こんにちは!アスマリのいおりです。
本記事では、結婚相談所の婚活カウンセラーである筆者が、結婚に迷う理由について詳しく解説します。
結婚を考えるとき、誰しも一度は迷いや不安を感じるものです。「本当にこの人と結婚していいのか?」「結婚生活がうまくいくか心配」といった悩みは、ごく自然なこと。しかし、これらの迷いを解消し、前向きに結婚を考えるためにはどうすればよいのでしょうか。
この記事では、結婚に迷う7つの理由を挙げ、それぞれの理由に対してどのように向き合うべきかを解説します。
結婚に迷うのはあなただけではない
結婚を考えたとき、多くの人が迷いや不安を感じます。周囲の人々が幸せそうに見える中で、なかなか踏み切れない自分に焦りを感じることもあるでしょう。
しかし、実はこの迷いを感じているのは、決してあなた一人ではありません。結婚は人生の大きな選択であり、その決断を下す前に悩むのは、多くの人が通る道です。
結婚に迷うのは自然なことであり、心の準備が整っていないのかもしれません。しかし、心の準備が整っていない理由は一つだけではなく、いくつもの要素が重なっている場合が多いのです。
自分だけが不安を抱えているのではないかと感じるかもしれませんが、まずはその気持ちをしっかりと理解し、受け入れることが重要です。自分の心の声を無視せず、じっくりと向き合うことが、迷いを乗り越える第一歩となります。
「本当に結婚するべき?」迷いを感じる7つの理由
結婚に迷いを感じる理由は人それぞれ。今回は7つの理由をご紹介します。なかには、自分の悩みにピンとくるものがあるかもしれません。
結婚後の生活を想像できていない
結婚を決める際、「結婚後の生活がどんなものになるのか」が想像できないと、不安や迷いを感じるのは当然ですよね。
結婚は単なる式を挙げることではなく、日々の生活を共にすることがメインです。仕事・家事・将来の計画・子どもについてなど、現実的な部分で具体的なイメージが湧かないと、結婚に対して踏み出す勇気が出ないことがあります。
経済的な不安がある
結婚を考える上で、多くの人が経済的な不安を抱えるのは避けられません。結婚後の生活には、住居費・食費・保険・教育費・将来の貯金など、さまざまな費用がかかります。
特に、お互いの収入や支出のバランスをどう取るか、生活費をどう分担するかといった現実的な問題が浮かび上がると、不安が募ることもあるでしょう。この場合、相手の収入に不安を感じることもありますが、自分の収入に自信を持てないこともあります。
相手との価値観の違いを感じる
結婚を考える際、パートナーとの価値観の違いが気になることがあります。
生活の中で、金銭感覚・時間の使い方・家庭や仕事に対する考え方など、さまざまな面で価値観が異なることはよくあることです。これらの違いが大きな問題に感じられると、結婚を迷う原因となります。
他にもっといい人がいるのでは…?と考えてしまう
結婚を考えるとき、「他にもっと自分に合った人がいるのではないか?」と不安になることがあります。
理想のパートナーを求める気持ちが強くなり、今の関係に対して疑問を抱くことも珍しくありません。特に、結婚という大きな決断を前にして、自分が選んだ相手が本当に最適なのか迷うのは、ごく自然なことです。
自分や相手の親との関係性に不安がある
結婚を考えるとき、相手の親との関係が不安材料になることがあります。結婚は二人だけの問題ではなく、家族同士の関係にも影響を与えますよね。
特に、親との関係がうまくいっていないと、結婚後の生活に影響を与えるのではないかと心配になることも。自分の親や相手の親との関係に不安があると、結婚を踏みとどまってしまうこともあるでしょう。
結婚の必要性に疑問を持ち始めた
結婚を考える中で、「本当に結婚は必要なのだろうか?」と疑問を抱くことがあります。
現代では、結婚しなくても充実した人生を送る人が増えており、結婚に対する価値観も多様化していますよね。特に、キャリアや自由なライフスタイルを重視する人は、結婚の必要性を感じられなくなってしまうことがあります。
大きな理由はないけれど迷っている
結婚を考える中で、「特に大きな理由があるわけではないけれど、どうしても迷ってしまう」ということもあります。
結婚は人生の大きな転機であり、漠然とした不安や、決断を下すことへの重圧が心の中で膨らむこともあるでしょう。大きな問題がない場合でも、未来の変化やこれからの生活に対する不安から、決断を躊躇してしまうことはよくあります。
迷いを断ち切る!結婚の決断をサポートするチェックリスト
迷いを乗り越えるためには、冷静に考え、整理することが大切です。そこで、気持ちを整理するためのチェックリストをご紹介します。
経済状況を確認する
結婚生活を始める前に、自分と相手の経済状況や金銭感覚を確認することが大切です。結婚後は、家賃や食費、光熱費に加えて、貯金や子どもの教育費など、さまざまなお金が必要になります。そのため、お互いの収入や支出、貯金額、借金の有無をしっかり話し合い、確認しておきましょう。
また、金銭感覚の違いも重要なポイントです。たとえば、お金を貯めることを重視する人と、使うことを楽しむ人では、意見が合わない場面が出てくることもあります。
