【沈黙がきつい!】お見合いや交際で回避する方法とは?

こんにちは!アスマリのいおりです。

本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者がお見合いやデートでの沈黙について詳しく解説します。

お見合いやデート中にシーンとしてしまった経験はありませんか。お互いに緊張しているから仕方がないとは思っているものの、あの重い空気はできるなら避けたいものです。

では、どうすれば沈黙を回避できるのでしょうか。回避する方法と沈黙になってしまったときの対処法を解説します。

お見合いや交際で沈黙が増えるワケとは?

お見合いや交際の場では、誰もが緊張するものです。そのため自然と会話が途切れてしまうことは珍しくありません。

ただ、沈黙が長く続いてしまうと気まずいですよね。まずは、なぜ沈黙が増えるのか、その原因を解説します。

相手の話に興味を持っていない

人は、自分の話に関心を示してくれると「もっと話そう」という気持ちになります。しかし、目線を合わせずに聞き流していたり、相づちが適当だったりすると、相手は「興味がないのかな」と感じてしまいます。

興味を持っていない態度はすぐに伝わるため、会話のキャッチボールが続かなくなり、沈黙を生むのです。

相手の話を真剣に聞くこと。真剣に聞いていることを相手に分かってもらうことが大切です。

自分の話ばかりしてしまう

一方的に自分のことばかり話していると、相手が「自分のことを聞いてもらえない」と思い、会話したくなくなってしまいます。

さらに、相手に「はい」「いいえ」でしか答えられない質問をされると、会話が止まってしまう原因に

お見合いや交際はお互いを知る場です。そのため、自分の話と相手の話のバランスを意識する必要がありますね。

相手のプロフィールをチェックしていない

プロフィールには、趣味や仕事、価値観など、会話のヒントがたくさん詰まっています。

事前にチェックしていないと、「何を聞けばいいのか分からない」と頭が真っ白になりやすく、沈黙が増えてしまいます。

例えば、相手が旅行好きなら、「最近行った場所で印象に残ったところは?」と聞くだけで話題は広がりますよね。プロフィールをしっかり把握しておくことは、会話をスムーズにするポイントです。

ネガティブな発言が多い

愚痴や不満が多いと、相手はどう返していいか困ってしまいます。

たとえば、「仕事が大変で毎日疲れてる」と言われると、共感はできても会話は広がりにくいものです。楽しい雰囲気で会話をしたい場面では、ネガティブな話題は避けて、明るい話題や共感しやすいテーマを増やすとよいでしょう。

自己開示が少ない

質問ばかりして自分のことを話さないと、相手は距離を感じます。

質問ばかりだと、相手も話しづらくなり、沈黙が生まれる原因に。少しずつ自分の話を交えることで、相手も安心して会話を広げられますよ。

自己開示は、信頼関係を築くための大切なポイントです。

お見合いや交際で沈黙を回避する方法

沈黙を恐れすぎる必要はありませんが、ちょっとした工夫で会話をスムーズに進められます。ここでは具体的な方法をご紹介します。

相手のプロフィールを元に会話する

プロフィールには、話題のきっかけが詰まっています。

例えば、趣味がカフェ巡りなら、「最近行ったカフェでおすすめはありますか?」と聞くと自然に会話が広がりますよね。また、仕事や学歴について触れる場合も、「そのお仕事を始めたきっかけは?」など、相手が話しやすい質問をするとよいでしょう。

プロフィールを見て「ここなら話題にできそう」と思ったことをメモしておくと安心です。

また、会話のネタをコロコロと変えず、1つのネタで10分ほどは話すと印象がよくなります。コロコロと話題が変わると、質問攻めのような形になってしまうことも。連想ゲームのように、1つのネタからどんどん会話が進むのが理想的ですね。

相手の話を掘り下げる

相手が話した内容をさらに深掘りして質問を重ねると、会話はどんどん広がります。

「旅行が好き」と言われたら、「最近行った場所で印象に残ったところは?」「その旅行で一番楽しかったことは?」と質問を繋げます。こうして一つの話題を丁寧に掘り下げることで、会話の流れが途切れにくくなります

