こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が転勤族の婚活について詳しく解説します。
転勤族の婚活についてお悩みの方は少なくないはず。転勤が多い生活は、婚活においてどうしても不安要素が増えてしまうことがありますよね。
しかし、転勤族だからこその強みやメリットもあります。この記事では、転勤族が婚活する上での悩みとともに、その強みや注意点について詳しく解説します。
転勤族は婚活に不利?転勤族が婚活で悩む理由とは?

転勤族は、頻繁に引っ越しが必要な生活を送るため、結婚を考えるときに特有の悩みや問題を抱えることは少なくありません。転勤がある生活は、安定を求める人にとって不安の種になりやすく、婚活においても不安を感じることがありますよね。
今回は、転勤族が婚活をする上での悩みやその理由について深掘りしていきます。
転勤族は婚活に不利なイメージがある
転勤族に対して、安定感がないというイメージを持つ人が多いのは事実です。
「転勤が多くて、落ち着いて生活できるの?」と相手に思われることもあります。特に、結婚後に子どもが生まれると、転勤族というライフスタイルは不安定に感じられがちです。
そのため、相手に「転勤族=不安定」という印象を抱かれてしまうことがあります。
出会いを求めにくい
転勤族の悩みの一つは、引っ越しが頻繁であるために、出会いの機会が限られてしまうことです。
新しい土地での生活は、友人を作るのにも時間がかかり、恋愛をスタートするタイミングを逃してしまうことも。引っ越しの度に新しい場所で新たな関係を築くのは、婚活においては大きな壁となります。
結婚後のライフプランを設計しにくい
転勤族との結婚を考える場合、将来どこに住むかを決めるのが難しいという問題があります。
転勤がある限り、生活基盤を固定するのが難しく、子どもの学校や家庭の住環境に関して不安を感じる女性も多いです。特に、将来設計をしっかりと立てたい人にとっては、転勤生活は不安要素が多すぎると捉えられてしまうかもしれません。
転勤族と結婚する女性の悩み

転勤族との結婚を考える女性にも特有の悩みがあります。結婚後に生活環境が変わりやすい転勤族と一緒に過ごすことは、女性にとってもさまざまな問題が起こる可能性があるのです。
生活環境がコロコロ変わる
転勤族と結婚した女性にとって、一番大きな悩みは「生活環境が頻繁に変わること」です。
転勤によって、新しい土地に移動する度に、家族全員が新しい環境に適応しなければならなくなります。最初は楽しさや新しい経験を感じるかもしれませんが、次第に慣れ親しんだ環境を離れることに対して不安やストレスを感じるようになることも。
特に、地元に親しい友人や家族がいる場合、距離ができることが精神的な負担になることもあります。
単身赴任せざるを得なくなる
転勤族の家庭では、夫が単身赴任をしなければならなくなるケースもあります。
これにより、女性が一人で家庭を支えたり、子どもの世話を一人で担ったりすることになり、大きな負担となることも少なくありません。
単身赴任生活が長期間にわたると、夫婦の絆にも影響を及ぼすことがあり、婚活をしている女性にとって転勤族は不安要素と捉えられてしまいます。
婚活における転勤族の強み

一方で、転勤族には婚活において意外な強みも存在します。転勤を経験していることで得られるメリットは、結婚生活にも大きくプラスに働くことがあるのです。
家族で話し合う機会が増える
転勤族は、引っ越しや新しい環境へ慣れていく中で、家族全員が協力し合う機会が多くなります。
これにより家族間でのコミュニケーションが深まり、絆が強くなる傾向があります。転勤生活では、日常的に「どうやってうまくやるか」を話し合いながら過ごすため、夫婦や親子の関係がよりよくなることが多いです。
友だちが増える
転勤が多いと、新しい土地で新たな友だちを作る機会が増えます。
新しい友だちができると、社会的なつながりが広がり、婚活においても出会いの機会が増えることがあります。また、転勤を重ねることで、自分自身の成長や視野の広がりを感じられ、自信を持って婚活に臨めるようになることもありますよ。
収入の不安が少ない
転勤族の多くは、大手企業に勤務している場合が多く、そのため収入の安定性が比較的高い人が多いです。
安定した収入があるため、結婚後も生活費や子どもの教育費に関する不安を抱えることもありません。婚活をする際にも、相手に安心感を与えるポイント、そして強みとなります。
夫の実家と距離を取れる
転勤によって、夫の実家と物理的な距離ができるため、嫁姑問題が発生しにくくなります。夫の実家とうまくいけば、家庭内でのトラブルが起きることも少なく、夫婦仲も良好に保ちやすくなりますよね。
転勤生活をしていると、親や義理の親と距離を取りやすくなるため、家庭内でのストレスが軽減される場合があります。
転勤族との結婚が向かない女性とは?

