こんにちは、アスマリいおりです!
これからお見合いの予定がある方や、今後お見合いする可能性がある方にとってお見合い時に支払うべきお金について気になるでしょう。
お見合いのお茶代は男性が支払うというのがルールです。
女性は支払うことができないので、「その分、何か支払えないのかな?」「手土産を渡してもいいのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。また男性から手土産を渡してはダメなの?という疑問にも答えたいと思います。
本記事では婚活カウンセラーである筆者が、お見合いにおける手土産についての考え方とおすすすめの手土産3選、知っておきたいポイントまで詳しくご紹介します。
お見合いに手土産は必要なの?
大前提として手土産は持っていかなければいけないのかというと、手土産は必須なわけではありません。
ただ、持っていかなければいけないというわけではないものの、手土産があることで「気遣いができる」「思いやりがある」などといった印象アップには繋がるでしょう。
というのも、手土産という文化は日本独自の文化であり、そういった日本人ならではの「心」がある人間を魅力的だと感じる方は多いはずです。
そう考えると、先に挙げたように、お茶代のお礼としてお見合いに手土産を持参する女性に対して好印象を抱く男性が多いことも納得できるのではないでしょうか。
また男性からもお見合いの感謝の気持ち、お礼として、手土産を渡す方も同様に気遣いできる男性だなという印象を与えることはできるとお思います。
手土産が交際に繋がるわけではない
お見合い相手に渡す手土産はプラス要素がありますが、必ずしも手土産が交際に繋がるわけではありません。
「手土産をくれたから、交際しよう」とはなりませんよね。手土産と交際はまったく別レイヤーの話。
手土産はあくまで印象を決める一つの要素でしかなく、手土産がないことがマイナスになるわけではないのでご安心ください。
あくまでお見合い相手に対する気持ちとして、「何かお返しがしたい」と思うのであれば手土産を渡すという程度に捉えましょう。
心から感謝の思いがある場合を除いて、無理にまで渡す必要はないと思います。無理していることは婚活疲れにつながりますし、手土産に執着したことでそれは成婚とは別の話です。
女性目線、支払いの感謝の気持ちを伝えるため
お見合いおけるお茶代は、男性が支払うことがルールにあります。
男性も理解したうえでお見合いに出向いているので、見返りとして手土産を求めているわけではありません。
手土産は、お茶代を支払ってくれた感謝の気持ちを伝えるという一種の心遣いです。
形にすることで、気持ちを伝えやすくなるというのがメリットと言えます。
必ずしも渡さなければならないわけではないので、手土産がなくともしっかりと言葉や態度で伝えれば問題ありません。
女性から男性への手土産に関しては、大いにプラスになっているイメージがあります。
遠方からのお礼として
男女問わずに、視野を広げて婚活をされている方は県外に行ったり、県外から来てくださったりと機会があると思います。
県外から来てくれたお礼として手土産を渡したり、出向く側でも自分の土地のお土産を渡したいという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
「遠いところからありがとうございます」「今日はお見合いありがとうございます。よければぜひ」など、気遣いができる方だなぁという印象はプラスできると思います。
シンプルに会っていただいたお礼として
男女問わずに、お見合いで相手は自分に会うために足を運んでくれているわけです。
シンプルにその感謝を伝えたいという意味で手土産を渡すこともありだと思います。
旅行や出張などに行った際のお土産を渡す方もいらっしゃいます。
ただ複数の方とお見合いされる方も多いので、あまり無理してまで渡す必要はないかなって思います。
手土産を選ぶ際のポイント
手土産を持参することが決まれば、次に待ち受けているのが手土産選びです。
何を渡せばよいのか、どういったものが喜ばれるのか迷ってしまいますよね。
手土産を選ぶ際のポイントは、万人受けするものであることです。
当然ですが、これからお見合いをする相手とあなたとでは違う人間であり、趣味や思考も違います。
あくまでお見合いを経て関係をが深まるかどうかが決まる段階であることを踏まえて選びましょう。
相手について何も知らない以上、手土産についても自分の好みを押し付けたり、「これはいらない」と思われてしまうことのないようなものを選ぶことをおすすめします。
おすすめの手土産3選
「手土産ってどんなものを渡せばいいの?」「ジャンルや金額は?」と気になる点が多くあるでしょう。
お見合いで手土産を渡したしても、その後どんな関係性になるかは分かりません。
交際に繋がる可能性もありますが、1回限りで終わってしまうことも十分考えられます。
だからこそ、手土産は、ずっと手元に残るものではなく、食べたり使ったりしたらなくなるものを選ぶのがコツです。
また、渡した後のことを考えると嵩張らないもの、重さのないものが望ましいでしょう。
また、金額についても500円~1,000円程度が無難です。
あまりに安すぎると渡してがっかりされてしまうかもしれませんし、反対に高額すぎると男性に気を使わせてしまいます。
お見合いのお茶代の相場が1,500円前後であることを踏まえると、お茶代のお礼として相応と言えます。
続いては、「どんなものならいいの?」「手頃な金額の手土産の一例を知りたい」方必見!
