【結婚の判断材料】成婚の決め手は?結婚すると決められないのはなぜ?

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が成婚の決め手について詳しく解説します。

成婚するタイミングになって「本当に結婚を決めていいのかな」と不安になることは少なくありません。交際中は楽しく過ごせていたとしても、結婚となると急に現実味が出てきて、進めなくなってしまうことも。

この記事では、成婚の決め手や、結婚を決められない心理、チェックすべきポイントを詳しく解説していきます。

みんなの成婚の決め手は?

結婚を決めた人たちに共通しているのは、「一緒にいると自然体でいられる」「価値観が合う」といった日常の心地よさです。

どんなに条件が揃っていても、居心地や信頼感がなければ長く一緒にいられません。ここでは、成婚の決め手を見てみましょう。

一緒にいると居心地が良い

一緒にいて楽だと、自然と安心できます。

交際している間は、一緒にいてドキドキできるような関係を求める人もいますよね。しかし、結婚となると、刺激的な毎日を求めるよりも安定感を選ぶ人が多いはず。

居心地の良さを感じられる相手、つまり毎日一緒にいるだけで幸せな気持ちになれる相手が結婚相手として求められます。

相手の前で無理に自分を飾る必要がなく、笑顔でいられる時間が多いと、結婚生活を想像しやすくなり、結婚への気持ちも自然に強くなりますね。

信頼できる相手だと感じた

結婚を決めるうえで、相手を信頼できるかは大切です。

経済面や生活面で安心できるか、困ったときに頼れるか、約束を守ってくれるかなど、日常の行動から信頼を感じられる人は、安心感があります

信頼関係があると、お互い自然体でいられ、ケンカをしても落ち着いて話し合えるため、長く一緒に過ごすうえで安心感の土台になりますね。

自分のことを理解してくれる

結婚を決める際に大切なのは、相手が自分の考えや状況を理解してくれるかどうかです。

仕事や趣味の大切さを認めてくれるか、生活リズムや性格の特徴を尊重してくれるか、といった日常を理解してくれることが重視されます。理解されていると感じられると、自分も無理なく自然体でいられますよね。

また、結婚に対する考えを理解してくれるかどうかも重要なポイントです。子どもを持ちたいかどうか、どこに住みたい、親と同居したいなど、考えを理解してくれる相手なら、結婚生活を思い描きやすいですよね。

価値観が同じ

価値観の一致は、長く一緒にいるために欠かせません。

お金の使い方・家事の分担・将来設計・子育ての考え方など、人生の大切な部分で価値観が近い相手とは意見が合いやすいものです。

価値観が合うことで、日常の小さなストレスが減り、互いに理解しやすくなります。たとえば休日の過ごし方や旅行のスタイル、友人との付き合い方まで、価値観が近いと自然と生活リズムも合ってきます。

結婚後に「考え方が全然違った」と後悔しないためにも、価値観の一致は見逃せないポイントです。

女性に多い成婚の決め手とは?

女性が結婚を決めるときは、条件よりも、安心できること・心地よいことが重視されることが多いです。

  • 男性が女性にベタ惚れしている
  • 優しい
  • 一緒にいたいと感じる
  • 価値観が似ている
  • 沈黙が多くても心地よい
  • 結婚生活を想像できる

これらのポイントは、日常の安心感や心の安定につながります。

たとえば、男性が自分にベタ惚れだと、自然と安心感や安定感が生まれます。優しさは言葉だけでなく、ちょっとした気遣いや行動で感じられるものです。大きな優しさがあると、女性は多くのものを求めなくなっていきます。

一緒にいて自然体でいられたり、沈黙の時間が心地よい相手は、結婚後も居心地のよい生活が送れます。また、価値観が似ていたり結婚生活を具体的に想像できる相手は、決断を後押しすることも。

このように女性は、条件を重視するよりも安定した結婚生活を想像できる相手を選ぶ傾向にあります。

今回挙げたポイントが全て当てはまっていなければならないということはありませんが、一つも当てはまらないのなら、要注意です。

相手の何が気になるのか、何が問題なのかを考える必要があるでしょう。相手に問題がないならば、自分側の問題かもしれません。自分が迷う理由を深掘りして考えることが大切です。

「結婚する」と決められないのはなぜ?