ただし、威圧感のある言い方で聞くのはNG。相手の話の中で気になること、興味のあることを聞いていれば、自然と会話が広がります。

相手のターンでは聞く側に徹する

会話はキャッチボールです。相手が話しているときは遮らず、じっくり聞くと印象がよくなります。

特に、ゆっくり考えて話すタイプの人には急かさず待つことで、安心感を与えられます。聞き役に徹することも、沈黙回避の有効な方法です。

あまりに考える時間が長かったときには、「難しい質問をしてしまいましたね。すみません」と助け船を出すこともよいかもしれません。

相手の表情や様子を見ながら、会話のキャッチボールを続けましょう。

「はい」「いいえ」で答えられる質問をしない

答えが簡単に終わる質問は会話が広がりません。

「旅行が好きなんですか」と聞くよりも「どんなところに旅行に行ったことがあるんですか」と聞いたほうが相手は話しやすくなります

会話を広げるには、答えに幅がある質問を意識することが大切です。

肯定の姿勢で話す

相手の話を聞いたら、「なるほど」「そうなんですね!」など、肯定する反応を示すのがおすすめです。「でも」「えー」といった否定の反応をされると、相手は話しにくくなってしまいます。

もし自分の思っていることと違ったことを言われたとしても、「なるほど。私は~」と一度肯定の反応をしてから、自分の意見を伝えるほうが印象がよいです

アクティブリスニングを心がける

ただ聞くだけでなく、相づちや表情で「理解してますよ」と伝えることが大切です。

「なるほど」「それは面白いですね」といった言葉を添えると、相手は安心して話を続けられます。相手が話しているときに関心を示すことで、沈黙を自然に減らすことができます。

相手の目を見て話を聞くことでも、興味を持ってくれていると感じられるため、話しやすい雰囲気を作れますよ。

笑顔を忘れない

表情は会話以上に重要です。会話がぎこちなくても笑顔があるだけで、場が和みます

相手が無表情だったり、不機嫌そうな顔をしていたりすると、話にくくなってしまいますよね。警戒されてしまうこともあるでしょう。

沈黙になっても、笑顔を見せることで気まずさを和らげ、相手もリラックスして話せます。

お見合いや交際で沈黙になったらどうする?

どんなに準備しても沈黙になってしまうことはあります。大事なのはそんなときにどう対応するかです。ここでは具体的な対処法を紹介します。

今の正直な気持ちを伝える

「ちょっと沈黙になっちゃいましたね。緊張していてすみません」と素直に伝えるだけで、場が和みます

そもそも、沈黙になってしまうことは悪いことではありません。沈黙になってしまったことを笑いに変えて、リラックスできる雰囲気を作るのがおすすめです。

無理に話題を作ろうとせず、正直な気持ちを伝えてOKなんです。

また、沈黙になっているということは、相手も話上手ではないということ。似たもの同士と思ってOKです。自分の会話力がないから…と思う必要はありませんよ。

話を切り替える

沈黙が長くなったら、軽く話題を変えてみましょう。

「そういえば最近〇〇に行きましたか?」など、自然に切り替えられるテーマを準備しておくと便利です。話題を変えるだけで会話が再び流れ始めます。

沈黙が苦手、話上手ではないという人は、いくつか話のネタを持っておくと安心です。そのためには、相手のプロフィールをよく読んでおく必要がありますね。

自分に関する質問をする

会話のネタに困ったときには、自分についての質問をするのがおすすめです。

「どうして私に興味を持ってくれたんですか」など、自分に関する質問なら、その場で考えられますよね。

また、自分の話も交えつつ質問すると、会話がスムーズになります。「私は〇〇さんの趣味を見て興味を持ったんですが、〇〇さんはどの部分に興味を持ってくれたんですか」と話すと、自然に会話が広がります。

沈黙に困って「言ってはいけないこと」を言わないようにする

沈黙に困ると、なんとかして会話をしようとしてしまい、言ってはいけないことまで言ってしまうことがあります。

相手が言われて嫌なことを避けるべきですが、さらに相手にとって退屈に感じる話もしないほうがよいでしょう。

興味の無い話をされても、ただ聞くことしかできず、つらい時間になってしまいます。相手の様子を見ながら、会話のキャッチボールを楽しみましょう。

沈黙を避けようとしすぎる必要はない!

沈黙は悪いことではありません。無理に避けようとすると、逆に不自然になり、余計なことを話してしまうことがあります。

少しの沈黙は自然なものであり、むしろその間に相手の表情や反応を観察できる時間とも言えます。沈黙を恐れすぎず、自然体で会話を楽しむことが一番大切です。

沈黙も含めて会話の一部として受け入れ、安心して話せる関係を築くことが、長く良い関係を作る秘訣です。

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