こんにちは!アスマリのいおりです。本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が「受け身・奥手な人が結婚相談所でどう婚活すべきか」について詳しく解説します。
「自分から積極的に動くのが苦手」「お相手をリードするなんて自分には無理」と悩んでいる方は多いもの。しかし、結婚相談所は実は奥手な人にこそ向いている場所でもあります。本記事では、受け身なままでも成婚できる理由から、具体的に「これだけはやるべき」という戦略まで、3,000文字を超えるボリュームで徹底解説します。
1. 受け身なままでも成婚できる!まずはその事実を知ってください
「自分から積極的に動けない私は、婚活に向いていないのではないか……」 「お相手をリードできないから、いつまで経っても選ばれないんだ」
そんなふうに自分を責めている方に、まず最初にお伝えしたいことがあります。
「受け身なままでも、成婚はできます!」
これは単なる綺麗事ではありません。結婚相談所の現場を見ていると、リーダーシップに溢れた人ばかりが成婚しているわけではないからです。むしろ、慎重で、相手を思いやるあまりに動けなくなってしまう「受け身」な方、いわゆる「奥手」な方は男女問わず非常に多く、そうした方々も正しい戦い方を知れば、半年から一年でしっかり成婚退会されています。
大切なのは、「性格を変えること」ではありません。「受け身な自分のままで、どうやってお相手に『この人と結婚したい』と思わせるか」という戦略を持つことです。性格は変えられなくても、行動の「型」は今すぐ変えられます。
2. なぜ「受け身」のままだと、良いご縁が勝手に消えていくのか?
「受け身でも成婚できる」と言いましたが、そのまま放置していいわけではありません。まず、なぜ受け身な人の婚活が停滞しやすいのか、その理由をロジカルに理解しましょう。
① 「沈黙」は、お相手にとっての「拒絶」である
受け身な人がやりがちな最大の間違いは、「何も言わない=様子を見ている」と自分では思っていても、お相手には「何も言わない=自分に興味がない・断りたがっている」と伝わってしまうことです。
婚活において、リアクションがないことは「NO」と同じ意味を持ちます。あなたが緊張して言葉を選んでいるその数分間、お相手は「自分との時間は苦痛なんだな」という絶望的な結論を出しているかもしれません。良かれと思って慎重に振る舞うことが、実は相手の心を折っている。この「ボタンの掛け違え」を解消しない限り、受け身な婚活は好転しません。
② 婚活市場は「早い者勝ち」の椅子取りゲーム
結婚相談所には、あなたと同じくらい魅力的なライバルが常に存在します。あなたが「どうしようかな、次誘おうかな」と一週間悩んでいる間に、積極的に動くライバルはすでにお相手の次の土曜日を予約しています。
受け身であることは罪ではありませんが、「決断を先延ばしにすること」は、婚活において機会損失という最大のリスクを招きます。「選ぶ」ことを怖がっているうちに、お相手から「選ばれない存在」になってしまう。このスピード感のなさが、受け身な人が成婚を逃す最大の原因です。
3. 対面が怖いなら「LINE」を感情のいらない業務にする
奥手な方視点だと対面でのアプローチはやはり勇気がいります。断られた時の表情や、その場の気まずさを想像するだけで、足がすくむのは当然です。それならば、「対面での勝負」は潔く捨てて、「LINE」という準備ができる戦場にフルコミットするのはいかがでしょうか。
① 「定型文(テンプレ)」を辞書登録してみる
受け身な人が動けないのは、「なんて送れば嫌われないか」を考えすぎて、思考がフリーズすることです。ならば、感情を挟む余地のない「定型文」をあらかじめ決めておき、自分に「送信する義務」を課してください。
- ファーストコール直後のテンプレ(交際確定後): 「先ほどはお電話ありがとうございました!〇〇さんと交際になれて、嬉しいです。緊張してうまく話せないこともあるかもしれませんが、何度かデートを重ねて、少しずつ距離を縮めていけたら嬉しいです。改めてよろしくお願いします!」