普段の買い物の考え方や、将来どんなことにお金を使いたいかについて話し合うことで、後々のトラブルを避けやすくなります。
家族や友人関係を確認する
結婚は二人だけの問題ではなく、それぞれの家族や友人との関係が深く関わってきます。結婚後も家族や友人との付き合いが続くため、相手の家族や友人関係について理解しておくことは大切です。
たとえば、相手が家族とどれくらい頻繁に会っているのか、どんな関係性なのかを知ることで、結婚後の家族付き合いをイメージしやすくなります。また、友人との関係性についても、相手がどのような付き合い方をしているのかを確認しておくと、日常生活の中でのすれ違いを防ぎやすくなります。
さらに、将来的に家族との同居や介護が必要になる可能性についても話し合っておくことが大切です。同居する場合の具体的な生活スタイルや、介護が必要になった際の役割分担など、事前に確認しておくことで、結婚への不安感を軽減できます。
結婚生活のビジョンをはっきりさせる
どんな家庭を築きたいのか、どのような役割分担をするのか、二人の間で具体的なビジョンを共有することで、結婚後のすれ違いや不安を防げます。
特に、家事や育児に関する役割分担は、早い段階で話し合っておくべきポイントです。家事はどちらがどの程度分担するのか、育児において仕事との両立をどう図るのかなど、現実的な視点で計画を立てることが重要です。また、共働きや専業主婦・主夫など、将来の働き方についての価値観も確認しておくと良いでしょう。
さらに、休日の過ごし方や趣味、家族の行事に対する考え方など、日常生活に関わる具体的な話をすることで、お互いの価値観を深く理解できます。結婚生活のビジョンを二人でしっかり描くことで、より前向きに結婚への一歩を踏み出せるでしょう。
お互いを信頼し続けられるか
結婚生活で一番大切なものの一つが「信頼」です。愛情だけでなく、「この人を信じられる」と思える気持ちがあるかどうかが、長く安定した結婚生活を支える鍵になります。
もし「本当にこの人を信じ続けられるだろうか」と迷いを感じたら、その理由を整理してみましょう。不安な気持ちがあれば、相手に正直に伝えて話し合うことも大事です。お互いに信頼を深める努力を続ければ、どんな困難も一緒に乗り越えていけますよ。
お互いの短所を理解し合えるか
結婚生活では、お互いの良い面だけでなく、短所や欠点とも向き合う必要があります。結婚後は一緒に過ごす時間が長くなるため、相手の短所が気になる場面も増えてくるでしょう。
片付けが苦手、時間にルーズ、感情的になりやすいなど、人にはそれぞれ個性があります。これらを「許せない」と感じるか、「それもこの人の一部だ」と受け入れられるかが重要です。また、自分の短所についても相手に理解してもらう努力が必要です。完璧な人はいないからこそ、お互いに歩み寄る姿勢が大切ですね。
結婚の不安とどう向き合う?迷いを乗り越える3つのステップ
結婚に迷いを感じるときには、どのように行動すればよいのでしょうか。迷いを乗り越えるための3つのステップを解説します。
結婚に迷う理由を明確にする
結婚に迷っているときは、まずその迷いの理由を明確にすることが重要です。漠然とした不安や疑問を整理するために、自分自身に問いかけてみましょう。
「結婚して何が変わるのか」「どんな不安があるのか」と考え、迷いの原因をリストアップしてみると、迷う理由がハッキリします。
また、結婚生活を具体的に想像してみることも効果的です。生活スタイルや役割分担、将来の目標をイメージすることで、漠然とした不安が明確になり、解決策を考えやすくなります。
友人・家族・カウンセラーからアドバイスをもらう
結婚に迷っているときは、友人や家族、カウンセラーからアドバイスをもらうとよいでしょう。
身近な人たちはあなたをよく知っており、自分とは異なる視点で意見をくれることがあります。特に、家族や友人はあなたの気持ちに寄り添いながらアドバイスしてくれるので、安心感が得られますよ。
また、カウンセラーに相談すれば、問題を解決するための具体的なアドバイスをもらえます。いろいろな意見を聞くことで、自分の気持ちを整理し、迷いを乗り越える手助けになりますよ。
相手とよく話し合う
結婚に対する迷いや不安を解消するためには、相手としっかりと話し合うことが不可欠です。お互いの考えや価値観を共有することで、結婚に対するイメージが具体的に見えてきます。
心配していることや不安に思っていることを正直に伝えることで、理解し合い、解決策を一緒に考えられます。お互いの意見を尊重し、歩み寄る姿勢が、より良い結婚生活を築くための第一歩となりますよ。
まずは自分の気持ちと向き合うことが大切
結婚に迷うのは多くの人が経験することです。結婚は人生の大きな決断であり、さまざまな不安や迷いが生じるのは自然なことです。
迷いを乗り越えるためには、まず自分の不安や悩みを明確にし、冷静に整理する必要があります。その上で、友人や家族、カウンセラーに相談したり、相手としっかり話し合ったりすることが大切です。具体的な結婚生活を想像し、将来のビジョンや役割分担を確認することで、心の準備が整い、迷いを乗り越える一歩を踏み出せますよ。