こんにちは、アスマリいおりです。
「結婚するために、男性の何を見るのが正解なのか?」
婚活をしていると特に、出会う男性をしっかり見極めなきゃ!と思うがあまり、直接は結婚に関係のない部分が気になったり、見る目が厳しくなったりしがちです。
その先に結婚が待っていると思うと、なんとなくで決断するのは難しいですよね。
しかし、多くの人がお断りの基準にしているものの中には「実はそこまで重要ではないもの」も含まれているのです。
今回は、実際に男性のどこを見るべきなのか、交際や結婚を判断する際のポイントをいくつか解説していきます。
婚活で男性の何を見るのが正解?「見なくていいポイント」まとめ
それではまず、婚活中に男性のどんなところを見て判断するのが正解なのかをお伝えする前に、「実は見なくていい5つのポイント」をお伝えします。
①デート場所のセンス
男性がデート場所に提案してきたお店に対し、「普通は○○でしょ」「今までの彼氏はもっと良い所に連れて行ってくれたのに」と考えていませんか?
素敵なデート場所を選べるかどうかは、あくまでも知識や経験の差でしかありません。
これまでデートの経験がなかった男性にとって、季節やロケーションを考慮しながら女性一人ひとりに合ったデート場所を決めるのは至難の業でしょう。
知識がないだけであの人はダメと決めつけてしまうのは早計です。
行きたい場所があれば自分から提案する、一緒にお店選びをするなどして、お互いに楽しいデートになるよう工夫してみてください。
②LINEのスムーズさ
デート場所に続いて、LINEもNG判断をされやすいポイントです。
アイコンが変、スタンプが可愛くない、「俺通信」が送られてくるなど幻滅するポイントは多々あるでしょう。
しかし実際のところ、結婚後にLINEのやり取りで一喜一憂している人はほぼいません。
LINEはあくまでも文字でやり取りするため、ある程度恋愛テクニックを学んだ人なら感情がこもっていなくても女性をドキッとさせる文章を送ることは出来ます。
でも、それと「人として信頼できるか」「この人と結婚してやっていけそうか」は全く別の問題ですよね。
本気で結婚相手を選ぶのであれば、表面上のやり取りではなく内面をよく見て判断することがとても大切です。
③デートでリードしてくれるか
車道側を歩いてくれたり、さらっと注文してくれたり…
そういったデートでの「リードする仕草」にときめきを感じる女性が多いのは事実です。
反対に、それらが自然に出来ないと幻滅してしまう方も多いでしょう。
ですが、女性をリードする仕草もまた経験値があるかどうかに過ぎません。
いわゆるレディファーストな行動はモテるとしてSNS等でも多数紹介されており、それを見た男性が「こうすればモテるんだ!」と実行しているケースも多々あります。
逆に言えば、交際前は出来ていなかったとしても、交際後に「こうしてくれると嬉しい」と伝えることでリード出来る男性になる可能性も。
デートでリード出来るかどうかで交際を決めてしまうのは、かなり勿体ないことかもしれませんよ。
④私服はダサくないか
「お見合いではスーツが似合っていたのに、いざデートに進むと私服がダサかった!」
私服がダサい、なんだか清潔感がないといった話はよく聞きますが、これらは本人にやる気さえあればすぐに変えられるもの。
単純におしゃれな服の選び方が分かっていなかったり、デート前にすべき準備を知らなかったりする場合が大半です。
こちらが言っても頑なにスタイルを変えないのであれば問題ですが、そうでないのであればお買い物デートで一緒に服を選ぶという手もあります。
私服がダメだからすぐにお断り!ではなく、本人に変わる意思があるかどうかで判断しましょう。
⑤スペックがいいかどうか
身長や年収など、条件面で相手を判断し、お見合いにすら辿り着かない人は想像以上に沢山います。
しかし成婚退会をされる会員さんに話を聞いてみると「希望条件から外れていたこともあったのに、気付いたら結婚を決めていました」という方もかなり多いです。
その違いは何か?というと、やはり内面や価値観の差だと言えるでしょう。
いくら身長が高くても、収入が多くても、自分と価値観が合うとは限りません。
むしろ結婚を真剣に考えていくと、スペックだけではクリアできない問題が数多く出てきますよね。
本当に見るべきはそこなのか、今一度考えてみてください。
婚活で本当に見るべきポイントって?
