こんにちは!アスマリのいおりです。本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、自己開示について詳しく解説します。
自己開示が苦手という人は多いですよね。婚活において自己開示することは重要なポイントです。
今回は、自己開示する方法や自己開示するメリット、自己開示しないデメリットを解説します。
自己開示が苦手な人婚活をスムーズに進めたい人は、婚活で自己開示するときの注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
自己開示とは?
そもそも自己開示とは、どのようなことを指すのでしょうか。
自己開示とは、相手に自分のことを伝えることです。
自分の好きな食べ物や趣味といった話しやすいことや、センシティブなことを相手に伝えることで相手も同じように自分のことを話しやすくなります。
警戒心から人に自分のことを話すことが苦手な人は、自己開示がうまくできず、「自分のことを話してくれない」と相手に思われてしまうことも。
会話はキャッチボールと言われます。
自己開示できていないと、相手の話を聞いているばかりで、会話が成り立ちません。
仲を深めるには、まずは自分から自己開示し、相手の警戒心を解くことが大切です。
相手の警戒心を解くことで、お互いに自分のことを話し、だんだんと打ち解けることができます。
イメージするならば、わかりやすい人間になるってことです。自己開示が少ない方が自然とわかりにくい人間です。モテるのはわかりやすい人間です。わかりにくい人と誰も結婚したくないです。。
よく言われる察してほしい…これは典型ですが自己開示ができていない方に多くみられる思いであったりします。察してほしいではなく、自分で伝える、自分はこういう人間ということを分かってもらう方がよほど良い関係を構築できます。
自己開示する4つのメリット
自己開示すると、どのようなよいことがあるのでしょうか。自己開示する4つのメリットを解説します。
婚活において、自己開示は重要です。自己開示するメリットを知ると、重要性を感じられるはず。ぜひチェックしてみてくださいね!
信頼度がアップする
自己開示すると、相手からの信頼度がアップします。
自分のことを伝えたり、自分の本音を相手に伝えたりすると、自分がどのような人なのかを伝えられますよね。
相手のことを知ることで、安心感が生まれ、信頼度はアップしていきます。
仲を深めるには、信頼度は大切です。自己開示して、相手からの信頼度をアップしましょう。
自分の気持ちを相手に伝えられる
自分の気持ちを相手に伝えることも自己開示の一つです。
相手のことをよく思っているときには、その気持ちを伝えるようにしましょう。
何を考えているのかわからない人っていますよね。
相手が自分のことをどう思っているのか分からない相手は「何を考えているのか分からない人」と思われてしまいます。
気持ちが分かりにくい人よりも、気持ちが分かりやすい人のほうが恋愛に発展しやすいです。
気持ちをストレートに表さなくても、「今日の服可愛いね」といった感想でもOK。
褒められると、「自分のことをよく思ってくれているのかも」と思いますよね。
どのような言葉でもよいので、自分の気持ちや感想を相手に伝えることが自己開示の一つになります。
相手の警戒心を解くことができる
自己開示をすると、相手の警戒心を解くことができます。
初対面のときや相手のことをよく知らない間は、相手に警戒心を持ってしまうのは当然のことです。
相手が警戒心を持っている間は、仲を深めることは難しいですよね。
仲を深めるには、まずは警戒心を解いてもらうことが必要です。そのためには、自己開示することが有効となります。
警戒心を解いて、お互いのことを知っていけば、心の距離はぐっと縮まるはずです。
共通点を見つけやすくなる
相手との共通点を見つけることが、婚活や恋愛の第一歩となります。
相手との共通点を見つけると、親近感が湧きますよね。盛り上がる話題となることも。
共通点を見つけるには、自己開示が必要不可欠です。
相手に自分のことを伝えること、相手が自分のことを話すことで、共通点が分かります。
自己開示無しでは、共通点は見つかりません。
自己開示して、相手との共通点を見つけることが、婚活のスタートラインです。
これは成婚率にも影響していまして、カウンセラーによく連絡する方、しっかりデート報告する方は、3倍成婚するというデータがあります。今こう思っていることは素直に伝えてほしいとうのがカウンセラーの本音です。
自己開示が苦手な人は婚活がうまくいきにくい?!
自己開示が苦手…という人は多いですよね。自分のことを話すって意外と難しいんですよね。
自己開示が苦手な人は、婚活をうまく進められないのでしょうか。自己開示が苦手な人が感じやすいデメリットを2つ解説します。
分かりにくい人だと思われてしまう
自己開示が苦手な人は、分かりにくい人だと思われてしまいます。
自分のことを相手に伝えることが苦手であるため、相手にとってはよく分からない人になってしまいますよね。
どんな人なのか分かりにくく、仲を深められません。
自分のことをよく話してくれる人のほうが分かりやすいため、選ばれやすいです。
自己開示が苦手だと分かりにくい人と思われてしまい、チャンスを逃してしまうかもしれません。
関係が深まりにくい
自分から自己開示しないと、相手も自己開示しないことが多いです。
相手が話さないから自分も話さない…となってしまえば、仲は深まりません。
自分が自己開示すれば、相手も自己開示しやすくなります。これを返報性の原理といい、人間の性質の一つです。
例えば、相手からプレゼントをもらったら、何かお返しをしなければ…!と思いますよね。
何か借りがあれば、返そうとすることを指し、この原理によって、自己開示すれば、相手も自己開示する流れができます。
自己開示してほしいなら、自分から自己開示するのがよいということですね!