手土産選びに悩んでいる方におすすめしたい手土産3選についてご紹介します。
QUOカード
手土産として最も万人受けするとおススメが、500~1,000円程度のQUOカードです。
QUOカードであればコンビニなどで気軽に使えるので使い道に困ることもありませんし、かさばらないので持ち運びや保管にも悩むこともないでしょう。
仮にその日限りで関係が終わるとしても、あと腐れなく良い印象で終わらせることができると言えます。
私が女性ならとびっきり良いなって思った相手だけ、このQUOカードを渡すと思います(笑)
焼き菓子
クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子も、手土産の定番中の定番です。
生菓子とは異なり焼き菓子は日持ちがするのが手土産向きですし、もし甘いものを好まない男性だとしても家族や職場の人にあげることもできるでしょう。
話題になっているショップのものや自分の好きなものであれば話題の一つにもなりますし、お相手が遠方の方であればご当地の銘菓などもおすすめです。
また旅行や出張の際に、ご当地のお土産は容易に手に入りますし、無難に良いのではないでしょうか。
ただし、手作り品はNGです。
あまり知らない人が作ったものに対して抵抗感がある人は多いですし、衛生的にもおすすめできないので注意しましょう。
紅茶やコーヒーなどの嗜好品
紅茶やコーヒーなどの嗜好品は、食べ物よりも偏りがありませんし、賞味期限も長く手土産に向いています。
また、持ち運びの際に割れたり形が崩れたり…といった心配もないので、カバンの中にそのまま入れておけて扱いやすいのも良いでしょう。
同じ飲み物であっても、お酒や瓶に入ったジュースなどの重さがあるものは男性が持ち帰る際に不便で適していません。
手土産の渡し方
選んだ手土産をお見合いに持参する際には、手渡すタイミングや渡し方も重要です。
タイミングを間違えると相手に負担がかかったり気を遣わせたりすることもあるので、注意しましょう。
どのタイミングで渡せばいい?
手土産を手渡すタイミングは、「帰り際」がベストです。
最初に渡してしまうと相手の荷物になってしまいますし、相手が手土産を用意していない場合に気を遣わせてしまいます。
お見合いが終わるタイミングを見計らってさりげなく渡しましょう。
手土産を話題の一つにするのであれば、終盤で渡すようにしてもいいですね。
また、手渡す際には購入した紙袋のままではなく中身を出して渡すのがマナーですが、相手の手荷物(手土産が入るか否か)も見て判断しましょう。
言葉選びも重要
手土産を渡す際の言葉かけも重要です。
言葉によって受け取る側の気持ちも印象も大きく異なります。
人に贈り物をする際の常套句といえば、「つまらないものですが…」という言葉です。
謙遜する気持ちを含む言葉ですが、つまらないというネガティブなワードであることから、あまり適しているとはいえません。
仮に本当につまらないものを渡しているのだとしたら失礼にあたりますし、相手も気持ちよく受け取ることができません。
「今日はありがとうございました。」という感謝の気持ちに加えて、「私の好きなお店のものなので、良かったら召し上がってください」、「良かったらお使いください」などといった風に相手が受け取りやすい言葉をプラスするようにしましょう。
また、その際には笑顔を忘れずに!
大切なのは、相手に対する気遣い
お見合いに手土産は必須ではなく、大切なのは相手に対する気遣いや感謝の気持ちです。
「手土産を渡したから、お見合い相手に支払ってもらって当たり前」という傲慢な気持ちはどこかでお見合い相手の男性に伝わってしまいます。
お見合いのために時間を作って足を運んでいるのは、自分だけでなく相手も同じ。
目の前にいるお相手とお見合いという機会を得ることができたのも何かの縁と考え向き合いましょう。
手土産で相手の印象をよくするのはあくまで一つの手段にすぎません。
重要なのは、相手の話にしっかりと耳を傾けたり感謝する姿勢、その場や会話を楽しむことです。
その姿勢や気持ちは、今後の出会いにも生かすことができるはずです。
手土産で印象アップ!手土産が必要な理由とおすすめの手土産~まとめ~
お見合いにおける手土産についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
本文でもご紹介したように、お見合いにおける手土産は必須ではありません。
手土産の有無でお見合いの結果が左右されることはほとんどないものの、手土産をもらって嫌な気持ちになる男性はいませんし、むしろ印象アップに繋がります。
ご紹介したおすすめの手土産を参考に、手土産であなたの感謝の気持ちや気遣いをみせてみてはいかがでしょうか。