こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、デートの振り返り1つで結婚相談所で婚活がうまくいかなくなる理由を、現場目線で解説します。
結婚相談所は出会いのチャンスが多い一方で、進め方や考え方次第で結果が大きく変わる場所でもあります。
なぜ交際が続かないのか。その理由が分かれば、改善の方向も見えてくるはずです。
今回は、日常的に会員様が記載いただいているデートの振り返りの攻略法について、特に多くの人がつまずきやすい「交際の温度感(真剣交際への気持ち)」について整理していきます。

真剣交際への気持ち=交際の温度感とは

私が言っている「交際の温度感」とは、
IBJの管理画面にあるデートの振り返りで入力する 「真剣交際への気持ち(%)」この項目のことです。真剣交際の気持ちと考えると重く捉えてしまいがちなので、以降交際の温度感と表現します。
10%、30%、50%、70%、80%、100%といった数字で入力する、あの項目ですね。
この数字について、
- 正直に書かないといけない
- 今の本音を正確に反映すべき
と思っている方も多いのですが、
ここが最初の勘違いポイントです。
まず大前提として、温度感が低い=ダメ
婚活が下手や見込みがないという意味では、一切ありません。
慎重な人もいますし、気持ちがゆっくり動く人もいます。初期段階で温度が低めなのは、むしろ珍しいことではありません。
問題なのは「低いこと」ではなく「結果的に低く見える形で損してしまっていることが多いということ」です。
温度感が「低く見える」と現場ではこう動く

ここからは、かなり現場の話になります。
温度感(%)が低めに入力されていると、カウンセラー側ではこう受け取られます。
- まだ様子見段階
- 本人の気持ちが動いていない
- 積極的なフォローは不要そう
もちろん、誰かが悪意を持って判断しているわけではありません。
ただ、現実として、
- カウンセラーが動きにくい
- 橋渡しや温度調整が入りづらい
- 「次どうしますか?」で止まりやすい
という状況が生まれます。
その結果、特に大きな理由がないまま フェードアウトしていくという、本人にとって一番しんどい終わり方になりやすい。「悪くなかったのに終わった」「理由がよく分からない」こう感じる交際の1つは、このパターンです。
全国のカウンセラーは「成婚させたい」

ここで当たり前のことを申し上げると・・・
全国の結婚相談所のカウンセラーは、全員「成婚させたい」と思っています。
これは本当だと思います。月会費が高額だったり、成婚料0円のプランがある結婚相談所はそう思っていない可能性もあるかもしれませんが・・・
同時に、現実的な制約もあります。
- 1人で複数の会員様を担当している
- 交際が同時進行している
- 時間もリソースも無限ではない
そのため、温度感が低く見える交際に、 積極的にサポートを注力する確率は正直低いという現実があります。
温度感が低いものをあまりにプッシュするカウンセラーを想像してみてください。普通にいやですよね・・
これは冷たい話ではなく、
- 成婚に近そうな交際により注力する
- 前向きに進みそうなケース
を優先してしまう、極めて人間らしいで合理的な判断です。
つまり、
- 温度感が高め → 後押ししやすい
- 温度感が低め → 見守り・様子見になりがち
この構造が、どうしても生まれます。
とりあえず50%つける人が多い、実は一番交際が止まりやすい
交際について深堀すると「まだよく分からないので、とりあえず50%にしました」ということがよくあります、実務的には一番交際が止まりやすい数字です。
50%そのものが悪いわけではありませんが、「まだ判断できない」という気持ちを、そのまま50%に置いてしまうと、交際は様子見として扱われやすくなります。
先ほど申し上げた通り、現場では気持ちがまだ動いていない、積極的に後押しする段階ではない、という受け取られ方をしやすく、橋渡しや温度調整が入りにくくなり、そのまま停滞してしまうケースも少なくありません。
もちろん、数回会っただけで判断できないのは普通のことですし、気持ちがゆっくり動く人もいます。
ただ、本音として「嫌ではない」「良いところはある」「もう少し会ってみたい」と感じているなら、50%より60%、60%より70%の方が交際は動きやすくなります。
70%は決意表明ではなく、「この交際を前向きに扱ってほしい」という実務的な合図くらいでうまく使ってほしいというのが願いです。相手視点でも安心できる数値ということになります。
一方で、明確な違和感がある、次に進むイメージが湧かない場合は、50%で問題ありません。
ただしその場合は「とりあえず」ではなく、様子見としての50%だと理解して使うことが大切です。
婚活では、気持ちはまだグレーでも、扱い方は前向きでいい。数字は感情の評価ではなく、この交際をどう動かしたいかを示す道具くらいにして戦略的に使った方が賢いです。
婚活の基本は「好きにさせながら検討する」もの

ここが、一番大事な考え方です。
婚活をしていると、
- いいと思わない
- 自分が好きになれるだろうか
- 決断できるだろうか
- 真剣交際に進めるか
当然ですがどうしても自分の気持ち中心に見てしまいます。
でも、現実はシンプルです。
異性から選ばれなければ何も起きない。選ばれるから結婚できるのです。
相手が「いい」と思ってくれなければ、 何も先に進みません。
相手から選ばれなければ永遠にただ一人で選び続けている人になってしまうのが婚活です。
成婚している方は選んでいるものの、確実に相手から選ばれているということです。
真剣交際への気持ち(%)は、覚悟や決意表明ではありません。
「この交際を前向きに扱っていますよ」 という連携のサインです。
この数字がそのまま相手に見えるわけではありませんが、
70%や80%といった前向きな数字の場合、
- 好印象で進めたいようです
- 前向きに考えているようです
といったニュアンスが、カウンセラー間で共有される可能性があります。
こうすれば相手に意図的に気持ちを伝えることでき、意識させられる確率は上がります。みんな自信がないのですから、自信を与える動きです。
選ばれることが大切と先ほど言いましたが、婚活は好きにさせる動きをしながら自分は検討する。
先に好きにさせることは極めて重要で、相手が好印象というのが確定でわかっていれば自信もでてくる。婚活を楽に進める動きはどんどんやっていきたいですね。
だからこそ、
- 嫌じゃない
- 良いところがある
- もう少し会ってみたい
この状態なら、もちろん100でなくていいのですが。 60でも70でも80でも、つければいい。
婚活は、決めてから進むものではなく、 進みながら決めていくもの。
好かれる動きをしながら、現実的に冷静に検討する。これが、一番うまくいきます。
まとめ

交際の温度感(真剣交際への気持ち%)は、
- 相手を採点する数字
- 自分の感情を裁く評価
ではありません。
この交際を どの方向に進めるかを示すサインです。
全国のカウンセラーは、成婚させたい。
だからこそ、
前に進みそうな交際にサポートが集まりやすい。
- 辛口に書いても得はしない
- 良いところは、ちゃんと「いい」と書く
- 好かれる動きをしながら、現実的に検討する
婚活は、気持ちの力技ではありません。
うまく使えばいい。
この視点を持てるだけで、
無駄に終わる交際は、確実に減ります。