ここからは、婚活で男性と出会うとき、本当に見るべきポイントをお伝えします。
どれもかなり内面的な要素になりますので、お相手と会話をしながらじっくりと探っていってくださいね。
相手と価値観が合うかどうか
お見合いから成婚退会まで、一番注意してみておくべきなのが「価値観が合うかどうか」。
お金のこと、生活のこと、子供についてなど、相手の価値観を知ってみると自分とは全く違っていた…なんてことも少なくありません。
デートと結婚は別物です。その日その日のデートは楽しくても、何年も一緒に暮らすとなれば話が変わってきますよね。
相手の価値観を理解できるか、お互いに合わせられそうかを、交際中にしっかりと確認しておきましょう。
自分のために時間を作ってくれるか
結婚相談所では交際の同時進行が出来ますが、その上限は多くても3人ほどがベストだと言われています。
4人以上になるとデートを組むのが大変になり、LINEや電話のやり取りも煩雑になってしまうためです。
それにも関わらず5人、6人…と同時進行をしている場合、たいていデートの日にちが空いてしまったり、LINEの頻度が落ちたりと「雑さ」が見えてきます。
自分のためにデートの日にちを空けてくれているか、次のデートが2週間後など離れすぎていないかは見ておきたいところですね。
またこちらからLINEを送っているのに何日も返事がない…そんな時は、返事を待ち続けるのではなく交際を終了する決断も必要です。
選ばれる自分になれているか?
男性を「選ぶ」視点だけでなく、「選ばれる」視点も持っていることが、婚活ではかなり重要なポイントです。
価値観が合う素敵な男性を見つけたとしても、その人が自分と結婚したい!と思ってくれるかどうかは分かりません。
この人と結婚して大丈夫そうか?を見極めるのと同時に、自分自身も選ばれる視点をもち、相手に接することが大切なのです。
自分が相手の見た目を気にしないからといって、服を適当に選んだり髪がぼさぼさのままデートに来たりすると、お相手はどう思うでしょうか?
相手に与えてもらうのと同時に、自分もどれだけ相手に与えられるかを考えるようにしてください。
表面だけではない「優しさ」があるか?
男性向けに婚活テクニックを説いた「LOVE理論」という本の中に、『うわっつらKINDNESS』という考え方があります。
全部で55個あるリストの行動を取ると、女性から優しい男性としてモテる、というものです。
- 車道側を歩く
- ふた・キャップをかわりに開ける
- レストランで椅子を引く
- 足元が危ないときに手を差し伸べる(階段を下りるとき、ジェットコースターに乗るときなど)
- 映画のチケットや切符を買い、女は待たせておく
- 電車や車に乗るとき、店に入るときなど女を先にする
- 地震が来たときなど、オーバーに守る仕草をする
- 高いところにあるものを取る
- 女がトイレに行っている間に会計を済ませておく
- エスカレーターで昇りは男が後、下りは男が先に乗る
出典:水野敬也『新装版 LOVE理論』(文響社、2013年)
つまり、これらはあくまでも「モテるための理論」であり、男性自身が優しいからその行動をしているかどうかが判別できないということ。
逆に言えば、こういった「うわっつらKINDNESS」に騙されずに内面部分の優しさを感じ取れるかどうかが大切なのです。
結婚後について話し合いができるか?
デート中であれば相手の行動に不満があったとしても多少は我慢できますが、結婚生活を何十年もする上では多少の衝突は避けられません。
ここで履き違えないようにしたいのが、「ケンカをしない=円満夫婦」とは限らない、ということです。
時にはケンカもしながらその都度話し合い仲を深めていくのと、ケンカをして関係が悪くなるのを恐れ相手に言いたいことを言えないのでは全く違いますよね。
相手が話し合いに応じる姿勢があるか、結婚後についてきちんと考えてくれているかは必ず確認しておきたいポイントと言えます。
リードやテクニックに騙されない!相手の「本質」を見極めよう
婚活をしていると、相手の表面的な部分が気になることはよくあります。
今までの恋愛では気にも留めなかった身長や年収、デートでの振舞いやLINEが楽しいかなどを採点方式でチェックしてしまう人も少なくありません。
婚活では交際直後から恋愛感情を抱いている訳ではないため、そうなってしまうのも仕方ないと言えます。
ただその視点でだけ判断していると、いつまで経っても「内面」部分にたどり着くことができないのです。
後からいくらでも変えられる服のセンスと内面的なやさしさ、どちらが結婚において重要でしょうか?
結婚のことを今まで以上に真剣に考える期間だからこそ、そしてわざわざお金を払って結婚相談所で婚活をするからこそ、本質的な部分をしっかりと見極めて下さい。
まとめ:男性の見るべきポイントは表面より中身
ここまで、婚活で女性が見てしまいがちなポイントや、本当に見るべきポイントをお伝えしてきました。
よくお相手選びに外せない条件として年収等のスペックを挙げる方がいますが、それ以上に大切なのが内面や価値観です。
逆に、相手の内面にモヤっとしているにも関わらずスペックだけを見て結婚してしまうと、その責任を自分で取ることになります。
本気で結婚相手を選ぶなら、表面だけに留まらず、内面部分もしっかり見るようにしましょう!