こんにちは!アスマリいおりです。
「お見合いで会話が続かない…」「またお見合いに失敗した…」など、婚活中の「会話」に関して悩んでいる方は多いですよね。
異性との会話にはいくつかのコツがあり、少しのテクニックを意識して経験を積んでいけば、誰でも会話上手になることができます。
特に結婚相談所は事前に相手のプロフィールが見ることができるため「お見合い」の対策が取りやすく、事前準備をすれば格段に成功率を上げることができるでしょう。
本記事では、結婚相談所のカウンセラーである筆者が「会話の教科書」と題して、婚活における会話術についてご紹介していきます。
会話の教科書:マインド編【お見合い中だけでも恋をする】
まずは、会話の基礎・大前提となる「心構え」から解説していきます。
会話は「人対人」なので、テクニックだけ磨いても中々上達しません。
テクニックだけに捉われず、お見合い相手1人1人と向き合うことを意識することが大切です。
順に説明していきます。
1.まずは「相手に興味を持つこと」が最も大切
大前提として最も重要となるのが、会話するお見合い相手に興味を持つことです。
コミニュケーションの根本は「相手に対する興味」であり、「会話上手な人」というのは「私はあなたに興味があります」と伝えるのが上手な人です。
基本的に人間は「興味を持たれる」と承認欲求が満たされるため、それだけで相手に対して好感をもちます。
また、相手に興味を持つと自然と質問がうまれ、相手も「それに答えないと」という気持ちになるため、コミュニケーションが円滑に進みます。
世の中には自信がない方や自己肯定感が低い方で溢れており、もしも興味がないなと相手目線で思われたら相手の自信を奪ってしまうため、どれだけテクニックを磨いても会話は続かないでしょう。
もちろん、テクニックや経験値も重要な項目ですが、それらは相手に興味を持った先にある話です。
とにかく相手に興味を持たないと始まらないため、会話をするときは「私はあなたに興味がありますよ」というサインを出すことを意識しましょう。
お見合い中だけでも相手を好きになる
相手に興味を持つことのコツ・テクニックの1つとして、お見合い中だけでも相手に恋をして好きになってみてください。
「初対面の相手に興味を持つのは難しい…」と考える方もいると思いますが、演じているうちに自然と相手に興味が持てるようになってくるものです。
【注意】興味のベクトルは常に相手に向ける
注意点として、興味のベクトルは常に相手に向けることを意識する必要があります。
相手への興味が溢れすぎると「自分をもっと知ってもらいたい」と思ってしまいますが、その結果自分をアピールしすぎるのはNGです。
自分をアピールしすぎている時の「興味のベクトル」は自分に向いています。ただの自己満足になってしまっており、「自分が楽しいだけ」という最悪の状態です。
自分をアピールしたくなる気持ちも分かりますが、あくまでも興味のベクトルは相手に向けることを意識しましょう。
2.相手の興味のあることに興味を持つ
相手に興味持ったら、次は「相手の興味のあることに興味を持つこと」を意識してみましょう。
相手の興味のあることに興味を持つと、自然と会話が広がっていきます。
- いつから興味を持ったのだろう
- きっかけは?
- どんな種類があるのだろう
- どういう流れで進めるんだろう
- どういう時が楽しいと思うのだろう
- どんな所にいくのだろう
- どんな様子なんだろう
- 写真もみてみたい
上記の通り、さまざまな視点から自然と質問が生まれてくるため、「相手の興味のあることに興味持ちたい」というマインドを忘れないように意識しましょう。
会話の教科書:事前準備編【共通の趣味は作れる】
続いて、会話の事前準備についてご紹介していきます。
会話に苦手意識がある方は、事前準備を徹底することでお見合いの成功率は格段に上がります。
- お見合いで会話が盛り上がらないのは自分の責任
- 共通点・趣味に依存すると会話が楽になる
- 相手のプロフを基に事前に「共通の趣味」を作り上げていく
順に説明していきます。
1.お見合いで会話が盛り上がらないのは自分の責任
前提として、お見合いで会話が盛り上がらないのは自分自身に責任があります。会話が上手な人から会話が盛り上がらないという発言は少ないからです。
そのため、「相手の反応が悪くて会話が盛り上がらなかった…」「相手と趣味・共通点が合わなくて沈黙が続いた…」など、相手に責任を押し付けるのは間違いです。
会話上手な人は「共通点がない人」「趣味が合わない人」など、どんなタイプの相手とも会話を盛り上げることができるため、相手の責任にしている時点で会話力が低いと言えます。
相手や偶然に期待するのではなく、どんな相手に対しても自分で会話を展開・リードする術を身につける必要があると認識しておきましょう。
2.共通点・趣味に依存すると会話が楽になる
自分で会話を展開・リードして盛り上げる最も手っ取り早い方法として、相手との共通点・趣味を軸に会話を進める方法があります。
共通点や趣味を軸に「質問と共感」で会話を展開させていけばいいだけなので、初対面の相手とでも会話が非常に楽になり、盛り上がったと錯覚させることができます。
婚活でモテる人の特徴の1つとして「好奇心旺盛な人」が挙げられますが、これは色んなことを知っているため相手の趣味に対して話を合わすことができるからです。設置面が多い状態です。
