婚率が低いと言われるには、3つの理由があります。
ここからは、結婚相談所での結婚のほうが離婚率が低いとされる理由を見ていきましょう。
結婚への真剣度合いが違うから
結婚相談所に入会している人は、みんな結婚を真剣に目指しています。結婚への真剣度合いが恋愛結婚とは大きく異なるため、結婚相談所で結婚した方が離婚率が低い要因となっております。
結婚相談所に入会するには、面談をしますし、入会金がかかります。それほどまでして結婚相談所に入会したいと思うのは、結婚を目指す熱意があるからです。
恋愛結婚の場合、最初から結婚へ向けて交際をしているということはケースは少ないかもしれません。
「長く付き合っているから、年齢的にそろそろ結婚しよう」と結婚に至るケースや子どもができたことで結婚に至るケースなど、流れに任せているうちに結婚したという人も多いものです。
恋愛結婚は、結婚したい!と思って結婚するよりも流れに任せた結婚になるため、結婚への真剣度は低めでしょう。
結婚相談所での結婚は、お互いに結婚へ真剣に向き合っての結婚となるため、強い気持ちで結びつく夫婦が多いため、離婚率が低いのかもしれません。
自分に合った相手と結婚するから
結婚相談所では、お互いのプロフィールを見て、自分の条件に合った人と結婚します。自分に合った人と結婚するため、離婚率が低い要因だと予想されます。
まず、収入などのプロフィールを見て自分に合っているか精査してから、相手と会い、仮交際、真剣交際としっかり段階を踏んで結婚へと進みます。
恋愛結婚の場合は、出会ってすぐに交際、お互いのことをよく知らないままに結婚ということもあるでしょう。よく知らないままに結婚すると、理想とのギャップが生じやすいため、離婚するケースが増えてしまうのかもしれません。
結婚相談所で婚活をしていると、カウンセラーからアドバイスをもらえます。
第三者としてカウンセラーからアドバイスをもらえるため、冷静に結婚相手を選ぶことが可能です。より自分に合った相手を選びやすくなります。
結婚を前提とした出会いだから
結婚相談所での出会いは、お互いに結婚を目指した出会いとなります。結婚というゴールに向けて、自分の求める条件に合った人を探すことになるでしょう。
最初からお互いのプロフィールが分かっている上で会い、仲良くなっていきます。結婚後に初めてお互いの収入を知った!なんてことが起こることはありません。
お互いのプロフィールを知った上で交際しますし、結婚観をしっかり話します。つまり結婚後こうしたい!ああしたい!ということです。
結婚前と結婚後のギャップが生じにくいです。結婚のことと、恋愛のことを同時にアプローチかけるのが結婚相談所とも言えます。
恋愛結婚の場合、恋愛スタートとなります。相手の顔や性格だけを見て選ぶことが多いかもしれません。その先の結婚まで考えて交際が始まることは少ないのではないでしょうか。
もっとも離婚率が高い結婚はできちゃった婚です。これは経済的な理由も大きいでしょうが、結婚観のすり合わせをしないまま結婚に進むことというのも大きな要因だと思います。。結婚相談所はできちゃった婚とは逆の動きをしていると言えるでしょう。
好きという気持ちだけで結婚を決め、いざ結婚生活を送ってみると、お互いの収入が分かっていなかった、貯金がないことに驚いたという話は少なくありませんし、こういう結婚生活を送りたいということを話すことは極めて重要です。
思い描いていた結婚生活ができない…と理想と現実のギャップが原因で離婚するケースもあるでしょう。
【男女別】離婚を決意する3つの理由を解説
そもそも離婚を決意するのは、どんなときでしょうか。男女それぞれの理由を決意する理由を紹介します。
男女それぞれで理由が異なりますが、男女共に1位は「性格の不一致」です。価値観の違いなど、性格的に合わないことが離婚を決定させることがあります。性格が合わないと、一緒に生活を送るのが辛くなってしまいますよね。
1位の性格の不一致以外の理由を、男女別で解説します。
【男性】精神的な問題が原因となることがある
男性の場合、妻から精神的な虐待を受けることが離婚原因となることがあります。
精神的虐待とは、罵られたり、悪口を言われたりといったことです。妻から一方的に精神的につらいことを言われるのは、耐えられませんよね。
精神的な問題は、見た目には分かりにくく、当人同士にしか分からない部分もあります。コミュニケーション不足や会話の少なさといった日々の積み重ねが原因となることもあるでしょう。
