結婚相談所の活動期間はどのくらい?早く成婚できる人の特徴とは?

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が結婚相談所の活動期間を詳しく解説します。

入会後すぐに結婚を考えられる相手と出会い、成婚するのが理想ですよね。実際には、結婚相談所に入会した後、成婚までにどのくらいかかるのでしょうか。

1万人を超えるデータをまとめた成婚白書(2023)を元に、結婚相談所での活動期間や入会後の流れなどを解説します。

早く成婚できる人の5つの特徴も解説するので、最後までチェックしてくださいね。

結婚相談所の活動期間は約9ヶ月

成婚白書(2023)は、IBJグループが運営する結婚相談所の成婚者の特徴をまとめたものです。

成婚白書(2023)によると、在籍日数は約9ヶ月であることが分かります。交際日数は4ヶ月程度でした。

さらに、男女で比較すると、男性は活動日数が303日に対して、女性251日となっており、女性のほうが活動日数は短いことが分かります。

また、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」では、付き合い始めてから結婚するまでの期間は、2~3年未満が「23.2%」と最も高いという結果となっています。

一般的な交際期間は2~3年未満が多いですが、結婚相談所では4ヶ月程度と1/6の短さです。

結婚相談所を利用すると、短期間での成婚を目指せることが分かりますね。

結婚相談所へ入会してからの流れ

入会後は以下の流れで成婚まで進みます。

  • お相手探し
  • お見合い
  • 仮交際
  • 真剣交際
  • プロポーズ
  • 成婚

入会直後に出会った人と結婚するケースは意外と多く、2回~3回のお見合いで成婚へと進むケースもあります。このようなケースの場合、結婚相談所に入会する前に自分で婚活していることが多いです。

自分で婚活をする中で、どんな人と自分は合っているのか、どんな人と結婚したいのかがはっきり分かっていると入会後スムーズに成婚へ進めます。

一方で、1年以上かかる人もおり、人によってさまざまです。思っていたよりも時間がかかってしまったとしても、カウンセラーと二人三脚で婚活の方法を試行錯誤しながら取り組めば、きっと結果はついていきます。諦めずに取り組むことが大切です。

また、成婚白書(2023)によると、成婚者のお見合い回数は「1~5回」「6回~10回」の人が多く、10回以内のお見合いで成婚を決める人が多いことが分かります。

1回で成婚を決める人もいれば、10回で成婚を決める人もいるということです。数回のお見合いで成婚を決められなくても、諦めずに回数を重ねていれば10回以内にお相手と出会える可能性があるといえますね。

成婚白書(2023)で分かる早く成婚できる人の5つの特徴

成婚白書(2023)には、成婚した人についてさまざまなデータが載っています。その内容から成婚できる人の5つの特徴を解説します。

年齢が低いほど活動期間は短い

「20~24歳」の男性は在籍期間が154日であるのに対し、「35~39歳」の男性は在籍期間が308日と倍です。年齢が低いほど成婚しやすく、活動期間は短いことが分かりますね。

また、女性は「20~29歳」男性は「25~34歳」で成婚する人が多く、年齢が上がるほど成婚しにくくなる傾向があります。

特に女性は35歳以降、男性は40歳以降成婚しにくくなり、活動期間は長くなりやすいです。

お見合いを積極的に行うほうが成婚しやすい

成婚退会した人のお見合い数の中央値は男性で11回、女性で10回です。成婚せずに退会した人のお見合い数の中央値は男性で3回、女性で4回と、成婚者は退会者よりも男性は 3.7 倍、女性は 2.5 倍のお見合いを行っています

積極的にお見合いを行う人のほうが成婚しやすいことが分かりますね。自分からお見合いを申し込むだけでなく、自分のプロフィールを工夫してお見合いを申し込まれる回数を増やす努力も大切です。

男性は「院卒」・女性は「専卒」が成婚しやすい

男性は「院卒」女性は「専卒」が成婚しやすいという結果が出ています。

男性は院卒が全ての年代で最も成婚しやすいことが分かっており、学歴に安心感があることが伺えます。

女性は男性ほど学歴で成婚のしやすさに差はなく、学歴に成婚を左右されにくいといえるでしょう。

女性は年収を公開したほうが成婚しやすい

女性は年収を公開したほうが14ポイント成婚しやすいことが分かっています。年収を公開している女性は全体の2割と少ないですが、成婚率は43.3%と半数近くが成婚しています。

