おじアタックの定義とは?婚活で嫌われる行動と対策を徹底解説

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者がおじアタックを詳しく解説します。

婚活やマッチングアプリ、職場などで、年上男性からのアプローチが「怖い」「しつこい」と感じる女性が増えています。そんな中でSNSを中心に話題になっているのが、「おじアタック」という言葉

この記事では、おじアタックの定義やSNSでの炎上の背景、そして対策方法までを徹底解説します。婚活中の男性はもちろん、女性側の本音を知りたい人にも役立つ内容です。

おじアタックとは?

「おじアタック」とは、35歳以上の男性が8歳以上年下の女性に対して、しつこくアプローチする行為を指す言葉です。特に、女性が「興味がない」と示しているにも関わらず、何度も誘いを繰り返したり、LINEを頻繁に送ったりするケースがおじアタック認定されます。

SNSを中心にこの言葉が広がり、ABEMA Primeでは、おじアタックの特集が組まれました。番組内では、「中年男性が若い女性に迫るのはナシなのか」について議論され、炎上状態になっています。

一方的な好意の押し付けに不快感を持つ女性が多く、恐怖を感じる女性も少なくありません。このような意見に共感する女性は多く、「20代で結婚相談所を利用すると、100%おじアタックに遭う」といった声もあるほど。

一方で、男性からは「歳の差恋愛を批判する声には納得できない」「女性が年上男性にアタックするケースもあるのに、男性だけが批判されるのはおかしい」という声が挙がっています。

おじアタック認定される行動

おじアタックとして認定されてしまう行為は以下の通りです。

  • 何度もデートに誘う
  • しつこくLINEを送る
  • 条件に合っていないにも関わらず、何度もお見合いを申し込む

一度断られても何度も誘い続けるのは危険です。「もしかして脈があるかも?」という淡い期待は、相手からすればしつこいと感じられる原因に。タイミングや相手の反応を見極めることが大切です。

しつこくLINEを送るのも、おじアタックとして認定されます。既読スルーされても連続でメッセージを送ったり、返信が遅いのに「どうしたの?」と詰め寄る行為は、おじアタックの典型です。婚活においても「距離感を守れない人」としてマイナス印象を与えます。

明らかに年齢や条件が合わない女性に繰り返し申し込むのもNGです。場合によっては、ストーカーやセクハラ行為と認定されるリスクも。相手のプロフィールや希望条件を尊重することが大切です。

おじアタックしてしまう男性の特徴

おじアタックしてしまう男性には、共通点があることも。では、どのような共通点があるのか解説していきます。

自分がおじさんであることを自覚していない

「まだ若い」「イケてる」と思い込み、自分の年齢を客観視できない男性は注意が必要です。

おじアタックは、35歳以上の男性が行うもの。この年齢が難しいところで、まだ自分を「おじ」と認識していない人もいます。そのため、20代と同世代のようにふるまい、20代からも恋愛対象として見られていると思ってしまうことも。

しかし、若い世代から見れば、思った以上に「世代ギャップ」を感じていることも多いです。

モテていた過去を引きずっている

昔モテた経験を基準にしてしまうと、今の婚活市場での立ち位置を誤解しがちです。「若い頃の感覚で口説く=おじアタック」になってしまうパターンがよくあります。

若い頃はモテていたため、美女やスタイル抜群な女性と付き合うことが当たり前だったのかもしれません。その名残で、今もキレイな20代と付き合えると思っている人がいます。

ただ、気づかなければならないのは、自分がその時よりも年を取っていること。20代の同世代ということもありません。モテていた20代の頃よりも老けてしまうことも仕方がないことです。

その事実に気づかずに、20代と同じように婚活しようとしてもうまくいきません。

恋愛経験がない

恋愛経験が少ない男性ほど、距離感を測るのが苦手です。中には、二次元やアイドルなどのフィクションの恋愛像を引きずっている人も

二次元やアイドルは10代~20代の可愛い子ばかりですよね。それが女性の「普通」と考え、うまくいかないことがあります。

現実の女性との関わり方を学ぶ意識が必要です。

若い女性に申し込まないともったいないと思っている

「せっかく結婚相談所に登録したんだから、若い女性に申し込まないと損」と考える人もいます。しかし、断られてばかりで婚活が停滞してしまうケースが多いのが現実です。

この状態では、婚活を進めているつもりになっているだけで、立ち止まっているのと変わりませんよね。無理なアタックを続けても、逆効果です。

若い女性だけを狙うのではなく、自分の年齢やスペックを理解して、自分に合った婚活方法を見つける努力が必要です。

おじアタックにならない!?若い女性が嫌悪感を抱かない男性の特徴とは?

