結婚相談所でモラハラ男を見抜く方法|知っておくべき5つのサイン

こんにちは!アスマリのいおりです。本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が結婚相談所でモラハラ男を見抜く方法を詳しく解説します。

「優しいと思っていたのに、付き合ってみたら態度が一変…」

「言葉の暴力に気づいたときには、心が疲れ切っていた」

そんなモラハラ男との関係に苦しむ女性は少なくありません。見た目や肩書きが立派でも、内面に支配的な一面を隠していることがあります。

結婚相談所は真剣な出会いの場ですが、完璧に性格を見抜くのは簡単ではありません。だからこそ、「モラハラ男を見抜く目」を持つことが大切です。

この記事では、モラハラ男の特徴と結婚相談所で見抜くための5つのサイン、そしてトラブルを避けるためのコツを分かりやすく解説します。

モラハラ男とは?特徴を解説

  • 社会的に地位が高い人が多い
  • プライドが高い
  • 家庭環境に問題があることがある
  • 絶対に謝らない
  • 嫉妬心が強い

モラハラ男とは、言葉や態度を通して相手を精神的に支配しようとする男性のことです。

外では穏やかで礼儀正しく、社会的に成功している場合も多く、最初は魅力的に見えます。しかし、内面ではプライドが高く、自分の価値観を押し付ける傾向があります。

家庭環境に課題を抱えていたり、過去に承認欲求を満たされなかったりした経験が影響していることも。

失敗や指摘を受け入れられず、決して謝らない態度や相手に求めすぎる姿勢が、やがてパートナーへのモラハラ行動として現れるのです。

結婚相談所でも「モラハラ男」に出会う可能性はある?

結婚相談所に登録している男性は、基本的に「真剣に結婚を考えている」「身元がしっかりしている」人ばかりです。真面目な人が多く、モラハラな男性は少ない傾向にありますが、全くいないわけではありません。

お見合いの段階ではいい人に見えていても、交際を進めていくにつれて、モラハラな一面が見えてくることがあります。

大切なのは、相手の条件や外見だけで判断せず、「話し方」「態度」「価値観の押しつけ」など、人間性をしっかり観察する意識を持つことです。

結婚相談所でモラハラ男を見抜く5つのサイン

結婚相談所では、プロフィールや条件だけでは見えない「人柄」を見抜くことが大切です。モラハラ気質の男性は、最初は優しく見えても、会話や態度の中に支配的な一面が現れます。

ここでは、デートやお見合いで気づける5つのサインを紹介します。

話の主導権を常に握りたがる

会話の流れを自分でコントロールしたがる男性は要注意です。

相手の話を遮って自分の意見ばかり話す、結論を勝手にまとめる、「それは違うよ」と上から訂正するなどの行動が見られる場合、相手を支配しようとする心理が隠れていることがあります。