- デート後のテンプレ: 「今日は素敵なお店を選んでくださり感謝しています。すごく楽しかったです!また来週か再来週、お会いしたいのですが、ご都合いかがでしょうか?」
これらをスマホに辞書登録してください。場面ごとに作業するというイメージ、駅のホームでボタンを数回押して「送信」するだけです。そこに「勇気」はいりません。「スマホの操作という業務」として淡々とこなしてください。感情をオフにしてルーティン化すること。これが、奥手な人がメンタルを削られずに勝つための最強の方法です。
4. 受け身な人が「無理せず」選ばれるための具体的戦略
性格を変える必要はありません。行動の「型」を変えるだけで、お相手からの見え方は劇的に変わります。「これならできる」と思えることから始めましょう。
戦略①:リアクションを「1.5倍」に増幅する
自分から話題を出せないなら、「世界一の聞き役」を目指しましょう。
- 驚く: 「ええっ、そうなんですね!」
- 褒める: 「それはすごいですね、尊敬します!」
- 促す: 「もっと詳しく聞きたいです、その後どうなったんですか?」
この3点セットを、今の1.5倍のテンションで繰り返すだけで、お相手は「この人といると気分がいい」「自分の話を受け入れてくれる」と感じ、勝手にあなたをリードしてくれるようになります。自分から話すエネルギーを、すべて「お相手を肯定する反応」に回すのです。
戦略②:担当カウンセラーを「リモコン」として使い倒す
結婚相談所の最大の特権は、仲人が間に入っていることです。 「自分から誘う勇気が出ない」「お相手がどう思っているか不安で動けない」なら、その正直な気持ちをカウンセラーに打ち明けてください。
カウンセラーがお相手の担当者に「本人は非常に好意を持っていますが、極度の奥手で緊張しています。お相手から一歩踏み出してくださると、本人は泣いて喜びます」と裏でパスを出します。 自分でできないことを無理にやろうとせず、仕組みを利用する。結婚相談所は受け身の方でも助けてくれる人がいますので、これが「賢い受け身」の戦い方です。
5. 【具体例】不器用なまま「受け入れ力」で成婚した成功事例
以前、30代の女性会員様で、非常に大人しく自分からアプローチするのが苦手な方がいました。彼女はお見合いでも緊張してしまい、気の利いたことは一つも言えません。常に「お相手にお任せ」してしまう自分を不甲斐なく感じ、悩んでいました。
しかし彼女は、アドバイスした「感謝の定型文」を、デートが終わるたびに必ず10分以内に送り続けました。** そして、デート中はとにかくお相手の話をニコニコして聞き、お相手がお店を予約してくれたら「素敵なお店ですね、嬉しいです!」と全力で喜びを表現しました。自分から誘う勇気はなくても、お相手がしてくれたことに対して「100点のリアクション」を返すことだけは徹底したのです。
お相手の男性は、仕事で責任ある立場にあり、プライベートでは癒やしを求めている方でした。彼は「彼女はいつも僕の話を一生懸命聞いてくれるし、何より自分の提案をこんなに喜んでくれる人は他にいない。彼女のためなら、もっといろいろなところに連れて行ってあげたい」と感じたそうです。
彼女には「リードする力」はありませんでしたが、「お相手の厚意を最大化して受け取る力」が誰よりも強かった。それが、男性に「この人を一生守りたい」と決意させた決め手になったのです。
6. まとめ:100点の積極性より、10点のルーティンを
「誘わないなら終了。終了しないなら誘う。」 婚活においてはこれが真理です。
でも、奥手なあなたには、もう一つの選択肢があります。 「自分から誘う勇気がないなら、お相手が誘いやすいように『全力で隙(感謝と反応)』を見せること」です。
- 感情を挟まずにLINEの定型文を送る。
- 3ヶ月に1回、歯医者に行って清潔感を完璧にする。
- カウンセラーを信じて、弱音を吐いて根回しを頼む。
これらは、性格を変える努力ではなく、単なる「作業」です。 受け身なままでも大丈夫です。でも、成婚したいという気持ちがあるなら、その「作業」だけは今日から始めてみませんか?
不器用なあなたの味方は、ここにいます。一人で抱え込まず、一緒にあなたらしい成婚の形を見つけていきましょう。