共通点や趣味に頼らずに会話を展開させる方法もありますが、「会話が苦手…」と感じている方は、まずは難易度が低い「共通点・趣味」から広げていきましょう。
3.相手のプロフを基に事前に「共通の趣味」を作り上げていく
「共通の趣味がないから会話を広げることができない…」と悩む方もいると思いますが、共通の趣味は努力次第で簡単に作ることができます。
結婚相談所では、事前に相手のプロフィールを知ることができるため、「相手の趣味」を確認してお見合い前に勉強しておきましょう。
相手の趣味についてある程度知識を入れておけば、お見合い中に共通の話題を振ることができます。また、事前に共通の趣味を作り上げていけば、相手からの印象も良くなるでしょう。
なお、相手の趣味について詳しくなる必要はなく、「趣味に対して質問・共感」など、受け身をとれる程度の浅い知識さえあれば会話は簡単に盛り上がります。
「共通の趣味」は準備しておくと会話に困らなくなり、沈黙になった時に振れば「間」を繋げます。
準備するほど心に余裕が生まれるので、事前に趣味のリサーチをして、「共通の趣味」を作り上げてお見合いに臨みましょう。
会話の教科書:テクニック編
ここからは、会話テクニックを3つご紹介していきます。
- 会話の比率は「自分3:相手7」が基本
- 会話を深掘りする
- 自己開示を意識する
順に説明していきます。
1.会話の比率は「自分3:相手7」が基本
会話が苦手な人に多いのが、「沈黙にならないようにとにかく会話を続けなければ…」と焦って自分の話題ばかりで話を進めてしまうことです。
また、「自分をよく知ってもらいたい」と自分の話ばかりしてしまうのもよくある失敗例として挙げられます。
自分の話ばかりしすぎる人には好感を持ちにくく、相手からの好感度も大きく低下してしまいます。
コニュニケーションの基礎は「聞くこと」であり、「会話上手=聞き上手」です。
「自分が盛り上げて話す」よりも「いかに相手に気持ちよく話してもらうか」の方が難易度が低く、相手からの好感度も得ることができます。
基本的に初対面の異性とのデート(お見合い)では相手を楽しませることに全力を尽くすのがベストなので、自分が楽しむ必要はありません。
会話の比率「自分3:相手7」を意識して、相手の話を聞いて楽しんでもらうことを徹底しましょう。
2.会話を深掘りする
相手に質問して会話を進める際、相手の返答に対して会話を深堀することも重要になります。
具体的に、悪い例と良い例を以下にまとめました。
- 悪い例:「趣味はなんですか?」→「アニメが好きです」→「そうなんですね。他の趣味はありますか?」
- 良い例:「趣味はなんですか?」→「アニメが好きです」→「そうなんですね。なんのアニメが好きなんですか?」
悪い例のように質問だけ繰り返していると質疑応答みたくなってしまうため、会話は全く盛り上がりません。
1つの質問に対して、「なぜ好きなのか」「いつから〜」「おすすめは〜」など、どんどん深堀していくと会話が自然と繋がっていきます。
話題をすぐに完結させずに、深堀することを意識しましょう。
3.自己開示を意識する
会話では、「相手に気持ちよく話してもらうことが重要」とお伝えしましたが、自分の情報を伝えて「情報開示」することも重要です。
自分の情報を伝えることは「私はあなたのことを信頼しています」というサインになるため、効率的に相手との距離を縮めることができます。
また、自分が情報開示すると、相手もより自分の情報を話してくれるようになるため、会話が盛り上がると共に、相手との信頼関係も築きやすくなるでしょう。
相手の話を聞きながら、自分の情報を挟み込んで適度に「情報開示」することを意識してみてください。
会話の教科書:実践編【経験を積むことが大切】
ここまで、マインド〜テクニックまでをご紹介してきましたが、どれだけ事前準備やテクニックを身に付けても、アウトプットしなければ机上の空論となってしまいます。
経験がないと異性を目の前にした時に事前準備した知識を出すことができず、テクニックを使う余裕もなくなってしまうでしょう。
婚活も会話も「場数」が非常に重要です。
「事前準備→実践→反省・改善」をひたすら繰り返して経験を積むことで、緊張もせずに自然と余裕のある状態で会話ができるようになります。
また、お見合い(初対面)であればある程度会話のパターンも決まってくるため、場数を踏めば成功率も高くなってくるでしょう。
なお、お見合い後のフィードバックに関しては、結婚相談所のカウンセラーにご相談ください。
お見合いの反省や相手の情報を踏まえて、次に活かせるように的確なアドバイス・サポートをさせて頂きます。
まとめ
本記事では、「会話の教科書」と題して、婚活における会話術についてご紹介してきました。
- 「相手に興味を持つこと」が最も大切
- 相手の興味のあることに興味を持つ
- お見合いで会話が盛り上がらないのは自分の責任
- 共通点・趣味に依存すると会話が楽になる
- 相手のプロフを基に事前に「共通の趣味」を作り上げていく
- 会話の比率は「自分3:相手7」が基本
- 会話を深掘りする
- 自己開示を意識する
- 経験を積むことが大切
「会話」は努力次第で誰でも上達することができます。
本記事でご紹介した方法を参考に、「事前準備→実践→反省・改善」を繰り返して婚活に取り組みましょう。