初対面であっても、あなたの意見を尊重してくれるかどうかを観察しましょう。

他人を悪く言う

他人を悪く言う男性は、モラハラ傾向がある可能性があります。

「元カノが悪かった」「会社の人間はレベルが低い」など、他人のせいにする発言が多い人は、自己中心的で反省ができないタイプです。

結婚後、同じようにあなたを責める可能性もあるため、距離を置いたほうがよいかもしれません。

飲食店で横柄な態度を取る

店員やサービススタッフへの態度は、人間性が表れる場面ですよね。

注文時に横柄な言い方をしたり、ちょっとしたミスを責めたりする人は、心に余裕がなく、相手を下に見る傾向があります。

誰に対しても思いやりを持てる人かどうか、デート中の言動をよく観察してみましょう。

条件付きの優しさか

「○○してくれたら大事にする」「俺の言うことを聞いてくれる人が好き」というような言葉には、一見すると愛情表現のようで、実は支配的なメッセージが隠れています。

モラハラ男は「優しさ」をコントロールの手段として使うことが多く、相手を思いやるのではなく「言うことを聞くかどうか」で愛情を測ります

このタイプは、結婚後に束縛や指示がエスカレートする危険があります。

苦手なことを聞いてみる

得意分野や成功体験の話では楽しそうでも、「苦手なこと」「失敗した経験」を尋ねると、急にイライラしたり話題をそらす男性は要注意です。

モラハラ男性には、苦手なことを人に話すことはプライドが許さないタイプが多く、苦手なことを聞くと機嫌が悪くなってしまうことがあります。

一方で、得意なことは意気揚々と話し、自慢話を延々とする人も少なくありません。自慢話をして、自分のすごさを見せつけたい気持ちが垣間見れます。

結婚相談所でモラハラ男を避ける3つのコツ

モラハラ気質の男性を完全に見抜くことは難しくても、自分の中に「違和感をキャッチする感度」を持っていれば、自然と距離を取れます。

ここでは、婚活の中でモラハラ男を避けるための3つの具体的なコツを紹介します。

条件だけで相手を判断しない

「年収が高い」「学歴が良い」「安定した職業」などの条件は、確かに結婚生活を考える上で重要な要素です。しかし、それだけで判断してしまうと、内面の性格や人間性を見落としてしまうリスクがあります。

条件が良いことと人間性の良さは、必ずしも比例しません。条件よりも、会話の中で相手があなたをどう扱っているかを重視しましょう。

違和感をスルーしない

「少し怖いかも」「なんか引っかかるな」そう感じたときは、その直感を無視しないことが大切です。

モラハラ男は、最初こそ優しい態度で接しますが、時間が経つにつれて支配的な言動が増えていきます。会話の中で少しでもモヤッとした瞬間があれば、相性が合わないというサインとして受け止めましょう。

あなたの感覚は、危険から身を守る大切なセンサーです。

結婚前には相手の親に会う

相手の家族への接し方は、将来の結婚相手への接し方と同じです。

親や兄弟に対して冷たい、感謝の言葉が少ない、見下すような態度を取る人は、結婚後あなたにも同じ態度を取る可能性があります。

一方で、家族に対して思いやりや感謝を持って接している人は、他人への配慮も自然にできるタイプです。

交際が進んだ段階では、相手の家庭を実際に見て判断しましょう。

モラハラ男が選びたがる女性のタイプ

モラハラ男は、すべての女性に同じように接するわけではありません。自分の思いどおりに動かせる女性を選ぶ傾向にあります。

ここでは、モラハラ男が好む3つのタイプを紹介します。

なんでもいうことを聞く

相手の意見をすぐに受け入れたり、争いを避けて我慢してしまうタイプの女性は、モラハラ男にとって「理想的な相手」に見えます。

自分の意見が通る関係に安心感を覚えるため、指示に従ってくれる人を求めがちです。そのような女性は、コントロールしやすく、自分の思い通りになりやすいと思われてしまいます。

あなたの意見を大切にしてくれる相手かどうかが見極めのポイントです。

恋愛経験が少ない

恋愛経験が少ない女性は、相手の少し強引な言動があっても、比較する対象がないため、気づけないことがあります。今は違和感があっても、一緒にいるうちに慣れるだろうと考えてしまうことも。

経験が少なくても、自分の気持ちを大切にし、「怖い」「不安」と感じたときは一歩引く勇気を持ちましょう。

自己肯定感が低い

「私なんて…」「どうせ愛されない」といった気持ちを抱いている女性は、モラハラ男にとって支配しやすい存在です。

モラハラ男に指摘されると、自分が悪いと思い込み、相手の指摘を鵜呑みにしてしまいます。どのような言葉でも全てを受け入れるため、モラハラ男にとってはコントロールしやすい対象に。

さらに、モラハラ男は、相手の自信のなさを察し、優しい言葉で依存させようとします。しかし、本当にあなたを大切にする人は、あなたを弱らせるのではなく、元気づけてくれる人です。

「優しさ」と「支配」は紙一重。違和感を大事に

モラハラ男は、最初こそ優しく頼もしく見えるものです。

しかし、その優しさが「支配」に変わる瞬間は意外と早く訪れます。相手の言葉や態度に少しでも息苦しさや違和感を覚えたら、その感覚を無視しないことが大切です。

本当にあなたを大切にする人は、意見を尊重し、自由を奪うようなことはしません。結婚は、どちらかが支配する関係ではなく、互いを思いやり支え合う関係です。

焦らず、あなたが自然体でいられる相手を選びましょう。

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