実は、おじアタックにならない年上男性もごくわずかに存在します。ただし、全てを兼ね備えている男性は稀です。

  • 清潔感があり、服装や言葉遣いがスマート
  • 相手をリスペクトして接する
  • 経済的・精神的に安定している
  • 若作りではなく、自然な余裕がある

これだけの条件を全てクリアできる男性は、ほぼいないと考えてもよいほど難しいものです。

とはいえ、クリアできる男性が思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。たとえば、芸能人は当てはまる人がいますよね。佐藤健さん、山下智久さんなど、挙げればキリがないほど、イケメンで収入も安定した優しい芸能人はいます。

とはいえ、「自分は佐藤健と同い年だからイケる!」と思うのは危険です。同い年であっても、収入や外見、内面がパーフェクトとは限りません。芸能人になれるのは、ほんの一握りであり、おじアタックを回避できる人もほんの一握りです。

おじアタックにならないようにするポイント

「おじアタックを気にしていたら、年下女性にアプローチできない」と感じる人もいるのではないでしょうか。おじアタックは、必ずしも歳の差を否定するものではありません。相手の気持ちを思いやれるかどうかが重要です。

では、おじアタックを回避しながら、年下女性にアプローチする方法をみていきましょう。

ゆっくりと仲を深める

相手にとってまだ信頼関係ができていない段階でぐいぐい来られると、圧として伝わってしまいます

結婚前提で話を進めず、まずは好きな食べ物や趣味などの軽い話から進めるのがおすすめです。

デート後にLINEを連投するのもNG。「次いつ会える?」と聞きすぎるのも相手に不快感を与えてしまうかもしれません。

相手のペースに合わせて会話やLINEをすることが大切です。相手からLINEがなかなか返ってこないときには、連投せず、相手のペースに合わせましょう。

相手のことを考えて行動する

おじアタックと認定されやすい男性の特徴は、「自分の気持ちが中心」になっていること。

「俺は本気」「好きだから仕方ない」では、相手は重く感じます。

アプローチすることは、押すことだと考える人がいますが、一概に押すこととはいえません。おじアタックにならないようにするには、押すよりも引く余裕が大切です。

デートに誘うときには、提案ベースにすること。断られたとしても、「ありがとう、気にしないでね」とサラッと引く余裕を持ちましょう。

グイグイと押しすぎると、相手に不快感を与え、おじアタックと思われてしまいます。年上である威圧感もあるため、プレッシャーになってしまうのです。

相手に好印象を残すには、押すことよりも引くことが重要になります。

感謝を伝えることを忘れない

会ってくれた・メッセージをくれたなど、相手がしてくれたことに感謝を伝えることを忘れてはいけません。若い女性が「この人、感じがいいな」と思う年上男性の共通点は、感謝の言葉を自然に言えることです。

「今日は時間を取ってくれてありがとう」「返信してくれて嬉しいです」のように、感謝の気持ちをサラッと伝えられるのは大人の余裕を感じられますよね。

結果的に、恋愛対象として見てもらえる可能性も上がります。

簡単に歳の差婚できると思うのはNG!相手の気持ちを第一に考えよう!

そもそも、8歳以上年下の女性と歳の差婚できる35歳以上の男性は少ないものです。同世代と結婚するよりも難易度は高めと考えておく必要があります。

おじアタックにならないようにするには、相手の気持ちを考えること・距離感を大切にすること・思いやりの気持ちを忘れないことが重要です。

婚活では、信頼関係を築くことが大切。焦らず、自分らしいペースで誠実に向き合うことがおじアタックを回避してアプローチする秘訣です。

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