こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、結婚相談所でうまくいかない理由を詳しく解説します。
結婚相談所は出会いのチャンスが多い一方で、活動の進め方や考え方によって結果が大きく変わります。なぜうまくいかないのか理由が分かれば、改善の道筋も見えてくるはず。
まずは、多くの人がつまずきやすいポイントを整理してみましょう。

結婚相談所でうまくいかない理由とは

結婚相談所での婚活がうまくいかない理由は、人によってさまざまです。しかし、主に3つの原因によってうまくいかないと感じているケースが多いです。
では、3つの原因をみていきましょう。
思っていたよりもお見合いができない
「もっとお見合いが成立すると思っていた」という声は多いものです。申し込みをしてもOKされず、申し込まれてもOKしたい人がいない、そもそも申し込みをしたい人がいないという人も。
原因としては、プロフィールの魅力不足・写真の印象・申し込み先の傾向などが挙げられます。
また、人気層ばかりに申し込みをしていると、どうしても成立しにくくなります。お見合い数が少ないと婚活全体が前に進まないため、まずは選んでもらえる状態になっているかを確認することが重要です。
仮交際止まりが多い
仮交際には進めても、その先に進めない…という悩みもよくあります。
短期間で相手を深く知る必要がある婚活では、コミュニケーションの質が結果を左右します。自分らしさを出せていない、相手への配慮が足りないなど、課題はさまざまです。さらに、プロフィール写真とのギャップが大きいということも。
また、相手が話を振ってばかりで、自分は受け身になっていることがあります。何に対しても相手がしてくれることが当たり前のような態度をとってしまい、相手からガッカリされてしまうケースも少なくありません。
このように自分の言動で仮交際に進めないことがあります。
婚活に疲れてしまっている
「婚活疲れ」は多くの人が経験するものです。
お見合いや交際を重ねる中で、思うように進まなかったり、断られたりすると気持ちが落ち込みやすくなります。すると、メンタル的に疲れがたまってしまい、さらにうまくいかない…という悪循環に陥ることも。
婚活を長く続けるためには、適度な休息と気持ちの切り替えが必要です。
結婚相談所でうまくいかない人の8つの特徴

結婚相談所で婚活をしていると、うまくいかない人には共通する行動や考え方があります。
自分の活動を振り返ることで、どの部分に課題があるのかを明確にできます。また、改善点が分かれば、婚活をスムーズに進めることも可能です。
ここでは、多く見られる8つの特徴を紹介します。
お見合いの申し込みをあまりしていない
お見合いの申し込み数が少ないと、当然ながら出会いの機会も減り、活動が前に進みにくくなります。
「申し込んで断られたら嫌だ」「相手から申し込まれるのを待ちたい」という気持ちから消極的になってしまう人も多いですが、相談所の婚活は行動量が結果に直結します。
申し込みの数を増やすことで、お見合い成立率は上がり、理想の相手に出会えるチャンスも広がりますよ。
積極性が足りない
お見合いを成立させるには、自分から申し込みをしたり、興味のある相手にアプローチしたりする積極的な姿勢が欠かせません。
結婚相談所で相手を紹介されても、自分のタイプではないこともありますよね。そんなときでも紹介されることばかりを期待していては、いつまで経ってもお見合いはできません。
受け身で待っているだけでは、いくら会員数が多くても出会いのチャンスは増えないのです。積極性を持つことで、理想の相手に出会える可能性は高まります。
自分の気持ちがブレている
婚活中に自分の希望や優先順位が曖昧だと、どの相手を選ぶべきか分からなくなり、活動を進めにくくなります。
自分の気持ちが定まっていないと判断がぶれてしまい、仮交際やお見合いでも迷いや不安が生まれることも。まずは自分の考えを整理し、何を重視したいのかを明確にしましょう。
ネガティブ思考すぎる
「またうまくいかないだろう」「断られたくない」とネガティブに考えすぎる人は、視野が狭くなり婚活の成果が出にくくなります。
ネガティブ思考な人と一緒にいて、楽しいと感じる人は少ないはず。ついネガティブなことばかり口にしてしまう人は、要注意です。
また、「うまくいかないのは相手やカウンセラーのせい」と、婚活がうまくいかないことを人のせいにしてしまう人は、反省できないタイプかもしれません。
自分の反省点を見つけられず、改善する機会を失ってしまいます。
担当カウンセラーへ相談しない
カウンセラーは婚活のプロであり、困ったときのアドバイザーです。相談しないまま自己流で進めてしまうと、改善点に気付けずに停滞してしまうことがあります。
小さな疑問でも積極的に相談することで、活動の質が上がります。
結婚相談所にはいい人がいないと思い込んでいる
「結婚相談所には良い人がいない」と最初から思い込むと、紹介された相手を偏見で見ることになり、チャンスを逃してしまいます。
先入観を持たず、すべての出会いを大切にする気持ちが大切です。
理想が高く、こだわりが強い
年収や学歴、容姿などにこだわりすぎると、対象となる相手の母数が少なくなり、出会いのチャンスが減ってしまいます。
理想をすべて詰め合わせた人と出会うことは難しいものです。たくさんある条件の中でも優先したい、絶対に妥協できない条件と妥協できる条件を整理してみましょう。
理想と現実のバランスを見極める必要があります。
すぐに心が折れる
一度の断りや失敗で落ち込み、活動をやめてしまう人は、婚活が長期戦になったときに成果が出にくくなります。
一度のお見合いで婚活が終わることはほとんどありません。お見合いが成立しないことも、仮交際で終わることもあります。ショックを受けることもありますが、次へ進まなければなりません。
短期的な結果に左右されず、継続的に努力する姿勢が重要です。
結婚相談所で成功するための5つのコツ