転勤族との結婚はさまざまなデメリットや問題が起こりやすく、必ずしも良いこととはいえません。以下のような女性にとっては、転勤族との結婚は向いていないことがあります。
- 地元から離れたくない
- 仕事を変えることを考えられない
- 人見知りしがち
地元での生活を大切にしている女性は、転勤族との結婚は難しいかもしれません。故郷から離れることに対して抵抗感がある女性には、転勤族との結婚が向かないことが多いです。
また、転勤族と結婚することで、転職や勤務地を変えなければならないこともあります。そのため、仕事を変えることに抵抗がある女性にとっては、転勤族との結婚は難しい選択肢となります。
さらに、人見知りがちな女性にとっては、新しい土地で新たな人間関係を築くことが難しいことも。転勤が多いと、どうしても新しい人々と交流する機会が増えますが、それが負担となる場合もあります。
やっと新しい交友関係を築けたときに、また次の転勤が決まってしまう可能性もありますよね。
転勤族との結婚が向いている女性とは?

逆に、転勤族との結婚が向いている女性もいます。以下のような女性にとって、転勤族との結婚はメリットが多いと言えます。
- 新しい土地を楽しめる
- 資格を持っている
- 専業主婦を希望している
転勤族と結婚する女性の中で、新しい土地を楽しめる女性にとっては、転勤は大きな魅力です。
新しい街に住むことや異なる地域で生活することにワクワク感を感じられるなら、転勤族との結婚は楽しみが多くなるでしょう。転勤が生活に変化を与え、マンネリ化を防ぎ、むしろ新たな刺激として捉えられることもあります。新しい土地での冒険を楽しむことができれば、転勤族との結婚生活が充実したものとなりますね。
転勤が多いと仕事を変えることもあるため、柔軟に働けるスキルや資格を持っていると大きな強みになります。看護師・保育士・介護士など、全国どこでも需要がある仕事の資格を持っている女性にとって、転勤族との結婚はメリットが大きいと言えますね。
さらに、転勤族の家庭では、妻が専業主婦として家庭を支えるケースも多いです。
収入が安定している転勤族の夫が働いているため、妻は専業主婦になる家庭が多く、女性は家事や育児に集中できます。そのため、転勤生活の中でも安定した生活を送りやすくなります。
転勤族と転勤がない方、どちらが人気?と考えると転勤がない方ですよね?
それは女性視点だと転勤族だとライバルが少ないということを意味します。つまり転勤がない方よりも少し高めのスペックの男性と結婚しやすいとうことではあります。転勤族というだけで選ばれていない男性もいるからです。
転勤族が婚活するときに注意すべきこと

転勤族が婚活を成功させるためには、いくつかのポイントに注意しましょう。転勤という特性をうまく活かし、相手と理解し合いながら進めることが大切です。
住宅の購入など長い目で将来を考えなければならない
転勤族と結婚する場合、住宅の購入については慎重に考える必要があります。
転勤があると、長く同じ場所に住むことが難しく、家を買ってもすぐに転勤で引っ越さなければならないこともあります。そのため、転勤が続く可能性があることを考えて、住宅購入のタイミングを見極めることが大切です。
転勤が続くなら、賃貸を選ぶことも一つの方法です。また、子どもがいる場合、転校を繰り返さなくて済むような工夫をしなければなりません。
どのような選択をするにしても、転勤後の生活をイメージし、家族全員が無理なく生活できる方法を考えることが重要です。
転勤するエリアをハッキリさせておく
転勤族が婚活する場合、転勤先がどこになるのかを早めに把握することが大切です。
転勤先のエリアによって、結婚後の生活が大きく変わるため、事前に転勤エリアをある程度予測しておかなければなりません。結婚相手にとっても重要な情報となり、結婚前にある程度転勤エリアについて知っておくと、結婚後の生活設計がしやすくなります。
予測が難しい場合もありますが、少なくとも転勤の範囲やおおよその予定エリアについては理解しておくと安心です。例えば、「転勤が多い」「将来的にはどのエリアにも転勤する可能性がある」といったことをお互いに確認しておくことで、結婚後の生活について考えやすくなりますよね。
結婚相談所なら転勤族でも効率的に婚活できる

転勤族との婚活には、さまざまな不安や悩みがある一方で、その特性を活かした強みもあります。
婚活を進める際には、転勤の影響をしっかりと考慮し、将来設計を立てることが大切です。転勤先を予測し、ライフプランをしっかり考えながら婚活を進めていきましょう。転勤族でも、安心して婚活を成功させる方法はありますよ!