結婚を決められない理由は人それぞれですが、多くの場合は心の中で迷いがあることが原因です。

「運命の相手をまだ探している」「もっと自分に合う人がいるかも」と考えてしまう人もいます。

また、交際のきっかけが「なんとなく」だった場合や、劇的な恋愛感情が湧かない場合も、決断が難しくなります。交際を続けているうちに好きになると思っていたのに、好きになれない…なんてこともあるでしょう。

条件や流れで交際している場合は特に、好きという気持ちだけでは結婚を決められないことがあります。焦らず自分の気持ちを整理することが大切です。

成婚を決める前にチェックしておきたいポイント

結婚を決める前には、相手との相性や生活のイメージを確認しておくと安心です。

価値観に大きな違いはないか

結婚生活では、好きなことだけでなく嫌いなことや譲れない価値観の一致も大切です。

〇〇にお金をかけたいと思うけれど、××にお金をかけたくないなど、人によって価値観はさまざまです。価値観がぴったり一致することは難しいですが、ある程度合う人でないと生活する中で気になることが増えてしまいます

小さな違いが積み重なると、大きな違和感につながります。結婚前に価値観について話し合い、理解できる範囲かどうかを確認しておくと、結婚後も安心です。

自分の家族との相性

結婚は二人だけでなく、家族との関係も大切です。結婚後は結婚式などの冠婚葬祭で会うだけでなく、年末年始を一緒に過ごしたり、子どもが生まれれば七五三をお祝いしたりと、会う機会が増えます。

結婚前に、相手の家族との付き合いや、自分の家族との相性を見ておくことで、結婚後のストレスを減らせます

また、親との距離感や関わり方、価値観の違いなども事前に把握しておくと、トラブルを避けやすくなり、安心して結婚生活を始められますよ。

結婚生活に求めることが同じか

結婚生活に求めることが二人で一致しているかを確認することは重要です。

結婚後のキャリアの築き方やどこに住むのかなど、結婚後の生活に求めていることは人によって異なります。理想や希望が大きく異なると、生活の中でストレスがたまってしまいますよね。

結婚前に話し合い、価値観やライフスタイルが合っているかを確認することが、長く幸せに暮らすポイントです。

成婚を決めるときの注意点

結婚は人生の大きな選択なので、勢いだけで決めるのは不安が残りますよね。

一方で、条件に縛られすぎてもチャンスを逃してしまいます。ここでは、成婚を決めるときに意識しておきたい注意点を紹介します。

条件にこだわりすぎない

年収や学歴、見た目などの条件にとらわれすぎると、本当に大切な「一緒にいて安心できるか」という感覚を見失ってしまいます。

もちろん最低限の条件は大事ですが、結婚生活を支えるのは居心地や思いやりです。条件ばかり見ていると、人間性を見ることができず、大切な人を失ってしまうかもしれません。

絶対に外せない条件以外は一度手放して、相手の本質を見て考える必要があります。条件だけで判断せず、相手と過ごす時間を大切にしながら見極めることが、幸せな結婚への近道になります。

相手の良いところを見る

完璧な人はいません。欠点ばかりを気にしていると、せっかくの良さを見逃してしまいます。小さな優しさや努力、日常で感じる安心感に目を向けると、相手の魅力を改めて感じられることも多いです。

減点方式で見るのではなく、加点方式でいい所を見ると、相手の良さをより感じられるかもしれません。

結婚生活では、お互いに欠点を補い合いながら暮らしていくもの。長所を認め合うことで、関係もより安定していきます。

結婚生活を思い描ける相手かどうかが大切

最終的に、結婚を決めるときに大切なのは「この人と一緒に生活を楽しめそうか」です。どんなに条件が揃っていても、日常の居心地や価値観の一致、将来を想像できるかどうかが決め手になります。

結婚に迷うのは、何か問題があるからでしょう。相手のこと、そして自分自身の気持ちを整理して考え、何に迷っているのか考えてみる必要があります。

焦らず、自分の心が安心できるかどうかを基準に判断するとよいでしょう。

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