結婚相談所での婚活で大切なのは、「選ばれる力」と「自分から動く力」のバランスを整えることです。
また、考え方や姿勢を少し変えるだけで、お見合い成立率や交際の進み方が大きく変わることも珍しくありません。
ここでは、婚活の成果を高めるために意識したい5つのポイントを紹介します。どれも今日から実践できるものばかりなので、自分の活動と照らし合わせながら取り入れてみてくださいね。
出会いの数を増やす
婚活を成功させるためには、まず出会いの母数を増やすことが欠かせません。
申し込み数を増やすのはもちろん、仮交際の数を増やしたり、条件を広げたりすることでチャンスは広がります。
出会いが増えれば、その中から相性の良い相手が見つかる確率も自然と高まりますよね。「選ばれるか不安…」と感じる人こそ、まずは行動量を増やすことが大切です。
ポジティブに考える
婚活では、思うようにいかないことや断られる経験もあります。
しかし、それを悲観的に捉えすぎると、自信がなくなり表情や態度にも影響が出てしまいます。ポジティブに考える習慣を身につけることで、その思考が言葉にも現れるはず。
前向きなエネルギーは相手にも伝わりやすいため、結果的に交際がうまく進むきっかけにもなります。
将来についてしっかり考える
将来像が曖昧なままだと、肝心な場面で決断できなかったり、交際が続かなくなったりする原因になります。
「どんな生活がしたいか」「結婚に何を求めているか」を言語化しておくことが大切です。
自分の価値観が整理されると、相手選びにも迷いがなくなり、ミスマッチを避けやすくなります。結婚への不安を減らすためにも、自分の気持ちを明確にしておきましょう。
カウンセラーを信頼して相談する
カウンセラーは婚活のプロであり、客観的な視点から最適なアドバイスをしてくれる存在。
うまくいかないときこそ、遠慮せずに相談することが大切です。相談を重ねることで、自分では気付けない改善点が見えてきたり、思いがけないご縁につながったりすることもあります。
カウンセラーと二人三脚で進める姿勢が、婚活の成功を近づけます。
「選ぶ」より「選ばれる」意識を持つ
婚活では、「自分が相手を選ぶ」だけでなく、「どうしたら選ばれるか」を考えることが重要です。
外見やマナー、コミュニケーションの取り方など、相手から見た自分の印象を意識することで、自然と魅力が高まり、お見合い成立率も上がります。また、選ぶ側だと思っていると、上から目線で考えてしまう原因にも。
選ばれる視点を持つことは、婚活をスムーズに進めるうえで欠かせないポイントです。
結婚相談所でうまくいかないときの対処法

婚活が思うように進まないと感じるときは、焦りや不安が大きくなりがちですよね。
大切なのは、一人で抱え込まず、小さなことでも行動を変えていくことです。ここでは、うまくいかないときにぜひ試してほしい対処法を紹介します。
プロフィールを改善する
プロフィールは、第一印象そのものです。清潔感がない、明るさが足りない、自己紹介文が簡素すぎるなどの問題があると、お見合い成立率が下がってしまいます。
プロのカメラマンによる写真撮影や、カウンセラーによる文章添削を受けるだけで印象は良くなります。
「選ばれる見た目・伝わる文章」を意識すると、出会いの幅が広がりますよ。
清潔感を重視する
どんなに性格が良くても、清潔感が欠けていると交際に進みにくくなります。婚活への本気度を疑われたり、だらしない人と思われたりして、ネガティブな印象を与えてしまうことも。
服装・髪型・ヒゲ・靴など、細かな部分に気を配ることが大切です。男性ならシワのないシャツや整えられた髪型、女性なら自然で上品なメイクなど、相手に好印象を与える工夫をしましょう。
清潔感があるだけで、お見合いやデートの成功率は上がります。
丁寧な言葉遣いを心がける
言葉遣いは、相手の信頼を得るうえで大切な要素です。砕けすぎたタメ口や、馴れ馴れしい話し方は、距離が近すぎると受け取られてしまうことがあります。
「丁寧でありながら親しみやすい」話し方を意識すると、相手が安心して交際を進めやすくなります。しっかり仲良くなるまでは敬語を使い、距離が縮まってきてからタメ口に切り替えていきましょう。
条件を見直す
理想の条件にこだわりすぎていると、出会いの数が減ってしまいます。
「絶対に譲れない条件」と「意外と柔軟にできる条件」を整理することで、出会いの幅が広がります。
条件を少し緩めるだけでも、お見合い成立率が変わることがあります。視野を広げることで、思いがけず相性のいい相手に出会えるケースも多いです。
婚活を休憩してみる
疲れがたまった状態で婚活を続けても、うまくいかないことが増え、さらに落ち込んでしまう悪循環になりがちです。
そんなときは、思い切って短期間の休憩を取りましょう。心と身体をリセットすると、前向きな気持ちが戻り、自然と行動が軽くなります。
カウンセラーに相談しながら婚活を進めてみよう

結婚相談所でうまくいかないと感じるのは珍しいことではありません。それを解消するには、積極的に出会いを増やし、ポジティブな姿勢を意識しながら、将来への考えを明確にしていくことが大切です。
また、カウンセラーに相談し、客観的なアドバイスを受けることで、迷いが解消され婚活が前向きに進みやすくなります。
焦らず、一歩ずつ、自分に合った方法で婚活を続けていきましょう。