年収を公開していない女性の成婚率は28.9%と、公開している女性と14ポイントの違いがあります。

年収が高い低いということよりも、年収を公開している安心感を感じられるほうが成婚しやすいのかもしれません。非公開よりも好感度が高いことも要因の一つです。

年収は600万円以上が成婚しやすい

年収は600万円以上が成婚しやすいという結果が出ています。2022年の結果では、年収400万円以上が成婚しやすいという結果でしたが、2023年は200万円以上求められる年収は上がっていることが分かりますね。

各年代ごとで比較しても、2023年の結果よりもそれぞれ100万円上がっています。さらに、成婚者の年収と成婚せずに退会した人の年収を比較すると、成婚者の年収の方が高いという結果が出ています。

年収は高いほうが成婚しやすいといえるでしょう。

早く成婚退会したいなら気を付けたい5つのポイント

早く成婚退会したいなら、5つのポイントに気を付けましょう。行動を変えれば、成婚までの道が開けますよ。

積極的に行動・素早く決断する

積極的に行動することが婚活を進める秘訣です!お見合いを申し込まれるのを待っているのではなく、自分からできる限り多く申し込みましょう。

成婚者は退会者よりも男性は 3.7 倍、女性は 2.5 倍のお見合いを行っているという結果から分かるように、どんどんお見合いをするほうが成婚しやすくなります

1人に申し込んでお見合いするよりも、複数人に申し込んで同時進行したほうがお見合いの数を増やせます。

また、決断は早くすることも大切です。婚活中に迷うこともあるでしょう。そんなときにはカウンセラーに相談したり、自分の気持ちと向き合ったりして素早く決断しなければ、次に進めません。

自分のこと・相手のことを理解する

相手のことを理解することはもちろんですが、自分のことも深く理解する必要があります。自分はどんな相手を求めているのかなど自己分析をすれば、自ずと成婚への道が見えてきます。

自分のことが分からないまま何度お見合いを繰り返しても、自分と合っているのか、自分はどんな人を求めているのか漠然としていて決断できません。

また、相手のことをダメなところばかり見るのではなく、いいところも見ることが大切です。「この人はここがダメ」とマイナス部分ばかり見ていては、婚活は進められません。

どんな人でもマイナス部分はありますよね。きっと自分にもあるはず。しかしプラス部分もあるはずです。プラス面を見る努力をして、相手のことを理解しようとすれば印象は変わるでしょう。

条件ばかりを見ない

年収は〇円以上、身長は〇センチ以上など、結婚相手に求める条件はさまざまありますよね。これだけは譲れない!という条件もあるかもしれませんが、あまりに条件が厳しすぎると条件に合うお相手を見つけることは難しくなってしまいます

理想のお相手と出会えないというときには、条件の見直しが必要です。絶対に譲れない条件とゆるめてもいい条件を考え、出会いの幅を広げるとよいでしょう。

また、相手に自分を選んでもらえるように自分磨きするのもいいかもしれません。もちろん年齢など変えられない部分はありますが、写真を変えるなどの努力は怠らないようにしましょう。

条件はあくまでも条件です。その人の全てを表すものではありません。条件ばかりを見ずに、お相手の人柄や価値観を見て自分との相性を見ることが大切ですね。

目標を設定する

入会後〇ヶ月で結婚する、何歳までに結婚するなど、目標を設定しましょう。活動期間の目標を設定せず活動していると、ダラダラと時間がかかってしまいます。

スピーディな婚活のために目標を決めて、目標に向けた活動を進めましょう。目標があれば、お見合い数をどんどん増やすなど積極的な活動が必要となるはずです。

アドバイスを取り入れる

婚活のプロであるカウンセラーのアドバイスを聞かない人は、成婚まで時間がかかってしまう傾向があります。

特に婚活歴が長いと、自分の中の条件を崩せなかったり、自分の思う婚活だけに集中してしまったりと婚活がうまくいかない道を自ら選んでしまう人も。

結婚相談所を利用する大きなメリットは、婚活カウンセラーがプロ目線でアドバイスをしてくれることです。せっかくのアドバイスを聞かない手はありません。カウンセラーのアドバイスを取り入れながら、婚活を進めましょう。

目標を決めて活動しよう!

見合いを申し込んだり、自己分析しながら求めるお相手を模索したりと積極的に活動しましょう。

また、婚活のプロであるカウンセラーのアドバイスを取り入れれば、自分には無かった視点で考えるきっかけになるかもしれません。何か迷ったときや困ったときには、カウンセラーに相談しながら婚活を進めてくださいね!


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