会話の小手先のテクニックとしても有効で、
・僕はこういうアニメが好きなんだけど、〇〇さんはどういうアニメが好き?
・〇〇さんはどういうアニメが好き?
あまりにも自分のことを話すのは微妙ですが、前者は自己の情報を1ついれていることにより、相手が質問をしやすかったり、あなたのことをわかってもらいやすいです。
自己開示する方法とは?
婚活において自己開示が大切ということは分かったけれど、どのように自己開示すればいいのか分からないという人は多いのではないでしょうか。
ここからは、自己開示する方法を4つ解説します。自己開示が苦手な人もポイントを押さえれば、自己開示しやすくなりますよ!ぜひ参考にしてくださいね。
思っていることを素直に伝える
思っていることを素直に伝えるのは、簡単な自己開示方法です。
初対面だと見栄を張ってしまったり、猫をかぶってしまったりと、いつもの自分とは違う自分を作り上げてしまうことがあります。
まずは見栄を張らず自分のことを受け入れて、相手に自分を見せることが大切です。
思っていることならなんでも話してOKなので「一緒に〇〇に行ってみたい」「今日話してみてとても楽しかった」など相手に伝えたいことを伝えてみましょう。
自然体で話すことを心掛ければ、相手に自分のことを伝えることができますよ。
良いことも悪いことも伝える
良いことばかりを相手に伝えようとせず、良いことも悪いことも伝えましょう。
仕事での失敗を話すなど、自分の失敗談やちょっと恥ずかしかったことを話すと、相手は「自分の弱みも見せてくれるんだ!」と心を開いていると思ってもらえるはずです。
さらに、失敗だけでなく、その失敗を乗り越えたところまで話すと、自分の強みを伝えることに繋がります。
良いことばかり話さなければと思わず、どんなことでも相手に話すことが自己開示ですよ。
好きという気持ちを伝える
関係が深まり始めたら、相手に好きという気持ちを伝えましょう。
好きな気持ちをしっかり伝えることで、自分の気持ちを相手にストレートに伝えられます。
好きな気持ちを伝えることは勇気がいりますよね。
しかし気持ちを伝えなければ、関係が進みません。気持ちを伝えられる関係になるためにも、自己開示が大切です。
なかなか関係が進まないときには、気持ちをストレートに伝えることが必要なのかもしれません。勇気を持って前に進みましょう。
伝えるだけでなく相手の話も聞く
自分のことを相手に伝えることが大切とお伝えしてきましたが、相手の話を聞くことも大切です。
返報性の原理によると、自分が自己開示をしたら、相手も自己開示をしてくれます。相手がせっかく返してくれたのに、ないがしろにしては関係が悪化することも。
先にお伝えしたように、会話はキャッチボールですよね。
自分ばかりがボールを投げていてはキャッチボールになりません。相手からのボールをしっかりキャッチして返すことが必要です。
伝えるだけではなく、相手の話を聞いて、自己開示し合える関係になりたいですよね!
自己開示するときの注意点
自己開示する方法をお伝えしましたが、自己開示するときには3つの注意点があります。
ここからは3つの注意点について解説するので、自己開示が苦手な人は注意点も確認してみてくださいね。
ネガティブな話ばかりにならないようにする
自己開示するときは、良いことだけでなく、悪いことも伝えることが大切です。しかし悪い話ばかりしていると、ネガティブな人だと思われてしまうことも。
例えば、「ここ1年で5キロも太っちゃって」と話し、「でも今ダイエットのためにジムに通い始めたんです!」と話せばポジティブな印象になりますよね。
ここで「ダイエットしても何度も挫折して、もうダイエットが辛くて…」と話すとネガティブな印象に。
ネガティブな話でもポジティブに終わると印象が変わります!
ネガティブな人という印象を与えないように、ポジティブな話を取り入れましょう。
深い話をするのは仲が深まってからにする
あまりセンシティブな話を仲が深まっていないうちに話すと相手を困らせてしまいます。
例えば、給料や貯金といったお金の話を初対面からすると、相手を驚かせてしまいますよね。
最初から話しにくい話はしないほうがよいです。
悪い話をするのも、自分の深い話をするのもよいですが、仲の深まり具合を考えて、今の関係に合った話をするようにしましょう。
自分のことばかり話すのはNG
自己開示するには自分のことを伝えることが大切ですが、自分のことばかりを話すのはNGです。
自己開示には会話し、お互いに自己開示する必要があります。
自分の話ばかりになると、相手が話すタイミングを失ってしまい、相手のことを知る機会を失ってしまうことも。
自分のことばかりにならないように、相手の話に耳を傾けましょう。
どんどん自己開示して婚活を進めよう
婚活において自己開示は重要です。
自分のことを知ってもらうことで、信頼度がアップし、仲を深めやすくなります。
「自分はこんな人です」と相手に伝えるように自分の話をして、相手に自分のことを知ってもらう努力をしましょう。
自己開示することで、婚活を進めやすくなりますよ。