【女性】経済的な問題が原因となることがある
女性の場合は、経済的な問題が離婚原因となることがあります。
男性が稼ぎ頭となって働き、女性は育児や家事をしながらパートで働くという家庭は多いです。男性が稼ぎ頭となっていることで、妻にお金を渡さないと経済的に困窮してしまいます。
いくらパートで働いていても、全てをまかなうことは難しいため、離婚をしてフルタイムで働けるほうがよいと考える人は多いものです。
経済的な虐待とも言える状態に離婚を考える女性は多いということでしょう。
結婚相談所での結婚を長続きさせる3つのポイント
結婚相談所で結婚をしたとき、どうすればより結婚生活を長続きさせられるのでしょうか。今回は3つのポイントを解説しました。
結婚相談所での結婚を不安に思っている人は、ぜひ参考にしてください。
我慢しすぎない
「結婚は我慢」なんて言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。しかし我慢ばかりではうまくいきません。
相手のペースに合わせすぎず、自分の気持ちも大切にできる結婚生活であることが大切です。
「こんなこと言ったら嫌われてしまうかな…」と考えてしまい、相手に言いたいことを言えない関係だと毎日がつらくなってしまいます。
そのつらい気持ちがずっと続くと思うと疲れてしまいますね。お互いに言いたいことを伝え合える関係だと、長続きしやすくなります。
まず、結婚観を十分に話し合えない仲で結婚することはおすすめできません。お互いの結婚観を話し合えない、価値観を話し合えないという状態で結婚に進んでも、長続きしない関係になってしまいます。
お互いの価値観を受け入れられる仲になってから、結婚へ進むことが大切です。我慢をしすぎず、自分の気持ちを伝えられる関係を目指しましょう。
素の自分を出す
素の自分を出せないままで結婚すると、自分の本来の考え方を示したときに、相手が違和感を感じてしまうことがあるかもしれません。
結婚後に「え?こんな人だったの?」と思われてしまっては、結婚生活はうまくいきません。
素の自分を出して、相手にありのままの自分を愛してもらえることが大切です。
素の自分を出すということは自己開示するということで、自分の思っていることや感じていることを伝え合える仲になれます。わかりやすい人間になるということは婚活する上で一つの目標です。
また、自分が素を出せないような相手と一緒にいたいとあなたは思えるでしょうか。素を見せても大丈夫と思える相手を選びたいと思う人は多いはずです。
最初から素の自分を出すのは難しいかもしれません。会ったときから自分をさらけ出せるような人は少ないでしょう。
少しずつでもよいので、自分の素を相手に見せられるとよいですね。あなたの素の姿を相手が受け入れてくれるなら、それは結婚に進んでいってもOKと感じてよいのではないでしょうか。
結婚相談所で出会ったから…と割り切り過ぎない
結婚相談所で出会って結婚したから…と割り切る必要はありません。恋愛結婚をしたら、運命の相手と結婚したということなのでしょうか。
結婚相談所での出会いは、運命ではないのでしょうか。結婚相談所での出会いも、恋愛結婚と同じ大切な出会いです。
恋愛結婚でないことに抵抗を感じる必要はありません。
結婚相談所であっても、恋愛はできます!むしろ恋愛をする必要があるんです。
相手のことを良いと思う状態、好きだなと感じる状態で結婚する必要があり、それは恋愛をしている状態と同じですよね。
相手と一緒にいて居心地よく感じるかどうか、一緒にいて楽だなと感じるかどうか、しっかり話し合える仲であるかどうか、という点が重要です。
結婚相談所での出会いだから恋愛感情は必要ないということはありません。好きだと思えることは、結婚生活を豊かにするためにも大切なポイントとなります。
交際の仕方や結婚観の擦り合わせによって離婚率を下げることができる!
恋愛結婚での離婚率は約30%~40%です。一方で、結婚相談所での結婚は約10%と20%ほど低くなっています。
結婚相談所での結婚は、相手のことをよく知ってから結婚できることや結婚への真剣度の高さなどによって離婚率が低いのでしょう。
離婚する理由は夫婦によってさまざまですが、最も多い理由は「性格の不一致」です。
自分の素を出すなど交際の仕方を考え、相手と結婚観についてしっかり話し合うことで、性格の不一致となることを避け、離婚率を下げることができるでしょう。